ラブライブ×イナズマイレブン ~世界への挑戦~   作:松兄

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第24話:開戦!! vs[ナイツ・オブ・クィーン]!!

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

KICK OFF!!

 

 イギリスボールのキックオフで試合が始まった。するとエドガーはいきなり[エクスカリバー]の体勢に……

 

龍也「来るぞ!!」

 

聖良:「任せて下さい!!!」

 

 

 

 

 ――試合開始前、監督からはこんな指示があった。

 

久遠:「試合が普通に始まったら今まで通りに闘え。ただし、エドガーがいきなり[エクスカリバー]を撃ってきた場合は、まずは鹿角と円堂で止めて「そう簡単に点はやらない!!」とプレッシャーを与えろ」

 

 

 

 

 

 

 

 エドガーが構えから跳躍、縦に一回転して右足を前方へ大きく振り上げると右足に巨大な剣が出現。

 そのまま踵落としで右足の剣をボールに降り下ろした。

 

エドガー:「[エクスカリバー・改]!!」

 

ギシャアアアン!! ズドドドドドドド!!!

 

 衝撃波と共に地を這い地面を破壊し、大地を切り裂きながら突き進むシュート。

 イギリスサポーターは『『入った!!』』と歓声をあげる。

 

聖良:「そう簡単には通しません!! [スノーマウンテン・改]!!」

 

 ドガアアァァアアッッ!!

 

 直ぐに聖良さんによるブロックが入る。しかし、オーラを凍結し威力を弱めてからブロックが入る性質の[スノーマウンテン]は、[エクスカリバー]の様な純粋なパワーのみのシュートとは相性が悪く、思ったよりパワーが奪えず[スノーマウンテン]は粉砕されて聖良さんは吹き飛ばされる。

 

 ――、[エクスカリバー]は尚も突き進む。

 

鹿角:「きゃああああっ!! キャプテンッ!!! お願いします!!!」

 

円堂:「任せろ!! [怒りの鉄槌・V2]!!」

 

ドグシャアアアン!!

 

 円堂は背後に金色の魔神を出現させ、魔神と共に拳で[エクスカリバー]を叩き潰し、完璧に防いだ。

 その瞬間会場に溢れるイギリスサポーターのため息。そして日本サポーターの歓声。

 

円堂:「渡辺!!」

 

 円堂のゴールキックからボールは曜に飛び、イギリスの女子MF、マリアとの競り合い(スクランブル)になる。

 

 

MATCH UP!!

曜 vs マリア

 

 

曜:「ヨーソロォオオオオオッ!!」

 

マリア:「っ!?」

 

 空中での競り合い。曜さんは気合いでマリアを吹き飛ばしボールを確保。

 しかし直ぐ様前線から戻ったフィリップがディフェンスに入る。

 

曜:「もう私はあの時とは違う!! [スプリント…ワァアアアアアプッ・G5]!!」

 

 ビュンッ ビュンッ ビュンッ

 

 代表選考の時とは比べ物にならないくらい技の「速度」、「精度」、「キレ」が格段にアップしており、曜の血の滲むような努力が一目で分かった。

 

フィリップ:「くっ!! 速いっ!?」

 

 相手のディフェンスを抜き去り、吹雪にパスを出す。

 

吹雪「ナイス!」

 

 トラップし、ドリブルで攻め上がる吹雪。そこへユーリが止めに入る。

 

ユーリ「行かせないわよ〜」

 

吹雪「っ!」

 

 

MATCH UP!!

吹雪 vs ユーリ

 

 

 両者マッチアップ。吹雪は左右のステップから相手を動かして隙を伺う。

 

ユーリ「その程度かしら〜?」

 

吹雪「っ!」

 

 吹雪の素早いシザース。右足でボールを跨ぐ。

 

ユーリ「こっちでしょ〜?」

 

 しかし、跨いだ右足が着地する前に左足の外側(アウトサイド)で逆方向に切り返し、着地した瞬間力強く地面を蹴って瞬発力で急加速。一気に抜き去る。

 

ユーリ「っ!?」

 

吹雪(よし……!)

 

 ディフェンスを振り切り、ペナルティエリア内に侵入した吹雪。シュート体勢に入る。

 

吹雪:「行くぞ!! [ウルフ…レジェンドッ・G5]!!」

 

 ワオォォオオオン!!

