龍也の[ラストリゾートD]がアルゼンチンゴールに突き刺さり、点差を2点と広げる日本。
アルゼンチンもこのままやられはしないと己を奮い立たせ、アルゼンチンボールのキックから試合再開する。
メッツ「いくぞ」
リン「はい!」
RESTART!!
メッツのキックからリンがボールを戻してエステバンに預ける。そこへすぐさま龍也がハイプレスを仕掛ける。
龍也「もっと突き放してやる!!」ギュンッ!
エステバン(早いっ!)
エステバン「ロベルト!」パスッ!!
エステバンはサイドにボールを振る。
ロベルト「いくぞヒューズ!」
リン「ええ!」
ロベルトとリンがワン・ツーでパスを繋ぎながら攻め上がってくる。穂乃果はさっきの〈
穂乃果「ただでは通さない!!」ダッ!
穂乃果がボールを持つロベルトにプレスをかける。
穂乃果(どうせスレスレでパスを出すから、それが分かってれば瞬間で身体を割り込ませて取れる!)
MATCH UP!!
穂乃果 vs ロベルト&リン
穂乃果がロベルトに向かう。相手の動き方に神経を集中させながら……
穂乃果(リンさんは右側……ここ!)
穂乃果が一気にロベルトに接近。そしてギリギリで横っ飛びしてパスコースに割り込む。
――だが、
ロベルト「っ!」ダッ!
ロベルトはドリブルを選択。穂乃果は裏をかかれた。
穂乃果「っ!?」
ロベルト「見え見えだぜ!リン!」パスッ!
ここでボールはリンへ繋がる。鬼道と三河さんが2人で抑えにかかる。
三河「鬼道!パスコース警戒!」
鬼道「わかってます!」
MATCH UP!!!
鬼道&三河 vs リン
2人の連係守備はかなりの高レベル。必殺技で抜こうにもそんな暇を与えない。
リン「っ!!」
三河「よし!」
三河(中は吉川さんや鹿角が守ってる。中央ラインには松浦が今入って来た。パスコースは無い!)
――すると、
リン「……………」スッ
リンが身体を引いた瞬間、ボール保持が一瞬空いた。
三河(それは……罠だろ!)
しかし、三河さんはその手には乗らない。
が――、
リン「と、思うよね……」
すると、リンは身体を引いた事によりボールと自身の僅かに空いた空間を足を振り抜いて足の爪先をボールに引っ掛けて遠心力で強烈な回転をかけて中へとセンタリングを上げる。
ドッ!!
三河「なっ!?」
鬼道「!! ボール行ったぞ!」
中に入ったボールはリオンの元へ。しかしすぐに聖良がディフェンスに入る。
聖良「撃たせません!」
メッツ「っ!」ドッ!
しかし、リオンはボールを足の外側で更に外に逃す。ボールはアリスへ。
風丸「っ!止める!!」
風丸がアリスにダッシュで向かっていく。
アリス「リオンさん!」ドッ!
しかし、アリスはすぐにボールをゴール前にワン・ツーで転がす。聖良はリオンに裏を取られてしまった。
聖良「っ!!」
実況『おーーっと!リオン・メッツ抜け出したぁっ!アルゼンチンチャンス!!』
メッツ「食らえ!!」ドゴォオォオォオオオン!!
メッツの左足の弾丸シュートは、空気の抵抗とでブレながらゴールに向かって一直線。
円堂(っ! 間に合わない!)
円堂「[爆・熱血パンチ]!!」バチィイィイインッ!
円堂はダイビングでボールをパンチングで殴りつける。なんとか触れたものの、
円堂「ぐっ!」
円堂(重い!!)
シュートの重さに徐々に押し込まれていく円堂。このままゴールか?
円堂「っ!まだだ!!」バゴォォォッ!!
円堂はパンチングしている手を思い切りフルスイング。ボールを弾き飛ばした。が、勢いで地面に叩きつけられる。
ドシャッ!
円堂「ぐっ!」
にこ「
こぼれ球に殺到する両チーム。ボールは風丸の方へと来る。
風丸「よし!ナイス円堂……「甘いよ!」っ!」
しかし、油断したところをアリスに掻っ攫われる。
アリス「決める!」
アリスがシュート体勢に入る。アリスは跳躍するとボールを両足で挟んで身体と足を捻って空中でボールに回転を加える。するとボールが空気との摩擦で着火。捻った身体の勢いのまま、ソバットキックで打ち払った。
アリス「[絶・デスファイア]!!」
ボォガァアァアァアアアンッ!!
