開会式が終わり次の日、各国の代表に予選グループリーグ表と、決勝トーナメントに勝ち上がった場合トーナメント表のどこに配置されるかの紙が配られた。
円堂:「日本はグループAか」
風丸:「同じ組は「アメリカ」、「アルゼンチン」、「イギリス」、「イタリア」だな」
龍也:「他のリーグはどうなってんの?」
豪炎寺:「グループBが
「UAE」
「ウガンダ」
「エジプト」
「コロンビア」
「ロシア」
グループCが
「ウズベキスタン」
「オーストリア」
「スペイン」
「チリ」
「ベルギー」
グループDが
「イラン」
「コトアール」
「ドイツ」
「ブラジル」
「フランス」だな。」
俺たちがトーナメント表を見て、あーでもないこーでもないと言っていると、監督とマネージャーがやって来た。
久遠:「お前たち、これを見ろ」
それは手紙のようだが普通の手紙とは何か違う気がした。
鬼道:「招待状ですか?」
久遠:「そうだ。イギリス主催でな、同じグループのチームで集まって交流しないかと。世界のプレイヤーを知る良い機会なので、承ける事にした」
龍也:「パーティーねぇ……?」
不動:「メンドーだな」
あぁ、何か胡散臭い気がすんだよな……ってか不動の言うように単純にめんどくさい。
果南:「女性はドレス、男性はタキシードを用意してありますだって。…ねぇ、龍也? 私のドレス姿……見たい?」
龍也:「果南のドレス姿………」ブフォオッ!!
俺は顔を真っ赤にして鼻血を出してしまった。
果南:「な、何を想像したの?」
龍也:「そんなことはどうでもいい!!」
龍也(果南のドレス姿!? そんなの絶対見たい!!! 行くぞパーティー!!)
果南のドレス姿だと!? そんなもん見逃してたまるか!! 細部まで忠実に脳内保存して現物写真にも納めてやる!! ………え? めんどくさいって言ってなかったかって? ゴメン何10年前の話をしてるのかな?
不動:(こいつ………今度からかってやろ)ニシシシ
~ イギリスエリア・パーティー会場 ~
俺たちは招待状を持って〈イギリスエリア〉にやって来た。するともうすでに準備がされており男子と女子に分かれて更衣室に入ると他の国の代表が来ていた。
?:「おい、あれ」
?:「ああ。「オオミ・リュウヤ」だ」
?:「あの……失礼ですが、「オオミ・リュウヤ」さんですよね?」
龍也:「あ? 誰だお前?」
?:「申し遅れました。私は「ナイツ・オブ・クィーン」副キャプテン、「フィリップ・オーウェン」と申します」
龍也:「「大海龍也」宜しく。ってか人の体をあんまりジロジロ見ても悪いけどよ、相当鍛えられてるなお前。イギリスのチーム内で実力的には上位の方なんじゃね?」
フィリップ:「………体を見ただけでそこまで分かるんですか?」
龍也:「今この部屋に居るなかでお前より上と言うと……そこのイタリアの……「フィディオ」だっけ? とアメリカの「マーク」、「ディラン」、「イチノセ」、「ドモン」位じゃねぇの?」
それを聞いた他国の代表はムッとした表情になった。
イチノセ:「俺と土門のこと知ってるのか?」
龍也:「ああ。円堂達から聞いてるよ」
円堂:「一之瀬!! 土門!! 久し振りだな!!! なんだよ、こう言うことはちゃんと言えよな?」
土門:「悪い、ビックリさせたくてよ」
一之瀬:「イナズマジャパンと闘うのが今から楽しみだよ」
フィディオ:「イタリア代表の「フィディオ・アルデナ」だ。宜しく」
龍也・円堂:「「宜しく」」
風丸:「アルゼンチン代表は来てないな」
龍也:「来ねぇだろ。見るからにガサツそうだったし」
フィディオ:「まぁ確かにテレスはこういうとこに来る柄じゃないけどね」
そう言ったら皆苦笑いしていた。
男子組が着替え終わり外に出て暫く談笑していると女子組が出てきた。
果南:「あっ! 龍也!!」
っヤバい!!! 果南が可愛過ぎて直視出来ない!!///
果南:「? どうしたの?」
龍也:「い、いや…何でもない……///」
すると他の女子の黄色い声が聞こえてきて見るとイギリス代表キャプテン「エドガー・バルチナス」が来ていて他国の代表女子たちと話していた。
曜:「どこが良いんだろうね? 確かに顔は良いけど……」
果南:「私は龍也がいるもんっ!!♡」
っ///// パシャッ うん!! 可愛い写真が取れ……「もう……真撮りたいなら言ってよ……」
龍也:「ゴメン…撮らせてもらえないかと思って……「そのくらい良いもん……龍也だったら/////」」
あの~果南さん? 非常に嬉しいんですが腕に抱きつきながらそんなことを言われると他の男子からの恨みと嫉妬のこもった目が痛いので……
果南:「無理!!」
龍也:「心を読まれた!?」
エドガー:「こんにちは。あなた方がイナズマジャパンの皆さんですね?」
龍也:「宜しく……」
円堂:「宜しくな!!」
エドガー:「フッ……」
あ!? 何だコイツ!!
