ラブライブ×イナズマイレブン ~世界への挑戦~   作:松兄

196 / 213
After story:アルゼンチン戦決着!

リオン・メッツの必殺シュート、[ストームキャノン]が聖良のブロック、円堂の必殺キャッチを粉砕しゴールに突き刺さる。

 

先程龍也のシュートを食らって倒れたアリシアも立ち上がり、プレイ続行だ。

点差は1点。後半の残りは後15分とロスタイム。もうどうなるか分からない。

 

龍也「もう1点決めて勝負を決める!」

 

にこ「ええ!」

 

メッツ「ボール奪って点を取るぞお前ら!」

 

アルゼンチン『はい!!』

 

ピィイイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

龍也のキックからボールを戻したにこ。ボールは鬼道へ。

 

龍也「行くぞ!」

 

鬼道「まかせろ!」

 

鬼道を起点にパスを繋ぐ日本の攻撃。パスを繋いで攻め上がる。

 

鬼道「渡辺!」パスッ!

 

曜「よっと!」

 

ボールを受け取った曜。ドリブルで攻め上がる。

 

グレイス「行かせない!!」

 

 

 

MATCH UP!!!

曜 vs グレイス

 

 

グレイスが突っ込んでくる。しかし曜はグレイスを引きつけてボールをリターン。

 

曜「鬼道くん!」

 

――しかし、

 

アリス「させないっ!!」

 

アリスが自慢のスピードでパスカット。そのままドリブルで攻め上がる。

 

メッツ「っ!」ダッ!

 

メッツの動き出し(オフ・ザ・ボール)。コチラのディフェンスがボールの位置を確認している間に背後に回り裏へと走る。

 

円堂「吉川さん!聖良!」

 

聖良「あっ!!」

 

吉川「くっ!」

 

アリス「リオンさん!」ドッ!!

 

アリスからのパスがリオンに飛ぶ。ボールは聖良の頭上を超え、リオンの足元に………、

 

吉川「させるかっ!!」ガッ!

 

メッツ「っ!!」

 

しかしトラップの瞬間に吉川さんがボールを弾く。ボールは鬼道に。

 

鬼道「よし、松浦!」

 

鬼道から果南へとボールが渡る。と、そこへエステバンが止めに来る。

 

 

 

MATCH UP!!!

果南 vs エステバン

 

 

 

エステバン「絶対に行かせねぇ!!」

 

果南「できるもんならね!」

 

ぺろりと上唇を舐め、マッチアップするように立ち塞がったエステバンに向かっていく。

すると、周囲が真っ暗で大荒れの海に変わり、エステバンの足元に渦潮、頭上に竜巻が落ちる。

 

果南「[サイクロンズ・バミューダ・V4]!!!」

 

エステバン「っ!!」

 

進化した果南の技がエステバンを竜巻とともに海中へと引きずり込んで吹っ飛ばす。エステバンを躱しきった果南はゴール前を見る。

 

今味方はカウンターで攻め上がってきている。しかし――、どいつもこいつも果南の思う最高の場所にいてくれない。

 

――ただ1人を除いて。

 

果南「愛してるよ龍也!!」ドッ!!

 

果南の最高のプレーに最適解を示すのはいつだって龍也だった。そして、その最適解すら飲み込んで塗り替えてしまうのもまたいつだって大海龍也なのだ。

 

果南のパスが山なりの弧を描いてゴール前に飛んでくる。パスに突っ込んできた龍也は、すぐそばまで来ていたテレスが追いつく前にパスを反らして軌道を変えた。

目を見開くテレスに「見えてんだよ」と笑う龍也。二人の視線はぶつかってすぐに逸らされた。

 

にこ「よし、いくわよ!」

 

パスはにこに繋がった。

 

龍也「取られんなよ、にこ!」

 

にこ「分かってるわよ!!」

 

軌道を逸らされたボールをトラップで受け止めたにこがボールをキープしつつ走った。しかし。

 

アルス「絶対止める!!」

 

にこの後ろからプレスをかけてきたアルスのパワーディフェンスによって侵攻は阻まれてしまった。

これではゴールを向いて仕事させてもらえない。その間にもテレスが迫ってきていた。

 

にこの視線が僅かに動く。キュッと引き結んだ口から僅かに舌打ちがこぼれた。

テレスの足がボールに届く瞬間、にこがギリギリのところでパスを出した。

 

テレス「マジか!?」

 

テレスから微かに溢れた声には焦りが混じっていた。

 

ギリギリで出されたパスは穂乃果の元へと転がった。トラップでボールを止めた穂乃果の瞳にゴールが映る。反射的にシュート体勢をとった、その時―――、

 

ゴルド「百年早ェよ、タコ!!」

 

穂乃果「――くッ!!」

 

穂乃果の足元へ滑り込んだゴルドによってボールは再び弾かれた。

 

その瞬間、一人のエゴイストが笑う。

 

龍也「この瞬間を待ってたぜ!!」

 

こぼれ球にいの一番に反応して走っていたのは、大海龍也。

 

メッツ(―――守備陣を誘き寄せゴール前をガラ空にするためだけに、味方を全部囮にしたのか!?)

 

龍也の高度なコートビジョンに、あのリオン・メッツでさえ驚愕していた。

 

龍也「決めるっ!![極・オーディンソード]!!」ドゴォオォオオオンッ!!!

 

そんな彼を他所に、龍也の直撃蹴弾(ダイレクトシュート)での[オーディンソード]が放たれる。ホルヘはなんとか反応して跳躍する。

 

―――が、

 

ホルヘ(くっそ………後数センチ……)

 

バシュゥウゥウウウンッ!!

 

シュートは、アルゼンチンゴールに突き刺さった。

 

 

GOOAL!!!

JPN 4 ー 2 ARG

 

ここで、アルゼンチンに絶望的な1点が入ってしまった。

 

実況『ゴォオォオオオオルッ!!!日本4点目ぇえええっ!!アルゼンチンにとっては致命的な1点が入ってしまったぁあああっ!!』

 

ホルヘ「く、くそ………っ!」

 

テレス「………………」

 

テレスが残り時間を見る。残り時間は約6分間。さすがにこの時間で逆転することは不可能に近い。

 

テレス(けどなぁっ!)

 

そして、アルゼンチンのキックから試合再開。アルゼンチンも果敢に攻めたが日本から点を奪えず、この試合は4ー2で日本の勝利になった。

 

スタジアムから去る時、テレスは悔しさで叫んでいた。

 

 

ー 試合終了 ー

 

日本 4 ー 2 アルゼンチン

 

― つづく ―




感想・評価宜しくお願いします!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。