オーストラリア戦に勝利し、予選開幕2連勝の龍也たち日本代表。次の相手は中東の国、イラク代表に決まり、練習を続ける日本代表の面々。イラク戦を明後日に控えた練習後……
佐久間「俺、試合に出られるのかな……」
鬼道「大丈夫だ。お前の実力ならいずれ必ず必要になるときがくる」
佐久間「鬼道………」
すると、
森島「佐久間、鬼道、ちょっと監督室に来てくれ!!」
話をしていた2人が監督に呼ばれついて行き監督室に入る。すると早速監督が本題を話し始める。
森島「よし。本題を話すが、明後日のイラク戦、佐久間……出ろ。ただし、センターバックでだ」
鬼道・佐久間「「!?」」
驚く2人。なぜなら……
佐久間「俺がセンターバックですか? でも、俺のポジションは……」
そう。佐久間のポジションはフォワード。攻めと守りで役割が正反対なのだ。
森島「分かってる。だが、俺はお前の視野の広さとその頭脳はディフェンスでこそ活きると思っている。鬼道、お前はイラク戦ボランチで出す。2人のコートビジョンと視野の広さを組み合わせて、中盤を支配しろ」
顔を見合わせる2人。答えは……
佐久間「はい! 分かりました!!」
鬼道「期待に応えられるよう精一杯やらせてもらいます」
森島「ありがとう、話は以上だ」
二人は「失礼しました」と監督室を出る。
佐久間「まさか俺がディフェンスなんてな……」
鬼道「いや、正直に言うと俺も学生時代に少し考えたことがある。だが、ディフェンスに優秀なやつが多かったから攻めの力もあるお前はフォワードに置いていたんだが、お前の頭脳と視野の広さは確かに高レベルだ。監督の判断は正しいかもしれない」
佐久間「鬼道……」
鬼道「だが初めてのディフェンダーだ。ミスすることもあるだろうが……その時は俺たちがフォローする。思いっきりやれ」
佐久間「っ、ああ!!」
ー 次の日 ー
森島「明日のイラク戦に出場するメンバーを発表する。今日はそのメンバーの連携練習なので呼ばれなかったメンバーは自身も出られるようにすり合わせをしつつ相手を頼む」
日本『はい!!』
森島「それでは発表する!!」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
果南「にこちゃん!!」パスッ!
果南がにこにパスを出す。
綱海「行かせるかっ!!」
綱海が足から滑り込んでカットに入るが、
にこ(瞬間吸収!!)ピタッ
にこがトラップでボールの勢いを完全に殺して勢い余った綱海を躱す。そして後ろ足でボールを叩きつけ、
にこ「
立向居「くっ!!」
しかし、咄嗟の事に反応できなかった立向居の脇を素通りし、ボールはゴールに突き刺さった。
にこ「よっし!!」
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
堂峯「松浦!!」
果南「よっと!!「行かせないぜ!」「止める!」不動くん、ツバサさん!!」
不動とツバサの2人が連携してプレスを掛ける。
果南「
バチッギュンッ バチッギュンッ!!
しかし果南は
果南「龍也!!」ドガアッ!
果南から龍也への
龍也「ナイスッ!!」バッ!!
龍也は果南のセンタリングに合わせて跳躍し
龍也「〈
凄まじい勢いで飛びながらディフェンスの頭上を越えて急降下してくるシュート。
権代さんは腕を伸ばして跳躍するが届かず、ボールはゴールに突き刺さった。
龍也「おっしゃぁあぁあああっ!!」
これを見ていたメンバーは、
堂峯「マジかよ……」
三河「嘘だろ? ボレーで
そしてその日の練習が終了。次の日、イラク戦の当日を迎えた。
ー 続く ー
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