風丸:「おい!! 今のはさすがに失礼じゃないか!!」
エドガー:「失礼。ハッキリ言ってあまり強そうに見えなかった物ですから」
綱海:「何だと!?」
龍也:「じゃあ……試してみるか?」
エドガー:「ほう?」
龍也:「日本のキッカーとGK、イギリスのキッカーとGKが出て、お互いに止めるか止められないかでどうだ? 日本からは俺と円堂が出る。良いよな円堂?」
円堂:「あぁ!! 世界のシュートをこんな早く受けられるなんてワクワクしてきたぜ!!」
エドガー:フッ「良いでしょう。「フレディ」!!」
フレディ:「ハッ!!!」
エドガー:「彼は「フレディ・マックイーン」。我々のキーパーです」
龍也:「じゃあ場所を変えようか」
―――――――――――――――――――
エドガー:「先攻はイギリスで良いんですね?」
円堂:「来い!!」
フィディオ:「鞠莉、どうなると思う?」
鞠莉:「多分これは入るわね。問題は日本のキッカーの方だと思うわ」
そして勝負が始まり、エドガーはシュート体勢に入る。エドガーが空中で縦に一回転し、左足を前方に振り上げると左足に長大な聖剣が出現。そのままボールに剣を踵落としでぶちこんだ。
エドガー:「聖なる騎士の剣を受けるがいい!! [エクスカリバー]!!」
ギシャアアン
衝撃波と共に地面を切り裂きながらのシュートがゴールに迫る。円堂は背後に金色のマジンを出現させて跳び上がると、そしてマジンとともに右拳を振りかぶってシュート目掛けてマジンとともに右拳を叩きつけた。
円堂:「[怒りの鉄槌]!!」
ドグシャアァァアアアアアッ!!
しかし円堂は明らかに[エクスカリバー]にパワー負けしており、衝撃波に吹き飛ばされた。
ギシャアアアン!!
円堂:「うわあああっ!!」
そしてシュートはゴールに突き刺さった。
エドガー:「さぁ、貴方の番ですよ?」
龍也:「面白い物を見せてやるよ」
俺がセットポジションにつきシュート体勢に入ると、他国の代表は息を飲んだ。
エドガー:「バカな!? その技は!!!」
龍也:「[エクスカリバー]!!」
ギシャアアアアアン
エドガーの技と同じはずなのに威力は段違いのシュートがイギリスのキーパー目掛けて飛んでいく。
フレディ:「なっ!? [ガラティーン]!!」
キーパーが右手に光剣を出現させシュートを叩き斬ろうとするが………
ギシャアアアアアアン!!!
フレディ:「ぐわあああああっ!!?」
シュートはそのままゴールに突き刺さった。
会場は騒然となった。
イタリア代表女子:『何で日本の選手がエドガーさんのシュートを!?』
アメリカ代表女子:『信じられない!! 何で!?』
果南:「出たー!! 《
日本代表以外:『『『《
果南:「あ………」
龍也:「はぁ、果南……。俺は相手の技を、1度見ただけで自分の物として習得出来るんだよ」
日本代表以外:『『『なっ!!?』』』
龍也:「エドガーさん?」
エドガー:「っ!」
俺は挑発的な顔をしながら右手でエドガーを指し高らかに宣言した。
龍也:「[エクスカリバー]!! 貰ったぜ!!」
その時……エドガーは初めて、自分の失策に気付いた。
~ 続く ~
龍也の技窃盗の世界での最初の被害者はエドガーさんでした。
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