果南の
サウジアラビアも気持ちを切り替える。
アンドレア「まずは1点! 追いつくぞ!!」
サウジアラビア『おう!!』
そして選手が位置に戻り審判が笛を吹く。
RESTART!!
試合再開してサウジアラビアはボールをアンドレアに渡して攻め上がってくる。龍也が速攻でチェックに行く。
龍也「ボール渡してもらうぜ!!」
アンドレア「っ!」チラッ!
アンドレアは左サイドのシルバを見た。
龍也「っ!こっちか!!」
俺がそれを察知して左に身体を切った瞬間……
アンドレア「……っ!」ドッ!
アンドレアはノールックで逆のコンドルへパスを出す。
龍也(っ! コイツ上手ぇ!!)
コンドル「ナイス、ベポ!!」
俺が抜かれたのを見た穂乃果がすぐにフォローに入る。
穂乃果「オッケ、すぐフォロー入れる!!」
MATCHUP!!
穂乃果vsコンドル
穂乃果がスライディングで突っ込む。すると、
コンドル「っ!」クイッ!
コンドルはフェイクで躱し、中へと斬り込んで来る。
穂乃果「っ! ゴメン!!」
鬼道「バカ! 簡単に突っ込むな!!」
しかしすかさず鬼道が止めに入る。
MATCHUP!!
鬼道vsコンドル
鬼道(ここはパスか……?)
鬼道が敵の配置から1番まずい場所を察知する。コンドルは中へと横のパスを出す。
鬼道「松浦!!」
果南「オッケー! 読めてるよ!!」
しかしアンドレアへのパスを果南が足を伸ばしてカットに入る。
コンドル(釣かった!!)
すると、アンドレアは更に加速する。
龍也(っ! あのボール!!)
ボールは地面に着くと強烈な縦回転で果南の足を躱す様に更に深部へと進み、アンドレアの足元に。
果南「嘘!?」
アンドレアがボールを持ってドリブルで攻めてくる。しかし聖良がチェックに入る。
MATCHUP!!
聖良vsアンドレア
聖良「止めます!!(右には風丸くんがフォローに来てる。左から抜かれたら即シュートコース!!)」
聖良は左を最重要警戒したディフェンス。右は抜かせても左だけは抜かせない構えだ。
アンドレア(っ!! 目と頭の使い方が上手いな……)
ここでアンドレアの動作が数歩遅れる。すると、
鬼道「ナイス鹿角! 挟むぞ!!」
ここで鬼道も援護に駆けつけてくる。
アンドレア(っ! 仕方ないな!!)ドッ!!
ここでアンドレアは逆サイドに大きくボールを振る。そこにディフェンダーのサミがオーバーラップして来てボールを受け取る。
サミ「ナイボ!!」
吉川「っ! 南! 飛び出すなよ!?」
ことり「はい!!」
MATCHUP!!
ことりvsサミ
ことりは相手の挙動に反応できる適切な間合を保ってディフェンスを掛ける。
サミ(っ! パス出せないな……なら、自分で突破する!!)
サミは自身で突破しようと必殺技を放って来た。砂嵐で自身を包み、それを纏ったまま猛進してくる。
サミ「[爆・デザートタックル]!!」ドゴォオオンッ!!
ことり「きゃあっ!?」
必殺技でことりを突破したサミ。ヤバいと感じた吉川さんがフォローに入るが、
サミ(中空いた!!)ドッ!!
ここでサミが中へとボールを入れる。ボールはアンドレアヘ……。
鬼道「読めてる!!」
聖良「盗る!!」
それを読んでいた二人が挟みにかかる。が、
アンドレア「…………」スルッ!
しかしボールはアンドレアの股下を潜り抜けてスルー。そこに、
シルバ「ナイス!!」
フリーでシルバがシュート体勢に入る。
円堂「っ! 来い!!」
シルバが必殺技を撃つと、ボールに砂煙が纏わりつき、蹴りとともに砂嵐が槍のように鋭く向かってくる。
シルバ「[ダストジャベリン]!!」
至近距離で向かってきたシルバのシュート。円堂も必殺技で対抗する。
円堂「[ゴッドキャッチ・Gx]!!」ドガァアァアアアッ!!!
