ラブライブ×イナズマイレブン ~世界への挑戦~   作:松兄

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After story:vsオーストラリア 試合終了

オーストラリアが日本に必死に食らいつき、4ー3と点差を1点に戻す。

 

オーシャン「よし! 良くやったジョーズ!!」

 

ジョーズ「はい!!」

 

オーシャン「もう2点とって絶対勝つぞ!!」

 

オーストラリア『おう!!』

 

一方、点を取られた日本代表は、

 

権代「悪い……」

 

吉川「いや、俺たちこそスマンな……。にしても、」

 

三河「ああ……あのフォワード(ジョーズ)、なんて瞬発力してんだよ……」

 

風丸「切り替えてもう1点取るしか無いですね」

 

果南「うん。絶対に勝つよ!!」

日本『おう!!』

 

にこ「…………………」

 

龍也「ん、どうしたにこ?」

 

にこ「何でも無いわ……」

 

そして日本のキックオフから試合再開。ボールは果南に渡る。そこにオーストラリアディフェンスが2人で潰しに掛かる。

 

アングル「ドルフィン! 何としても止めるぞ!!」

 

ドルフィン「はい!!」

 

一気にプレスを掛けるオーストラリア。しかし果南は安全な間合い(セーフティゾーン)の内に一気に仕掛る。

 

果南「弾き(チョップ)フェイント!!」

 

バチッ!ギュンッ!! バチッ!ギュンッ!!

 

果南が弾き(チョップ)フェイントを連打しつつ、鋭角突進(イナズマドリブル)で突き進む。

 

果南はオーストラリアの包囲網を突破。ゴール前に躍り出る。

 

 

王将『松浦抜け出した!! 狙うか!?』

 

 

果南「当然狙うよ!!」ドガァアァアアアッ!!

 

果南のシュートがオーストラリアのゴール右上隅に突き進む。しかしディフェンダーのビーチが跳躍頭突(ダイビングヘッド)でクリアする。

 

ドルフィン「こぼれ球!! っ!?」

 

しかしボールは運悪く龍也の方へと転がる。オーストラリアの絶体絶命のピンチだ。

 

龍也「貰った!!「させるかっ!!」っ!!」

 

オーシャン「奪取(ジャッカル)!!」ドガァアァアアアッ!!

 

主将(キャプテン)の気迫の籠もった背肩奪取(ショルダーチャージ)でボールを奪ったオーストラリア。ボールを一気に前線に蹴り出す。

 

オーシャン「行けぇエエエっ!!」

 

ドガァアァアアアッ!!!

 

一気に前線へと飛ぶボール。ボールはサイドを駆け上がったフライに渡り、そのまま右サイドを駆け上がる。

 

鬼道「行かせるかっ!!」

 

しかしすかさず鬼道がディフェンスに入るが、

 

ケイン「フライこっち!!」

 

ハミラス「逆もいるぞ!!」

 

両脇から味方が駆け上がる。そちらに意識を割かれた鬼道は、フライの反応(リアクション)に対応が遅れてしまった。

 

フライ「ケイン!!」パスッ!

 

ケインにショートパスを繋ぎ、受け取ったケインは自慢の俊足で駆け上がる。三河さんがすぐに止めに入るが、

 

ケイン ザッ、クルッ「行けっ!!」ドガァアァアアアッ!!

 

ケインは急停止して切り返し、右足の外回転(アウトサイドスピン)クロスを上げる。中に入りながらも、ゴールの方へと向かってくるボールに、日本も対応する。

 

権代「中!! ハミラスとジョーズを警戒しろ!!」

 

中に入ってきたのは2人。だが、

 

権代「(? デカ過ぎる! っ!!)逆サイド! アングルがフリーだ!!」

 

日本『っ!?』

 

気づいたときにはもう遅かった。クロスボールに併せたアングルの直蹴撃弾(ダイレクトシュート)が、日本の隙を突いてゴールに突き刺さった。

 

 

王将『ゴォオオオォオオオオルッ!! 入ってしまった!! オーストラリア同点ゴール!!』

 

オーストラリア『よぉおおおしっ!!』

 

オーストラリアの空気(チームボルテージ)は最高潮だ。どうする?

 

龍也「スミマセン……俺の一歩目がもう少し早ければ決められてた……」

 

吉川「いや、ディフェンスも完全に油断してた。あそこでフリーになるやつを作らなければ防げてた」

 

三河「とにかく時間は後少しだ。もう1点取って勝つぞ!!」

 

日本『はい(おう)!!』

 

次の1点を決めた方がこの試合の勝者なのは誰が見ても明らかだった。

 

ピィイイイーーーッ!!

