ラブライブ×イナズマイレブン ~世界への挑戦~   作:松兄

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After story:予選リーグ2戦目に向けて

ベトナム戦に勝利した翌日、俺たちは2日後のオーストラリア戦に向けて練習に励んでいた。

 

ツバサ「行くわよ果南!!」

 

果南「抜かせないよっ!!」

 

今はそれぞれ個別で練習をしており、果南とツバサが勝負している。

 

監督「松浦と大海をどこで使うかな……」

 

コーチ「確かに、ベトナム戦で凄く動きが良かったですもんね。シュートの破壊力も抜群だし……」

 

監督「ああ………」

 

監督とコーチは次の試合で誰を先発させるか、どのタイミングで切り札を投入するかを考えていた。

 

円堂「来い大海!!」

 

龍也「行くぞ円堂!」ドッゴォオオオンッ!!

 

龍也のノーマルシュートがゴール左下に凄まじい勢いで飛んでいく。

円堂も反応はしたものの、あまりのスピードに一瞬遅れてしまい、シュートはゴールネットに突き刺さった。

 

円堂「あ〜っ!! くっそ!!、もう一回だ!!」

 

龍也「相変わらず負けず嫌いだな……」

 

堂峯「次は俺の番だ。行くぞ!!」

 

円堂「お願いします!!」

 

堂峯さんのシュートがゴールの右上隅に飛んでいく。円堂も何とか反応し跳躍するが、コーナーギリギリに狙いをつけられたボールは円堂の手の僅か数センチ先を通りゴールネットに吸い込まれた。

 

 

 

豪炎寺「流石堂峯さんだ……」

 

吹雪「うん。ノーマルシュートの威力からもう僕たちとは違う。大海くんが同じくらいだろうけど……」

 

にこ「負けてられないわ!!」

 

三河「おい、行くぞ!!」

 

にこ「っ! お願いします!!」

 

三河さんがにこにドリブルを仕掛ける。にこは半身の姿勢を取ってディフェンスを掛けるが、不規則なドリブルリズムにやり辛そうだ。

 

にこ(何このドリブル? 凄くディフェンスし辛い……)

 

三河(…………)クンッ!

 

にこ(しまっ!?)

 

細かな崩しからの急な切り返しに反応が遅れ、にこは抜かれてしまった。

 

三河「ディフェンスが甘いぞ!! 崩しをされてもできる限り自分の体勢を崩さなくて済むように身体運びも考えてやるんだ」

 

にこ「はいっ!!」

 

鬼道「あのドリブル技術……この大会の間に修得してやる」

 

不動「三河さんから技術を見て盗むか。俺もやってみようかね」

 

 

 

 

東野・吉川「「行くぞ?」」

 

聖良・綱海「「お願いしますっ!!」」

 

2対2の練習、まずは東野さんのドリブルに対して聖良さんがディフェンスに入る。綱海は吉川さんのマークを続けながら、裏への飛び出しを警戒する。

 

綱海(東野さんは……)チラッ

 

ボールを持つ東野さんの位置を確認する綱海。この瞬間、

 

吉川(ここだっ!!)ダッ!

 

吉川さんが綱海の背後に小さくダイアゴナルランを仕掛る。その瞬間パスを出した東野さん。パスボールは聖良と綱海の間を転がりゴール正面で吉川さんに。

 

吉川「貰った!!」ドガァアアッ!

 

吉川さんのシュートがゴール右下に進む。しかし、

 

立向居「させるかっ!!」バシッ!

 

これはなんとか立向居がキャッチした。キーパーが止めてくれたから良いような物の危なかった。

 

東野「ディフェンスしっかり声を掛け合え! 連携できないディフェンスなんか怖くもなんとも無いぞ!!」

 

綱海「はい!!」

 

聖良「スミマセン! 次注意します!!」

 

 

 

日本代表の練習は、現役の代表の5人が監督が選んだ新世代の代表を指導して鍛えるという様な感じになっていた。

 

コーチ「しかし、やはりまだ円堂たちは先発では出せないですね」

 

監督「ああ、まだ見て学ぶ段階だと思うが……、実践よりも優れた練習は無い事も事実だからな。賭けだが次のオーストラリア戦、円堂をGK、DMFに矢澤、FWに綺羅を先発してみようと思う。勿論危なくなったらすぐに代えるが……」

 

コーチ「そうですね。良いと思います……あっ監督、終了時間です」

 

監督「そうか……全員そこまで!! 今日の練習は終了だ!!」

 

その声で皆の動きが止まり、選手は監督のもとに集まる。中には「疲れた〜っ!」と、伸びをしている者もいる。

 

監督「明後日はオーストラリア戦だ。よって、明日はオーストラリアの試合ビデオを観るので朝9時にミーティングルームに来るように。では解散!!」

 

日本代表『ありがとうございました!!』

 

そして俺たちは練習に使った用具の後片付けを始める。新人はこういう仕事もあるからな……。

 

そして用具を片付け終わったあとシャワーを浴びて夕食の時間。食堂で俺が刺し身定食を食べていると……

 

果南「隣良いかなん?」

 

龍也「もちろん。座れよ」

 

果南が「えへへ」とハニカミながら龍也の隣に座る。果南はやはり焼き魚を注文した様だ。

 

龍也「果南、練習キツくないか?」

 

果南「う〜ん、確かに沼津の練習よりはハードだけど……それでも私には軽いかな?」

 

龍也「流石体力オバケ……まぁ俺もそこまで疲れて無いんだけどさ?」

 

多分、俺たちが異常なんだと思う。

 

果南「………ねぇ? 後でロビーで話さない? 大会中はそれぞれの部屋に行けないからさぁ……」

 

龍也「ん、良いぞ?」

 

龍也が返答すると果南は「やった!」と小さく呟き、急いて食事を平らげて、

 

果南「じゃあ、8時ね?」

 

と、言い残し行ってしまった。カワイイ奴め。

 

そして食事を終え、約束の8時。龍也がロビーに行くと既に果南がソファーに座って待っていた。

 

果南「時間ピッタリだね?」

 

龍也「おう……」

 

龍也が果南の隣に腰掛ける。お互いに話題が出ないが、どちらがともなく、

 

スッ

 

お互いの手が重なり合う。果南と龍也はお互いに見つめ合うと照れ笑いする。

 

果南「えへへ……/// ダメだなぁ…、私……///「ん?」ハグッ!!」

 

龍也「おわっ!?」

 

果南にソファーに押し倒される龍也。果南は龍也の胸に顔を埋めて身体をギュ~っと抱きしめる。

 

龍也「果南……」ナデナデ

 

龍也は倒されながら、果南の頭を撫でて優しく果南を呼ぶ。

 

果南「……名残惜しいけど、あまり長く部屋を空けると怪しまれると悪いし…ね?」

 

龍也「ん…チュッ」

 

果南と龍也はキスしてお互いの温もりを感じ合い、数秒の後離れ、部屋に戻った。

 

果南・龍也((今日はよく眠れそう(だな)!!))

 

そんなことを二人して考えていたのを、お互いに知る由もなかった。

 

 

ー 続く ー




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