今日はいよいよ韓国戦当日。会場となる磐田スタジアムには大勢の日本サポーター、そして韓国サポーターが詰め掛けていた。
王将「日本と韓国の皆さんお待たせいたしました! これより、アメリカW杯アジア地区予選第4戦、日本対韓国の試合が始まります!!」
解説「日本と韓国は同じアジア地区で長年のライバル同士。既に観客席でもサポーターの応援合戦が繰り広げられていますね!」
そう。観客席では、既に日本の応援団と韓国の応援団が旗を振りながら応援合戦を繰り広げている。
試合が始まったら、益々ヒートアップしそうだ。
王将「さぁ、両チームスターティングメンバーの発表です!!」
韓国
GK ジョンス
DF ドヒョン ヨナク ヨンハ ソクン
DMF チャンスゥ
OMF ゴンウ アフロディ ハオ
FW ソンチュン ウンビョク
日本
FW 龍也 豪炎寺
OMF 堂峯 果南 にこ
DMF 鬼道 不動
DF 吹雪 聖良 風丸
GK 立向居
両チームスターティングメンバーが発表され、試合前の国家斉唱、チーム同士・審判団への挨拶を終え、フィールドの持ち場に立つ。
韓国ボールから試合開始だ。
そして審判が時計を見て笛を口に持って来て右手を上に挙げる。
ピィイイイーーーッ!!
審判の試合開始のホイッスルが鳴り、韓国ボールから試合が始まる。
ボールはチャンスゥに渡り、ドリブルで攻め上がってくる。
龍也「豪炎寺! 囲んで奪うぞ!」
豪炎寺「分かった!」
日本はFWの二人が前線から連携してプレスを掛ける。流石にこれはチャンスゥはパスを選択。
ボールはゴンウに渡る。
堂峯「行かせるかっ!」
堂峯さんが直ぐにゴンウに対してプレッシング。しかしここで相手は必殺技を使用した。
ゴンウ「[超・フレイムベール]!!」
ボン!ボンボン! ボォァアアアッ!!
ゴンウが空中からボールを地面に蹴り込むとその場から火柱が発生。堂峯さんに迫って行きふっ飛ばして突破した。
堂峯「ッ!! やるな!」
ゴンウ「ソンチュン!!」
ここでボールはFWのソンチュンへ。すかさず鬼道がマークに着く。
ソンチュン(っ! 抜くのは無理か……?)
そこは流石の鬼道。抜かれないことを徹底し、適切な間合いを保つディフェンス。相手は完全に攻めあぐねていた。
アフロディ「こっちだ!!」
そこへアフロディが脇からゴール前へと走る。すかさずパスを出すソンチュン。
アフロディ「まずは1点頂くよ!!」
アフロディがシュート体勢に入ると、アフロディの背に金色の天使の様な翼が顕現し、ボールとともに上空へと飛翔する。そしてボールが黄金色の雷に包まれると、それを身を翻し、思い切り踵落としで叩きつけた。
アフロディ「[ゴッドブレイク・Gx]!!」
以前とは比べ物にならないアフロディのシュート。個人の素の実力が上がっている為、FFIの時の[カオスブレイク]よりもパワーが出ている。
聖良「通しません! [絶・スノーマウンテン]!!」ガキィイイインッ!!
しかし聖良がシュートブロックを挟む。雪山の冷気がシュートのオーラを凍結し、その後に物理的なブロックが入る。
しかし、
ピシッ、ピシピシ……ッ!!
次第に雪山に亀裂が入って行き、
バギャァアァアアァアアアンッ!!
雪山は音を立てて崩れ去り、シュートは尚も突き進む。しかしかなりパワーは奪えた筈だ。
立向居「よし、これなら!! ハァあぁあああっ!!」
立向居の周りに[魔王・ザ・ハンド]の暗黒のオーラが集まる。しかし立向居は更にオーラの量を上げて出力を跳ね上げる。
立向居「止めるっ!!」バシイッ!!
しかしオーラはオーラのままで身体を包むように展開された。俺にも分かる。あれでは折角のパワーが垂れ流されておりエネルギー効率にムダだらけだ。
立向居「ぐぅうううっ!!」
立向居も思ったよりも力が入らないのか徐々に押されていく。
吹雪「不味い!」ダッ!
立向居も必死に耐えるが、
立向居「ぐっ、うぁあぁああっ?!」バチィンッ!
立向居は弾かれてしまい、ボールはそのままゴールに……
吹雪「させるかっ!!」ドカァッ!!
しかしここで立向居が止めきれないと判断しゴールに走っていた吹雪が入る寸前でナイスクリア。
ボールを前線に向けて蹴り飛ばす。
果南「よっと! 吹雪くんナイス!!」
ボールを受け取った果南はドリブルで攻め上がる。すると、
ハオ・チャンスゥ「「!!」」ピタッ!
韓国は2人掛かりで止めに来た。"弾きフェイント"で抜くには、いかんせん相手の位置取りが巧い。無理に抜けば逆に取られるだろう。
果南「なら……にこちゃん!」パスッ!
ここで果南はパスを選択。にこにボールが渡る。が、
アフロディ・ウンビョク「「……」」ピタッ!
しかし同様に二人で止めに入る。しかもまたさっきと状況が変らない。
にこ「っ!! こっちもダメ!!」パスッ!
ここでにこは鬼道にボールを下げる。
鬼道はドリブルではなくパスを使って組み立てようとする。
や
鬼道「松浦!」
果南「っ! 豪炎寺くん!」
豪炎寺「矢澤!!」
右ラインの三人がトライアングルを形成。パスを繋ぎながら攻め上がっていく。
すると、
ススッ……
韓国ディフェンスはコチラの選手と距離を取り始めパスカットを狙う動き。下手にパスは出せなくなった。
にこ「チャンス! ……ッ!」
しかし距離を取ったディフェンスとは別働隊のディフェンスが2人にこを阻む。
にこ「あ〜もう! 鬱陶しい!!」
するとにこは必殺技で強引に抜きに掛かる。
にこ「[絶・スーパーエラシコ]!!」
韓国ディフェンスを突破したにこ。が、
ソクン「[地走り火炎]!!」
必殺技発動直後の無防備な隙を狙い、韓国の必殺技が襲いかかり、ボールを奪われてしまった。
コイツラの動き………っ!! そうか!!
龍也「皆! コイツラのディフェンスは"
鬼道「っ!! やはりか!!」
不動「だが、だとすると厄介だぞ?」
今の日本に、このチームディフェンスを破れる選手は……恐らくアイツしかいない。
ソクン「チャンスゥ!!」
ソクンからチャンスゥへとパスが飛ぶ。
龍也「させるかっ!!」バチッ!
しかし前線から戻った龍也が空中でカットする。そのまま着地して攻め上がろうとする。
ヨナク「行かせんっ!!」バチッ!
しかし着地の瞬間を狙いヨナクがスライディングでボールを弾き、ボールはラインを割って外に出る。
チャンスゥ「アナタは最重要警戒に決まっているでしょう? 以前の教訓は徹底させていただきますよ!」
くそっ………! この試合、下手すりゃあ1点も取れないなんてこともあり得るぞ……。
ー 続く ー
8ウェーブ:過去に月刊コロコロコミックの"ひでまるthe soccer boy"という漫画にでていたオリジナル戦術です。大会1回戦で相手チームが使っていたディフェンスフォーメーションでその大会が始まったのも11だったか12話辺りなのでもしも漫画を持っていた方は思い出せるかも。
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