ぶつかり合う両者の必殺技。円堂も必死に耐えるが、
円堂「ぐぅうううっ!!」
円堂はどんどん引きずられていき……
円堂(このままじゃ決められるっ!!)
それを察知した円堂は、
円堂「だりゃあっ!!」バチィッ!!
破られる前に咄嗟に下からボールを弾き、クロスバーに直撃させて何とか防ぐ。
鬼道「ッ!! セカンドボール!!」
ドーガ「貰った!!」
しかし、このボールにミッドフィルダーのドーガが詰めてきていた。
ゴールまで、ノータッチでのシュートコースが一直線に空いていた。
ドーガ「同点だ! ゾクッ !?」
しかし、間一髪で何かを察知したのか、ドーガはシュートを撃たずに止めた。その瞬間、
ザッ!
龍也が足を伸ばしてシュートコースに割って入った。
龍也「ありゃ? 読まれたか……」
ドーガ(なんてやつだ……あのまま撃ってたら取られてカウンター喰らってた!!)
ドーガはパス相手を探すために周りに視線を向ける。が、
龍也「隙みっけ!!」
俺がその間に一気に間合いを詰める。焦ったドーガは咄嗟に苦し紛れのパスを出す。
が、
穂乃果「も〜らいっ!!」バシッ!!
穂乃果が読んでカットした。
穂乃果「そんな苦し紛れが通用するわけ無いでしょ!! ことりちゃん!!」
穂乃果はオーバーラップしたことりにパスを出す。
アンドレア「ヤバい戻れ! カウンター喰らうぞ!!」
ガラ「くそっ!!」
ガラが急いでことりを止めに行く。
MATCHUP!!
ことりvsガラ
ことり「付いてこれるかなっ!?」
ことりの超速シザース。凄まじい速さでフェイントを連打して相手を揺さぶる。
ガラ(っ! 右だっ!!)
ガラはことりが抜け出した右に身体を切る。
ガラ(よし、盗った!!)
ガラがボールに足を伸ばす。
ことり「残念っ♡」
ことりは左足のインサイドでもう一度切り返し逆に抜け出す。完全に右足に体重が乗っていたガラは、急な切り返しに重心を崩し尻餅をつく。
王将「南が抜け出した!! ゴール前フリーだ!!」
龍也「決めろことり!!」
ことりがシュート体勢に入りボールを空高く蹴り上げる。するとことりの背に純白の翼が生え、それを羽ばたかせてぐんぐん飛翔。天から太陽の熱と光を収束した弾丸シュートを撃ち放つ。
ことり「[イカロスフォール・S]!!」ジュォオオォオオンッ!!
天から降ってくる火炎弾。キーパーファルコは必殺技で対抗しようとするが、蹴った力と落下の速度で2重の速度上昇を受けたボールは思った以上に伸びて来て必殺技を撃つ前にワンバウンドしてゴールネットに突き刺さった。
GOAL!!!!!
JPN 2 ー 0 SAU
王将「ゴーーーール!!南の必殺シュートで日本追加点!!」
解説「日本、カウンターをしっかりと決めきりましたね!!」
大いに沸くスタジアム。サウジアラビア代表は「マジか……」と呆然としている。
龍也「ことりナイスシュート!!」
海未「よく決めてくれましたね!!」
ことり「うん! 穂乃果ちゃんありがとっ!!」
穂乃果「うん。ことりちゃんが良い所にいてくれたからね」
ことり「うん。大海くんが追いついた時に「これは取れたな」と思ったからね!」
龍也「そっか。サンキュなことり!!」
スコアは2ー0で日本リード。だが、油断はできない!!
日本 2 ー 0 サウジアラビア
ー つづく ー
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