ラブライブ×イナズマイレブン ~世界への挑戦~   作:松兄

201 / 213
After story:天虎

実況『さあ!エドガーのシュートが突き刺さり、日本ボールで試合が再開!!』

 

円堂「悪いみんな……」

 

聖良「いえ、私が上手く判断できなかったのも原因ですね。次は止めますよ!」

 

龍也「分かってるなら大丈夫だ。まだ試合は始まったばかりだ。本当の戦いはここからだし、それに―――エドガーはまだ、エクスカリバーの真骨頂を見せてない」

 

鬼道「ああ。シュートレンジがながければ長いほどパワーが上がるというアレか」

 

龍也「とにかく、エドガーのシュートレンジにだけ気をつけろ!」

 

それぞれが各ポジションに戻る中、日本の選手たちは感じていた。

 

不動「エドガーはまだ余裕ありそうだな……」

 

龍也「まだ焦る時間帯じゃねぇし、いまのイギリスの実力ならFFIの時の様には間違いなくならないからな……」

 

[エクスカリバー]は一度止められ、先制点を取られた。だが今は同点に追いついている。

 

だが、[エクスカリバー]が止められた時の距離はゴールにかなり近い方。真の威力は出ていない。

 

龍也(イギリスの実力、どこまで上がってるんだ…)

 

そんな中、審判が唇に笛を加えて片手を挙げる。

 

ピィイイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

龍也「なら早速いくぜ!!」バッ!

 

エドガー「!! 総員警戒!」

 

イギリス『』

 

龍也「[絶・エクスカリバー]!!!」

 

ギシャアァアアアァアンッ!!!

 

龍也の《完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)》からの[エクスカリバー]。イギリスは既に構えている。

 

龍也から放たれる[エクスカリバー]はまるでダンプカーの様に重い。足に触れれば骨が砕けるのでは?という程の衝撃に襲われる。耐え切るのは不可能。あくまでも軽減。パワーを削るのを最優先。

 

エドガー「[極・パラディンストライク]!!」ドゴォオォオオォオオオンッ!!

 

実況『エドガーがシュートブロック!!ふっ飛ばされますが、威力をかなり削ったぁ!!』

 

続いては中盤。

 

ピーター&ポール「[超・シューティングスター]!!」

 

ドガァァアアァアァアアアッ!!

 

2人の連携ブロック。ピーターに上に飛ばされたポール。上空からの流星のような飛び蹴りを食らわせる。

 

だが、それでも吹き飛ばされる。

 

最後の砦はランス。

 

ランス「[絶・守護騎士の盾]!!」

 

ランスが鋼の盾を構えてシュートを迎え撃つ。

 

ドゴォオォオオォオオォオオオンッ!!

 

ランス「ぐぅぅううぅうううおぉおおっ!!」

 

苦悶の声を上げながらも必死に耐えるランス。だが、やがて限界が来た。

 

ランス「あとは頼んだぞ!!」

 

吹き飛ばされたランス。

 

フレディ「つ! 止める!」

 

あとはフレディが止めるだけ。斬撃はかなり収まった。それでも十分強力。強力だが、自分も国を代表するGKだ。そう簡単に負けるわけにはいかないと、己を奮い立たせる。

 

フレディ「[絶・ガラティーン]!!」ザギィイィイインッ!!

 

フレディの光剣が、龍也の[エクスカリバー]に叩きつけら、シュートは止められた。

 

龍也「くっそ、マジか!!」

 

フレディ「そう簡単に点はやらない!!」

 

実況『止めたぁぁっ!!フレディ・マックイーン、大海龍也の[エクスカリバー]を防ぎました!日本は勝ち越しならず……!』

 

フレディ「カウンター行けっ!」

 

フレディのロングスローからのイギリスの反転攻勢(カウンター)

 

ポール「シシリー!」

 

シシリー「マリア!」

 

イギリスは時に縦に、時に横にと縦横無尽にパスを繋いで攻め上がる。こちらにディフェンスの的を絞らせない見事な攻めだ。

 

マリア「このままDFを突破するわよ!」

 

イギリス『おう!』

 

マリアがドリブルで攻め上がると、ことりがディフェンスに入る。マリアはパスターゲットを探して中を見る。

 

フィリップ「つ!」

 

風丸「自由にはさせないぜ」

 

フィリップが動き出し(オフ・ザ・ボール)を仕掛けても、すぐに反応して正面に回り込む風丸

 

マリア(フィリップは無理ね……)

 

ピーター「!!」

 

鬼道「させるかっ!」

 

マリア(ピーターも無理……)

 

エドガー「鬱陶しい!」

 

佐久間「踏み込みすぎるなよ聖良!」

 

聖良「はい!」

 

マリア(キャプテンも無理……)チッ

 

どいつもこいつも……と、小さく舌打ちし、内心で悪態をつくマリア。

 

――そこへ、

 

ことり「()る!!」

 

ことりのスライディングタックル。ボールを奪いにかかる。――すると、

 

オーグ「こっちだ!」

 

オーグが巧い動き出し(オフ・ザ・ボール)から裏へと抜け出す。

 

マリア(来たっ!)

