日本が更に追加点を取り、点差を3点差にした時……。
ー 日本ベンチ ー
森島「ふむ。よし、立向居、堂峯、三河、交代だ。行くぞ」
立向居「っ! はい!!」
堂峯「分かりました」
三河「おっし……」
そしてフィールドで、ゴールに入ったボールがセンターサークルに戻されると主神がピピッ!と短く笛を吹く。
王将『おっと、ここで日本選手の交代のようです。GK円堂に代わって立向居。MFの園田に代わって三河、矢澤に代わって堂峯が入ります!!』
そして3人がベンチの方に戻る。
円堂「頼んだぞ立向居!」
立向居「はい!」
選手交代
円堂 out → in 立向居
海未「三河さんお願いします」
三河「ああ。ゆっくり休め」
選手交代
園田 out → in 三河
にこ「頼みます!」
堂峯「後は任せろ」
選手交代
にこ out → in 堂峯
そして、3人がそれぞれピッチに入り持ち場に立つ。
王将『さあ、日本3人の選手交代です!』
解説『立向居選手はこれまでの試合で韓国戦にしか出場していません。恐らく本大会前にもう一度世界大会の空気を経験させることが目的でしょうね、他の二人はその他のメンバーよりも経験がありますからね。頼りになると思いますよ』
王将『なるほど! おっと、再開のようです!』
そして、審判の笛が鳴った。
RESTART!!!!
サウジアラビアボールで試合再開。
ボールはハルクに渡りパスを繋いで攻め上がってくる。サイドのガダル、シルバとの3人でトライアングルを作ってこちらの空いたスペースへとパスアンドゴーを繰り返して徐々に侵入してくる。
果南「くっ、コイツら!!」
堂峯「(なら!)松浦!ハルクのマークに入れ! 風丸はシルバ!」
果南・風丸「「っ! はい!!」」ダッ!!
二人が急いで二人にマークに付くと、堂峯さんはガダルにチェックに入る。
MATCHUP!!
堂峯 vs ガダル
ガダル「っ! なら!!」
ここでガダルはゴール前に斜めのスルーパス。ボールは走り込んできたアンドレアへ……だが、
不動「甘めぇ!!」パシッ!
不動が敵と味方の動きからパスコースを読んでカット。堂峯さんの味方を使った上手い誘導だ。
三河「こっちだ!!」
不動「三河さん!!」パスッ!!
ここから日本のカウンター。ボールが三河さんに渡ると、三河さんは得意のドリブルを開始。そのまま攻め上がる。
ヒソカ「させるかっ!」
サミ「挟むぞ!!」
サウジアラビアも選手二人がかりで止めに入る。
MATCHUP!!!
三河 vs ヒソカ&サミ
穂乃果「三河さん!! 「大丈夫だ!ゴール前に走れ!」っ! はい!!」
穂乃果は指示通りゴール前に走る。
ヒソカ「この野郎!」
サミ「舐めるな!!」
二人の強烈なプレッシャー。しかしその中で三河さんはボールをキープして相手に渡さない。
ヒソカ(どうなってんだコイツ!)
サミ(取れない!)
二人が焦り始めると、連携に僅かにズレができた。
三河(ここだっ!!)ドギュンッ!!
そのズレを三河さんは見逃さずに二人の包囲を突破。抜け出した。
ドーガ「っ! やべぇ!!」
MATCHUP!!!!
三河 vs ドーガ
二人が抜かれたことに焦ったドーガが急いでヘルプに向かう。しかしスライディングで突っ込んできたドーガを、三河さんはキックフェイントで躱した。
ドーガ(っ! しまっ!!)
三河「決めろ!!」ドッ!!
三河さんのセンタリング。ボールはゴール前に上がり、龍也とガラの二人が同時に跳躍して競り合う。
ガラ「させるかあっ!」ドガアッ!
身体をぶつけて龍也の体勢を崩させるガラ。
龍也(っ! 体勢が!「大海!こっちだ!!」堂峯さん!!)
龍也「頼んます!!」トッ!
龍也は咄嗟にヘディングでポストプレイ。堂峯にボールを落とす。
堂峯「ナイスだ!!」
堂峯さんはシュート体勢に入る。堂峯さんが落ちてきたボールを踏みつけて地面に叩きつける。踏みつけられた時にボールに電流が流れた。その反動でボールがふわりと浮かぶ。それに併わせて跳躍した堂峯さんはオーバーヘッドでボールに思い切りインパクト。
堂峯「[サンダーボルト]!!」ドゴォオオオンッ!!
堂峯さんのインパクトと同時にゴールに向かうシュート。しかしその軌道が稲妻のように激しく上下を繰り返しジグザグな起動で鋭く飛んでいく。
あれではコースを読むなど無理だ。
ファルコ「っ! 止めるっ!!」
ファルコはボールの正面に回りキャッチを試みる。しかし、手元で上に鋭くホップしたボールに弾き飛ばされ、キーパーごとボールはゴールに叩き込まれた。
GOAL!!!!!
JPN 5 ー 1 SAU
王将『ゴーーール!! 堂峯の新必殺シュート、[サンダーボルト]が決まったぁあぁあああっ!!!』
解説『素晴らしいシュートでしたね。あれは正面に回れなければ失点は確実でしょうね……』
大歓声のスタジアム。サウジアラビアもなんとか気持ちを切り替えてリスタートする。
RESTART!!!!
審判の笛と共に試合再開し、ボールはヒソカへ渡りサイドから攻め上がる。
三河「行かせないぜ!!」
MATCHUP!!!
三河 vs ヒソカ
三河さんがディフェンスに入る。突っ込まずに適切な距離を保ってディフェンスをかけているために相手も中々攻められない。
ヒソカ(くそっ!)
龍也「今行きます!!」
ヒソカ「っ!!」
そして攻めあぐねている間に龍也が挟みに行く。
ヒソカ「ダメだ!」パスッ!
ヒソカはディフェンスラインへとバックパス。ディフェンダーがパスを回しながら様子をうかがって組み立てを図る。
すると、
ガラ「ここしか無い!!」ドッ!!
ボールを受け取ったガラが前線へとロングキック。ボールを送り込む。
ボールは一気にこちらのディフェンスライン付近へ。ボールはシルバに渡る。
シルバ「一か八かだ!!」
シルバがシュート体勢に入ると、地面にボールを蹴り込む。すると真っ黒い石油が吹き出してボールを包み飛んでくる。
シルバ「[爆・オイルラッシュ]!!」
サウジアラビアの必殺シュート。しかしボールはゴールではなくゴールの真上に飛んでいく。
聖良(っ! まさか!!)
聖良が気づいた時には、ボール目掛けてアンドレアが炎を纏って跳躍していた。そして火の鳥となり、嘴の一突きと共にヘディングでシュートチェインを叩き込む。
アンドレア「[バーニング火の鳥・V4]!!」ドゴォオオオンッ!!
ゴール隅に的確に迫るサウジアラビアのシュート。立向居は必殺技で対抗する。
立向居「はぁあぁあああああっ!!」
立向居の周りに漆黒のオーラが溢れる。そのオーラが立向居の身体に全て吸収されると、立向居の身体に黒いアーマーが具現化する。
立向居「[デビルズアーマー]!!」
悪魔の鎧を装着した立向居は、その強化された身体能力で跳躍。ボールを横からパンチングで殴り飛ばした。
そのままボールはサイドラインを割ってサウジアラビアのスローインとなった。
アンドレア「くっそ!(これでもダメか……)」
立向居「よしっ!!」
後半残り12分
日本 5 ー 1 サウジアラビア
ー 続く ー
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