カタールに勝利した俺達日本代表。次はいよいよアジア予選リーグ最終戦、サウジアラビアとの決戦だ。今の日本は4勝1分けでリーグ1位。
しかし、ここで負けるか引き分けになってしまうとワールドカップ出場が危うくなってしまう。
俺達は練習の前に、サウジアラビア代表のこれまでの試合映像から作戦を練り、ミーティングでこちらの問題点を洗い出していた。
鬼道「サウジアラビアの中核選手はFWの"アンドレアス・ベボ"。その強靭な身体能力と身体のバネから、アラブの大鷲と言われる選手だ」
龍也「"アラブの大鷲"……ねぇ?」
果南「映像見ると確かに凄そうだけど、龍也ほどの選手じゃないね……」
穂乃果「いや、でも他のメンバーもなかなかやるよ。そのアンドレアスを中心に、チームでの守りも攻めも……流石に世界レベルって感じだね……」
風丸「だな……」
映像をひとしきり観た俺達は、こちらの作戦を考える。
にこ「取り敢えず、アンドレアスへのボール供給を届く前に摘み取る事でしょ。コイツに起点になられると面倒な感じがするわ」
三河「だな。マークは誰が付く?」
吉川「俺か鹿角だろ。コイツのフィジカルに当たり負けしない体幹を持ってるのは、ディフェンス陣では俺と鹿角だけだ……」
鹿角「じゃあ、吉川さんに付いてもらって、撃ち漏らしたのを私がカバーに入って止めます」
吉川「頼むぞ?」
取り敢えずディフェンスの方針は決まった。
森島「では、サウジアラビア戦のフォーメーションを発表する。まずはワントップ、大海!」
龍也「はい!!」
森島「GK、円堂守!」
円堂「はい!」
権代(っ!)
森島「続いて2枚のセンターバック。吉川、鹿角!」
吉川・聖良「「はい!!」」
森島「続いて両サイドバック、右、風丸。左、南!」
風丸・ことり「「はい!!」」
森島「続いてチームの心臓。中核として攻守を繋ぐワンボランチ。鬼道!」
鬼道「はい!!」
三河・堂峯((…………))
森島「続いて両ウィング。左、園田。右、矢澤!」
海未・にこ「「はい!!」」
森島「続いてトップ下、左、高坂。右、松浦!」
穂乃果・果南「「はい!!」」
森島「以上のスターティングメンバーで挑む!」
龍也・円堂・吉川・聖良・風丸・ことり・鬼道・海未・穂乃果・果南・にこ「「「「「「「「「「「はい!!」」」」」」」」」」」
森島「選ばれなかった者も気落ちせずに練習するように。スタメンが欲しければ、努力して勝ち取ってみせろ! 以上!!」
日本代表『『はい!!』』
そしてスタメン組を中心にチーム練習や基礎練習を行い続け、1週間後……
森島「では、今日の練習はこれまで! 皆、明日の試合に備えてしっかり休むように!!」
日本代表『『お疲れさまでした!!』』
そして、監督は宿舎に入っていった。俺達は用具を片付けてからシャワールームでシャワーを浴びて汗を流してから各自の部屋に戻り……
龍也「……ふぅ」
俺は、さっきまでユニフォームの下に身につけて練習していた重厚な金属が入った
龍也「今のところ40キロか。世界大会までにもう少し慣れないとな」
そう、人が聞いたら目を丸くしそうな事を呟いていた。
そして食事中……
俺と果南は一緒に食事を取っていた。今日のメニューはカレーライスだ。
果南「そう言えば、龍也さ? 最近スピードの上下が激しくない?」
龍也「えっ?」
果南「早い日は早いけど、翌日になると遅くなってたりさ? 体調でも悪い?」
龍也「……いや? 普通だよ?」
果南「そっか……。思い過しなら良いんだけどね……」
よく見てるなあ……。
にこ「隠れて変な練習してるんじゃないでしょうね?」ヨイショ
果南の隣ににこが座った。
龍也「お疲れにこ。無茶な練習なんかしてないから心配すんなよ……」
にこ「なら良いけど……。あんたに倒れられたらアタシたちも困るんだからね?」
龍也「わーってるよ!! ごちそうさん。俺は少し他の国の選手の映像見てプレーの研究するわ。俺は見ただけでもスキルアップできるしな……」
果南「うん。分かった」ニコッ
にこ「ホンっと反則じみた能力よねえ。"
龍也「おう。んじゃあな……」
そして、俺は部屋でヨーロッパや南米地区の強豪国のプレー映像を見始めた。
龍也 スッ「………………………」
そして、頭でイメージを固めてスキルトレーニングしたあと、俺は眠りについた。
龍也(明日勝って、必ずまた世界へ行く!!)
ー つづく ー
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