 

 狼の遠吠えと共に、鋭利な爪の様なシュートがイギリスゴールに迫る。

 

フレディ:「止める!! [真・ガラティーン]!!」

 

 ズバンッ!!

 

 相手キーパーは右手に出現させた光剣を真正面から[ウルフレジェンド]にぶつけてシュートをを叩き斬った。

 

フレディ:「ランス!!」

 

 相手キーパーのゴールキック。ボールはディフェンスのランスへ。

 

 

MATCH UP!!

ことり vs ランス

 

 

ことり:「行かせない!!」

 

 そこへ南が前線からプレッシャーを掛ける。が……、

 

ランス:「そんなディフェンス!! [ウルトラムーン・V2]!!」

 

 まるで満月のように美しく綺麗な円形を描く前方宙返りで南を躱わしたランス。

 

ランス「そこっ!」ドッ!!

 

 ランスからの針の穴を通すような鋭く正確なパス。ボールは前線のシシリーへ。

 

 

MATCH UP!!

鬼道 vs シシリー

 

 

鬼道:「行かせるか!!」

 

 そこへ鬼道が止めに入る。細心の注意を払い警戒するが、シシリーは必殺技の体勢に。

 

シシリー:「無駄です!! [ホーリー・レイ]!!」

 

 天から神々しい光の帯がディフェンスに入った鬼道に降り注ぎ、鬼道は徐々に体の力を奪われ立っていられなくなり力無くひざまづいてしまった。

 

シシリー:「キャプテン!!」

 

 シシリーからの右足の内回転(インサイドスピン)センタリング。

 ボールはゴールからやや逃げるように中へと入ってきており、エドガーが合わせる。

 

 

MATCH UP!!

龍也 vs エドガー

 

 

龍也:「来い!!」

 

エドガー:「行くぞ!!」

 

 するとエドガーは急にスピードを上げて龍也に急接近してからシュート態勢に。

 

エドガー:「[エクスカリバー・改]!!」

 

ギシャアアアン!!

 

龍也:「(っ!? この距離はダメだ!!) 聖良さん頼みます!!!」

 

 [エクスカリバー]の性質にここで俺も気付いた。この近距離では打ち返すことは出来ない。

 

聖良:「分かりました!! [スノーマウンテン・改]!!」

 

 すかさず聖良さんがシュートブロックに入る。が………

 

 ドガアアァァアアンン!!

 

聖良:「ぐぅうううううううっ!!! キャアアアアアアッ!!?」

 

 必死に堪えたがあまりのパワーに吹き飛ばされる聖良さん。シュートは尚も突き進む。

 

円堂:「鹿角!! [怒りの鉄槌・V2]!!」

 

 ドグシャアア!!

 

円堂:「ぐうぅぅううぅうううっ!!」

 

 円堂も必殺技を発動。魔神と共にシュートを上から叩き潰して応戦する。が………、

 

 ギシャアアアン!!

 

円堂:「ぐわああぁぁあああっ!!」

 

 シュートは円堂も吹き飛ばし、ゴールネットに突き刺さった。

 

 

 

 

GOOOAL!!!

日本 0 ー 1 イギリス

 

 

 

実況:『ゴオォォオオオルッ!! 先制は「ナイツ・オブ・クィーン」!!』

 

 歓声に包まれるウミヘビスタジアム。俺はみんなに対して謝る。

 

龍也:「悪い!!」

 

円堂:「何でブロックに入れなかったんだ?」

 

龍也:「問題なのは[エクスカリバー]の溜めの長さだ。あまり近づかれた状態で撃たれれば、溜めのモーションの間にシュートは通過してしまう」

 

 そう。コレが[エクスカリバー]の欠点。シュートするまでの時間が長すぎて、近距離から放たれるシュートを弾き返すことはできないのだ。

 

エドガー:「気付いた様ですね。貴方がDFだった瞬間、何をする気なのか直ぐに分かりましたよ。ですが!! [エクスカリバー]は私の技です!! 長所と短所は私が一番良く知っている!!」

 

聖良:「くっ!!」

 

風丸:「おい、試合再開だ」

 

イナズマジャパン:『『おう!!』』

 

 

 

ピィイイイーーーッ!!

RESTART!!!

