韓国戦を何とか引き分けに持ち込んだ日本代表。次はカタールとの試合になる。そしてその後のサウジアラビア戦が最終戦となる。
韓国戦の反省を踏まえて、今日は俺たちはチームの連携練習を主体でやっていた。
ツバサ「果南!!」パスッ!!
果南「ツバサさんナイス!! ハァアァアアッ!!」ドガァッ!!
果南のシュートがゴールネットに吸い込まれ、ひとまず休憩時間になった。
龍也「ふぅ……「はい龍也!」あぁ、ありがとう果南」
果南からドリンクを受け取り口の中を潤す龍也。
にこ「そういえばこの後の話だと何かあるのよね?」
龍也「あぁ、監督はそう言ってたな……」
すると、
ドガァアァアアァアアアッ!!
日本代表『!?』
突然どこからともなく龍也に向けてすごい勢いでボールが飛んできた。
龍也「っ!!」ドガァアァアアッ!!
龍也が咄嗟にそのボールを蹴り返すと人影が1つ跳躍し、ボールを地面に叩きつけた。その衝撃で、フィールドに砂煙が舞う。
果南「ゲホッゲホッ……何っ!?」
そして砂煙が晴れると、
龍也「あぁーーーっ!!」
そこには、FFIで共に戦った仲間たちや、プロリーグに進まなかった故に代表には呼ばれなかった者。しかし間違いなく実力は日本でもトップクラスの選手たちが勢ぞろいしていた。
穂乃果「やっほ! 久し振りの挨拶、どうだったかな?」
龍也「穂乃果!! 園田に南!」
果南「千歌に、曜、ダイヤに善子ちゃんも!!」
にこ「凛もいるわよ!! それに希も!!」
ツバサ「あんじゅに英玲奈まで!!」
果南「何で皆が……「私が呼んだんだ」監督?」
そして、監督から説明がされる。
森島「今後の戦いに備えて、彼女たちの中から追加招集メンバーを決定する」
日本代表『?!』
ウソだろ……? それってつまり!!
果南「また、世界の舞台で曜や千歌たちと一緒に戦えるかもしれないってこと!?」
俺たちの中の大多数が喜ぶ中、吉川さんや三河さんたちは……、
三河「監督! 彼女たちはプロの選手じゃないんてすよね!! なのに何故?」
森島「何も考えてない訳じゃない。今の日本のサッカーに足りない力を持った選手たちを集めた。それだけだ」
吉川「しかし、プロの舞台で頑張ってる選手たちがなんというか……」
森島「それは大丈夫だ。お前たちの知らないところで彼女たちと日本の全プロチームで試合を行っていた。もちろんお前たちの所属チームともだ。その結果、彼女たちは1点も取られずに全勝だ。納得するしか無いだろう?」
堂峯・東野「「!?」」
なるほど、力づくで認めさせた訳ね。まぁ実力を示すのが一番手っ取り早いか。
(ってか、レイジさんや春咲たち負けたんだ……)
森島「そして今日は彼女たちとお前たちで今後の試合に向けての調整試合を行う。彼女たちにとっては追加招集メンバーに選ばれるための選考試合となる。全力で挑むように」
日本代表・女子『『(は、)はい!!』』
森島「それでは試合は20分後に行う。各自準備をしておくように」
そして監督は建物の中に戻っていった。
穂乃果「えへへ、ビックリした!?」
にこ「そりゃあ驚くわよ……けど、楽しみでもあるわ!!」
龍也「だな!!」
鬼道「実力は鈍ってないんだろうな?」
あんじゅ「何言ってるの? もっと進化してるに決まってるじゃない?」
英玲奈「プロの道には進まなかったが、練習は続けてたからな」
果南「そっか!!」
円堂「またお前らとやれるかもしれないなんて嬉しいぜ!! 負けないからな!!」
千歌「私達だって負けないよ!!」
曜「私達の成長を見るであります!!」
ダイヤ「果南さん、負けませんわよ!!」
果南「臨むところ!! ところで鞠莉は?」
希「ああ……鞠莉ちはイタリア、エリチはロシアの代表に呼ばれたみたいやよ?」
FFIメンバー『は!?』
これは、これから激戦の予感がする……。
ー 続く ー
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