ラブライブ×イナズマイレブン ~世界への挑戦~   作:松兄

13 / 213
新年明けましておめでとうございます。今年もマイペースに投稿していくので応援してくださると嬉しいです。

今年も宜しくお願いします。


第13話:[正義の鉄拳]の限界

 

 

 前半残り15分。イナズマジャパン1点差リードでネオジャパンボールのキックオフで試合再開。

 

 

ピィイイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

 するとボールを受け取ったネオジャパンMF、園田海未がドリブルで龍也にむかって突っ込んでくる。

 

 

MATCH UP!!

龍也 vs 海未

 

 

海未:「大海龍也ぁぁああっ!!」

 

龍也:「来い!!」

 

 龍也と園田は激しい攻防を繰り返す。園田がフェイントで抜きにかかれば、先読みで本命の方向に回り込む。

 ヒールで抜く素振りを見せれば半歩下がり、園田は完全に攻めあぐねていた。

 

海未:「くっ、やりますね………(全部読まれて先手で潰される……)」

 

龍也:「その程度か? もしそうなら高坂さんや矢澤さんの方がよほど上手いぜ?」

 

海未:「っ! その余裕を無くしてあげます!! [ウォーター……「今だ!!」 っ!?」

 

 園田が早まって技の発動モーションに入った瞬間、見せた隙を突いて、電光石火の早技でボールを奪った。

 

海未:「な!?」

 

 するとすぐさまDFの東條がディフェンスに入る。

 

 

MATCH UP!!

龍也 vs 希

 

 

希:「[フローズンスティール・改]!!」

 

 しかし、俺は相手の氷のスライディングをタイミングを合わせて回転突破(ルーレット)

 抜き去るとゴール前に居た豪炎寺の頭上にパスを出した。意図を理解した豪炎寺は、炎を纏って回転しながら跳躍直接(ダイレクト)で必殺ボレーシュートを放つ。

 

豪炎寺:「!! ナイスだ大海!! [爆熱…スクリューーーッ]!!!」

 

 豪炎寺の炎の必殺直蹴撃弾(ダイレクトシュート)が、ネオジャパンゴールに迫る。

 

英玲奈・牧屋・鳴上:「「「[真・無限の壁]!!」」」

 

 三人が構えると、巨大な城壁が出現。そこにぶつかった豪炎寺のシュートは、城壁にヒビを入れる。

 

統堂「ぐっ!!」

 

 ガカァアアッ バチィイイン!!

 

 豪炎寺のシュートは相手の技を破るには破ったが完全ではなく、クロスバーに直撃し跳ね返った。

 

龍也「奪う!!」

 

牧屋:「危ない!!」

 

 跳ね返ったボールはネオジャパンが抑え、ロングパスから前線の鹿角妹に渡った。

 

豪炎寺:(今の[爆熱スクリュー]では相手の技は破りきれない。もっとパワーがないと………)

 

 ボールを受け取った鹿角妹は駆け上がり、砂木沼、園田と共に3人でシュート体勢に入る。

 

鬼道「止めるぞ!!」

 

MATCH UP!!

鬼道 vs 理亞&砂木沼&海未

 

理亞「止められないわよ!! 砂木沼! 海未!」

 

海未・砂木沼「「おう(はい)!!」」

 

 理亞からのシュート性のキラーパスを砂木沼がコチラもキラーパスでリターン。

 それを理亞の肩を踏み台にした海未が跳躍。渾身のボレーシュートを放つ。

 

理亞・砂木沼・海未:「「「喰らえ(いなさい)!!! [真・トライアングルZ]!!」」」

 

 現在の木戸川清修高校の最高火力の必殺シュートがイナズマジャパンゴールを襲う。

 

円堂:「今度こそ……止める!!! [正義の鉄拳・G5]!!」

 

 思い切り振り上げた足を踏み込み右拳をつき出す円堂の動きのタイミングでオーラで構成された神々しい虹色の輝きを放つ巨大な拳が超高速回転しながら相手のシュートに激突し迎え撃つ。

 

ドゴォオォオォオオオォォォンッ!!

 

円堂:「ぐぐぐぅううっ………!!!」

 

 必死に耐える円堂だが、シュートの威力が勝り[正義の鉄拳]は粉砕された。

 

 バリィイイン!!

 

円堂:「ぐわぁああぁああっ!!?」

 

 そして相手のシュートはゴールネットに突き刺さった。

 

 

ピッ、ピィイイイーーーッ!!!

― 前半終了! ―

 

 

 そしてここで前半終了のホイッスル。2ー2でハーフタイムに入る。

 

立向居:「そんな……最終進化した円堂さんの究極奥義でも止められないなんて…………」

 

 

 う〜ん…………。

 

 

龍也:「監督、後半はキーパーを立向居に代えてください」

 

イナズマジャパン:『『『!?』』』

 

 驚くメンバーたち。けど、

 

龍也:「俺の見た感じ、無進化状態での素の威力が、[正義の鉄拳]より[ムゲン・ザ・ハンド]の方が強いです。恐らく段階の違いが二段階位なら、[ムゲン・ザ・ハンド]の方が止められる可能性が高いと思います」

 

風丸:「おい大海!? 何言ってるんだ!!」

 

 食って掛かる風丸。だが、

 

龍也:「より相手に対抗出来る可能性がある方を使うのは当然だろ?」

 

 俺の言葉に眉間にしわを寄せる雷門メンバー。けど、

 

円堂:「分かった………」

 

鬼道:「円堂!?」

 

 円堂が素直に交代を受け入れた事に驚く。

 

円堂:「悔しいけど大海の言う通りだ………今の俺じゃあ何点取られるか分からない」

 

豪炎寺:「円堂…………」

 

 円堂を見つめる雷門メンバー。試合は仲良しごっこじゃねぇんだよ……。

 

久遠:「よし。立向居、準備しろ」

 

立向居:「は、はい………」

 

 

 

 

MEMBER CHANGE!!!