 

 

 

 イナズマジャパンボールで試合再開のホイッスルが鳴り、ボールは鬼道へ。

 そこにエドガーがディフェンスに入る。

 

 

MATCH UP!!

鬼道 vs エドガー

 

 

エドガー「行かせませんよ!」

 

鬼道「!!」

 

 鬼道はダブルタッチフェイントからのシザース。エドガーの身体を左右に振ると、隙を突いて回転突破(ルーレット)。抜き去る。

 

エドガー「なにっ!?」

 

ピーター「エドガーさん!?このっ!!」

 

 驚くイギリスだが、すぐに立て直してピーターが止めに来る。

 

鬼道:「[レーザーフィード]!! 松浦!!」

 

 鬼道からの針の穴を通すような正確無比な必殺パス。果南に繋がる。

 

 

MATCH UP!!

果南 vs ユーリ

 

 

ユーリ:「行かせないわよ!!」

 

 鬼道からのパスを受け取った果南にDFの「ユーリ・カールトン」がディフェンスに入る。

 が、果南はロングシュートの体勢に入る。

 

 果南を水の竜巻が包み込みぐんぐん上昇。水のエネルギーがボールに集まり、それを渾身のシュート。

 

果南:「[激流ストーム・G5]!!」

 

ドガアアァアアアン!!

 

ユーリ:「こんな遠くから!?」

 

 ペナルティエリア外からのシュートに驚くユーリ。しかし果南の膨大な水のエネルギーを秘めたシュートはゴールではなく上空へ。

 

果南:「ことりさん!! シュートチェインお願いします!!」

 

ことり:「任せて!!」

 

イギリス『『!!』』

 

 なんと果南のシュートは南へのパスだった。

 ことりさんは背中にまるで翼人の様な純白の翼を出現させ、翼を羽ばたかせぐんぐん上昇していく。

 その姿はまるで神話に登場する翼人「イカロス」。そしてことりさんは太陽光をボールに収束させ、熱線の様なシュートをゴール目掛けて蹴り落とした。

 

ことり:「[イカロスフォール]!!」

 

 ジュオオォォオオン!!

 

 天から高温の火炎弾がイギリスゴールに襲い掛かる。キーパーも必殺技で応戦する。

 

フレディ:「止めてやる!! [真・ガラティーン]!!」

 

 ドガアアァァアアッ!!

 

 フレディの光剣がシュートを叩き切ろうと直撃する。だが、

 

フレディ:「ぐっ!! パ、パワーが!?」

 

 [イカロスフォール]のパワープラスチェイン元の[激流ストーム]のパワーも加わる。

 予想外のシュートのパワーに虚を突かれたフレディ。必死に堪えようとするが、もうすでに手遅れな所まで勢いに押されてしまっており………

 

 ドガアァアッ!!

 

フレディ「ぐわあっ!」

 

バシャアッ!!

 

 黒焦げになったボールは、キーパーを吹き飛ばしてイギリスゴールをぶち抜いた。

 

 

 

GOOOAL!!!

日本 1 ー 1 イギリス

 

 

 

実況:『ゴオォォオオオル!! 日本同点!!!』

 

穂乃果:「ことりちゃんナイスシュート!!」

 

ことり:ブイッ!!

 

 

 

 日本が盛り上がる中、イギリスは……、

 

フレディ:「すまん。あのシュート、信じられないパワーだった……」

 

マリア:「あの選手、アジア予選の映像には居ませんでしたよね?」

 

オーグ:「恐らく、世界大会からの追加招集メンバーだろうな………」

 

エドガー:「ですが勝つのは我々です。騎士(ナイト)の誇りにかけてイギリスに勝利を!!」

 

ナイツ・オブ・クィーン:『『はい!!』』

 

 

 

 

前半:28分

 

日本 1 ー 1 イギリス

 

 

~ 続く ~




オリ技

ホーリー・レイ
使用者:シシリー・フォン・クロード
天から敵対者の力を奪う聖なる光を浴びせ無力化して突破するドリブル技

イカロスフォール
使用者:南ことり
ことりが穂乃果と共に世界の舞台で闘いたいという想いから編み出したシュート。天から落下してくる物理的な破壊力と超高温の熱量、レーザーのような圧倒的スピードの3つのエネルギーを持つシュート。相手キーパーは逃げろ。




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