 

そして審判の笛と共に試合再開。ボールは鬼道に渡り、ドリブルで攻め上がる。

 

フライ「行かせるかっ!![超・スプラッシュカット]!!」

 

フライの放った衝撃波が鬼道に迫る。

 

鬼道「大海!!」

 

龍也「おう!!」

 

ここで龍也が走る。そして鬼道とボールを挟み込む様に思い切り蹴り合う。

 

龍也・鬼道「「[キラーフィールズ・S]!!」」ドッゴォオオオンッ!!

 

二人蹴りで生まれた衝撃波に呑まれ[スプラッシュカット]は霧散。そのまま鬼道はドリブルで上がる。

 

にこ「っ!!」ダッ!!

 

ドリブルで上がる鬼道。そして龍也にパスを出す。

 

龍也「よし、「お前にだけは撃たせるか!!」っ!!」

 

オーシャンとドルフィンのダブルディフェンス。くっ、凄ぇ圧力!!

 

しかし中々取れない事に焦ったオーストラリアはディフェンスのビーチがカバーに走ってきた。

 

龍也「(っ!!)吹雪!!」

 

龍也は吹雪にパス。だが、

 

コール・アクア「「貰った!!」」

 

2人で挟み込むように競り合うオーストラリア。ヤバい!!

 

するとここに、

 

にこ「吹雪こっち!!」

 

吹雪「っ! 矢澤さん!!」パスッ!

 

吹雪はヘディングでにこにボールを落とす。だが、

 

ドルフィン「トラップしたところを取ってやる!!」

 

アングル「貰った!!」

 

二人が左右から滑り込むようにボールを狙ってくる。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

にこ(…私はFFIで世界一になってから、少し慢心してしまっていた。プロになっても日本リーグなら充分通用したし、負けることもあったけどそこそこ戦えてた。けど、)

 

実況『試合終了!! ライバス磐田3ー0で敗北!!』

 

にこ(去年、初めて交流戦で海外のチームと戦って負けてレベル差を知って、これがプロの世界なんだと…私は井の中の蛙だったんだって知った。高校生の世界一なんて、プロにとってはお遊びみたいな物。だったら、ここで世界に私の名前を刻んでやる!!)

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

オーストラリアのディフェンスが迫る。するとにこは、

 

にこ(瞬間吸収(しゅんかんきゅうしゅう))ピタッ!

 

ドルフィン「っ!?」

 

にこはトラップして足の上でピタリとボールの勢いを殺して止めてドルフィンを躱した。からの、

 

にこ(叩弾球上(タップリフト)

 

そしてボールを足の上に固定したまま後に振り上げてボールが落ちた所を叩きつけ、て二人目も躱す。

 

にこ(跳躍回転(ジャンピンターン)!!)

 

そして身体を捻って回転しながら跳躍し、

 

にこ「(世界よ見なさい!!)私が矢澤にこよ!!」ドガァアァアアアッ!!

 

にこの反転ボレーシュートが炸裂。ボールは一直線にオーストラリアのゴール左上に向かい、

 

ジンベイ「くっ、くそぉおおおっ!!」バッ!!

 

ジンベイが腕を伸ばして必死の勢いで跳躍する。だが、ボールはキーパーの手の僅か数センチ先を通過し、ゴールに突き刺さった!!

 

にこ「うらぁあぁああぁあああっ!!!!」

 

にこが吠える。メンバーもにこの元に次々と集まり喜びを爆発させる。

 

王将『ゴォオオオォオオオオルッ!! 矢澤にこの反転ボレーシュートで、日本勝ち越しゴォオオオォオオオオルッ!! しかし何でしょう今のテクニックは!! 日本にこれほどのトラップテクニックを持つ選手が存在したとはぁっ!!』

 

会場は一気に大歓声に包まれる。オーストラリアもすぐにリスタートして取り返しにかかる。

 

オーシャン「まだだ!! 行くぞ!!」

 

そして、オーストラリアがボールを蹴った瞬間、

 

ピッ、ピッ、ピィイイイーーーッ!!!

 

王将『ここで試合終了のホイッスル!! 5ー4で、日本代表の勝利!!日本2連勝だぁああっ!!』

 

ドルフィン「くそっ……」

 

オーシャン「敗けたか……」

 

審判「5ー4で日本! 礼!!」

 

日本・オーストラリア『『ありがとうございました!!』』

 

そして、オーストラリアは退場していった。

 

果南「はぁ、滅茶苦茶疲れる試合だったね……」

 

龍也「ああ……次にやるときは、下手したら負けるのは俺たちかもな」

 

にこ「何言ってんの! 次も勝つわよ!!」

 

 

日本、2戦2勝0敗0分

 

ー 続く ー

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