 

イナズマジャパン

円堂 out → in 立向居

 

 

 

 

 

 そして後半戦。ネオジャパンボールのキックオフで後半戦開始だ。

 

 

ピィイイイイーーーッ!!!

― 後半開始!! ―

 

 

 

 ボールは砂木沼に渡る。

 

砂木沼:「ほう? キーパーを代えてきたか。控えのキーパーに我らの技が止められる物か!! 園田、鹿角!!」

 

 砂木沼からのシュート性のキラーパス。理亞がコチラもキラーパスでリターン。それを砂木沼の肩を踏み台にした海未が跳躍。渾身のボレーシュートを放つ。

 

理亞・砂木沼・海未:「「「[真・トライアングルZ]!!」」」

 

 ネオジャパンのロングシュートが立向居に迫る。すると立向居が必殺技の構えに入りシュートを迎え撃つ。

 両手にオーラを纏い、大きな円を描くように頭上へと挙げていき手を合わせる。

 すると立向井の背後に、千手観音のようなオーラで構成された無数の手が出現。

 

 それが一気にシュートへ向かう。

 

立向居:「[ムゲン・ザ・ハンド・G4]!!」

 

 ギュウゥウウンッ ガシ ガシ ガシ ガシ バシィイイッ!!

 

 無数の手が次々とシュートに掴みかかり、最後の手が押さえつけた瞬間、シュートは立向居の手の中で停止した。

 

砂木沼:「何!! 止めただと!?」

 

立向居:(何だろう? やけにあっさり止められた………こんなシュートを円堂さんは止められなかったのか?)

 

果南:「立向居くん! こっち!!」

 

立向居:「松浦さん!!」

 

 立向居からのゴールキック。ボールは果南に飛ぶ。

 

果南:「ホッ、ナイスパス!! (さてと……龍也はマークが激しい。なら……)豪炎寺君!!」

 

 パスは豪炎寺に飛んだ。相手は[爆熱スクリュー]では最終進化した[無限の壁]を破りきれないと踏んでいるためボールはロングでフリーの豪炎寺の頭上に。

 

英玲奈:「来い!!」

 

豪炎寺:「行くぞ!!」

 

 豪炎寺は再び直接(ダイレクト)で、現時点での己の最強シュート、[爆熱スクリュー]の体勢に入る。

 しかしここで全員異変に気付いた。先程の[爆熱スクリュー]の時よりも回転量も熱量も激しいのだ。

 

豪炎寺:「喰らえぇええっ!! [爆熱・・スクリューーーッ・改]!!」

 

ドゴォオォオォオオオォォォンッ!!!

 

英玲奈「"改"だと!? 牧屋!鳴上!!」

 

英玲奈・牧屋・鳴上:「「「[真・無限の壁]!!」」」

 

 進化し技の威力が増した豪炎寺の必殺直蹴撃弾(ダイレクトシュート)に、またしても日本最強のディフェンスと言われる千羽山高校のキーパー技が立ち塞がる。しかし………、

 

 ゴォオオオ ドッガァァアアン!!

 

英玲奈・鳴神・牧屋「「「うわぁぁぁぁっ!!???」」」

 

 豪炎寺の進化したシュートは、相手の技に当たった瞬間粉々に破砕し、ゴールに突き刺さった。

 

 

 

GOOOAL!!!

イナズマジャパン 3 ー 2 ネオジャパン

 

 

 

豪炎寺:「よし!!」グッ!!

 

 豪炎寺の渾身のガッツポーズ。珍しいな。

 

円堂:「やった!! さすが豪炎寺!!」

 

 ネオジャパンボールで試合再開。

 

 

ピィイイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

 パスを繋いで攻め上がってくるネオジャパン。

 砂木沼からのパスは、コチラのディフェンスの隙を突いてスルーパスで走り込んできていた幽谷へ。

 

幽谷:「くそっ!! [リフレクトバスター・V2]!!」

 

 相手がシュートモーションに入るとフィールドの地面の一部が塊となり複数浮かび上がる。

 そしてその塊に向かってシュート。すると塊に当たったボールが跳ね返り、別の塊に当たり跳ね返り反射反射を繰り返す。

 あれではいつどこからどんな軌道でシュートが飛んで来るか分からない。

 

 ドガアアン!!

 

 シュートが飛んできた。[ムゲン・ザ・ハンド]ではモーションが長くて間に合わない。しかし……

 

立向居:「止める!! [真・マジン・ザ・ハンド]!!」

 

 立向居の背後に力強い青色の魔神が現る。右腕を突き出し、シュートをがっちりワンハンドキャッチした。

 

 

 

イナズマジャパン 3 ー 2 ネオジャパン

 

― 続く ―




感想・評価宜しくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。