 

マリア「アウグスト!」

 

ギリギリでマリアからのパスがオーグに飛ぶ。。オーグの瞳が、ゴールを捉える。

 

オーグ「決める!!」

 

オーグは蹴弾動作(シュートモーション)に入る。――が、

 

善子「させないっ!《守備聖域(ディフェンドエリア)》!!」

 

善子の超反応。その瞬間にカットする。

 

オーグ「なにっ!?」

 

善子「またまだね!鬼道さん!」

 

驚くオーグを尻目に、ボールは鬼道に渡る。――その瞬間、エドガーの冷静な雰囲気が一変した。

 

 

 

森嶋「……………!!」

 

龍也「なにか来るぞ!!」

 

エドガー「さあ、始めましょう!」

 

――イギリスの騎士団長(キャプテン)、エドガーの号令。

 

円堂「イギリスのポジションが……!」

 

実況『おおっと!?ここでイギリスが仕掛けてきた!!エドガーの合図でフォーメーションが変わっていきます!!』

 

エドガーのサインのみで統率されるイギリス陣形

 

ピーター「……!」バッ

 

鬼道「これは! 不動!」

 

見たことのある動きに、鬼道は不動にパスを出す。

 

ピーター「っっ!!」

 

不動「アレだな。鬼道!お前ら!アレで行くぞ!!」

 

日本『おう!!』

 

先陣を切り向かってきたピーター。しかし、パスで振り切られる。

 

―――そして、日本は鬼道と不動の周りを3人でそれぞれ取り囲み、高速で回転しながら2つの回転同士、はたまた一つの回転の中でとパスを繋ぎ躱し続ける。

 

ランス「あれは!!」

 

エドガー「かつて〈アブソリュートナイツ〉を破ったパス回し!! ――だが!、その最後には得点源となる選手に渡る!龍也を抑えろ!」

 

イギリス『はっ!』

 

エドガーの号令で龍也を抑えるイギリス。パスコースも完全にケアされている。

 

だが―――、

 

龍也「良いのか?俺にそんなに人数割いて」

 

ジョニー・G「?」

 

龍也が不敵に笑っていた。

 

不動「そう来るのは織り込み済みだ!任せたぞ!」

 

パスがゴール前に飛ぶ。だが、龍也ではない。

 

凛「来たにゃ!」

 

ことり「決める!!」

 

実況『なんと大海が囮!!代わりに走ってきたのは南ことりと星空凛!!』

 

ランス「ちっ、戻って正解だったな……!」

 

舌打ちしながらも、内心で備える事が出来たことに安堵するランス。

 

実況『ランスが1人シュートコースに割り込んだ!ブロックの構えだ!』

 

龍也「二人とも行け!」

 

まずは凛がシュート体勢に入る。[タイガードライブ]を発動し、ソレを真上に蹴り飛ばす。

 

凛「にゃあっ!!」ドガアッ!!

 

それに対して、純白の翼を翻して飛翔することり。太陽をバックに、灼熱の火炎弾を撃ち落とす。

 

ことり「決める!」

 

凛&ことり「「[スカイタイガー]!!」」ドゴォオォオオォオオォオオオンッ!!!

 

翼を纏った虎が、火の玉と化したシュートと共に天空から襲いかかる。

 

ランス「少しでも威力を削る![絶・守護騎士の盾]!!」

 

 

ドゴォオォオオォオオォオオオォオォオオンッ!!

 

衝突の余波で凄まじい衝撃波が巻き起こる。ランスは必死に耐えるが、それでも吹き飛ばされる。

 

残るはキーパーのみ

 

フレディ「なんとしても止める![絶・ガラティーン]!!」

 

ドガァアァアアァアアアァアアアァアアンッ!!

 

ぶつかる力と力。だが――、

 

フレディ(っ!重っ……!?)

 

凛&ことり「「決まれぇぇええぇええっっ!!」」

 

フレディ「くっ、うぁあぁあああっ!?!?」

 

バシュウウウウン!!

 

シュートはフレディを吹き飛ばして、ゴールネットに突き刺さった。

 

 

 

GOOOAL!!!

JPN 2 ー 1 GBR

 

 

 

実況『ゴォオォオオオルッ!!!!南ことりと星空凛が決めたぁぁっ!!イギリスの守りを突き破る強力なシュートだあっ!』

 

鬼道「ナイスシュートだ!」

 

豪炎寺「やるじゃないか」

 

不動「勝ち越し……」

 

円堂「あいつら……すげえ!!」

 

 

 

ベンチでは――、

 

森嶋「よし!」

 

ガッツポーズする監督。

 

海未「やりましたね。ことり!」

 

穂乃果「うん!ナイスことりちゃーん!」

 

 

前半:30分

 

日本 2 ー 1 イギリス

 

― つづく ―




感想・評価宜しくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。