燃えるシュートがゴールに迫る。円堂はまだ体勢を崩している。
聖良「止めます![絶・スノーマウンテン]!!」ガキィイィイイインッ!!
凍りついて止まるシュート。すぐさまクリアしようとするが、
聖良「クリア!」
メッツ「させるかっ!!」ガッ!!
聖良「あっ!」
リオンのスライディングタックルにボールを奪われる聖良リオンはシュート体勢に………
メッツ「ふっ!」ドゴォオォオォオオオンッ!!
リオンのシュートが、がら空きのゴールへ……
鬼道「そうは………!」
吉川「させるかっ!!」
ガチィイイィイイッ!!
2人が足を伸ばしてシュートブロック。こぼれ球になる。ボールははね返り、果南の元へ。
果南「よし、カウンター!!」
日本の
にこ「果南! こっち!」
果南「にこちゃん!」パスッ!!
ボールはにこに渡る。
アルス「行かせるかっ!!」
アルスが止めに向かうが、
にこ「そこッ!!」ドッ!
にこは
龍也「よっしゃ!」
テレス「っ!時間稼げ!!」
テレスの指示でディフェンス態勢の整えを図るアルゼンチン。
――だが、
龍也「させるかよっ!80!!」ドゴォオォオォオオオンッ
ノーマルシュートでも巨漢のディフェンダーを弾き飛ばし、キーパーの必殺技を貫く威力の龍也のノーマルシュート。しかもさっきよりも力が込められている。
テレス「やべっ!!」
テレスが焦る……が、
アリシア「させるかぁっ!!」
ボグシャアァアァアァァアアアッ!!!
身を挺してブロックに入ったアリシアの鳩尾に入りふっ飛ばされるアリシア。ボールはこぼれ球に。
龍也「マジか!?」
テレス「アリシア!!」
あまりの衝撃に立ち上がれないアリシア。笛が鳴らないためその間もプレーは続行される。
龍也(やべぇ……女の子なのに。
テレス「くっ!グレイス!」
ボールを抑えたテレスからボールはグレイスへ。そこへ曜が止めに入る。
MATCH UP!!!
曜 vs グレイス
曜「止める!」
曜は腕を上に上げて左から右へとアーチを描く。すると、次々と水の塊ができる。
曜「[ウォーターバレット・S]!!ヨーソロー!!」ドドドドドッ!!
曜が水の塊を弾丸のように一斉射撃。弾丸はグレイスに直撃し。グレイスはふっ飛ばされる。
グレイス(くっ!まだだ!)
グレイス「はぁっ!」ガッ!
だが、ふっとばされながらも、完全にボールから離される前に足で弾くグレイス。ボールはエステバンに。
エステバン「よし、リオンさん!」ドッ!!
エステバンから山なりのパスがリオンへ。
メッツ「最高だお前ら!」
そして、リオンはシュート体勢に入る。リオンの周りに風が渦を巻き、それが左足に集約される。
メッツ「[ストームキャノン・Z]!!」ドゴォオォオオォオォォオオオンッ!!!
凄まじい勢いの風の弾丸が日本ゴールに迫る。
聖良「っ!(スノーマウンテンじゃあ間に合わない!)」
聖良「[真・アイスウォール]!!」
聖良のスピード重視のシュートブロック。ボールにぶち当たる。
――が、
ボゴォオォオオォォオオンッ!!
聖良「きゃぁあぁああぁぁあぁあああっ!?!?!!」
聖良は簡単に吹き飛ばされてしまい、シュートの威力はほとんど衰えない。
円堂「止める!!」
円堂が気合を込めてオーラを纏うと、背後に威厳のあるマジンが現れ、そのマジンと共に両手をシュートに突き出した。
円堂「[ゴッドキャッチ・Gx]!!」ドゴォオォオオォォオオオンッ!!
シュートを受け止めた瞬間、凄まじい衝撃が円堂を襲う。
円堂「ぐっ! うぉおぉおぉおおおっ!!」
円堂も踏ん張るが、徐々に引きずられていってしまう。
メッツ「決まれぇえぇえぇえええっ!!!」
円堂「止め……るっ!!」
踏ん張る円堂。―――だが、
円堂(っ!力が………っ!)
バチィイイィイイインッ!!
円堂「うわぁあぁああああっ!!!」
円堂は吹き飛ばされ、シュートはゴールに突き刺さった。
GOOOAL!!!
JPN 3 ー 2 ARG
実況『ゴォオォオオオオルッ!!アルゼンチン追いすがる!1点差ぁあぁああっ!!』
円堂「くそっ!」
メッツ「まだまだ、これからだ!!」
後半:30分
日本 3 ー 2 アルゼンチン
― つづく ―
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