はたしてこの先どうなるか?
ではどうぞ!!!
イギリス戦後、日本から響木さんがライオコット島に到着し、その提案で俺たちは次の日の午前中だけ休みをもらった。
不動:「キャーキャーはしゃいじゃってまぁ」
龍也:「まだ予選リーグの第1試合が終わっただけなのにな……」
不動:「全くだ……ん?」
龍也:「どうした?」
何かに気付いた不動が振り返った方を見ると長身の金髪男性が誰かと話していた。
不動:「まさか!? ……アイツは!!」
龍也:「? どうした?」
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果南:「あれ? 龍也と不動くん誰と話してるんだろう?」
― 〈ジャパンエリア〉・宿舎 ―
休みが終わり、午後の練習の為に俺達が宿舎に俺たちが戻ると、見たことのないおじさんが監督と響木さんと話していた。
円堂:「あーー!! 刑事さん!? どうしてここに!!」
?:「おう円堂か!! なに、ちょっとな」
龍也:「誰?」
?:「お? お前さんが大海か。活躍は見てたぞ。中々やるようだな」
龍也:「どうも。で、あなたは?」
?:「おぉスマン。自己紹介がまだだったな。俺の名前は鬼瓦(おにがわら)。刑事をやってるんだ。」
? 警察?
龍也:「警察が何でここに?」
響木:「鬼瓦、コイツらには見せた方が良くないか?」
鬼瓦:「そうだな。これを見てくれ」
そう言って刑事さんが取り出した写真には一人の男性が写っていた。あれ、さっきの……
鬼道:「!? こいつはまさか……
鬼瓦:「鬼道、お前もそう思うか。この男はイタリア代表、「オルフェウス」の監督だ。元々イタリア代表監督は別のやつだったんだが、急にコイツに交代になったらしい」
果南:「あれ? この人さっき龍也と不動くんと一緒にいた人だよね?」
雷門メンバー:『!!?』
すると円堂たち雷門メンバーが驚いた目で俺を見る。な、何?
龍也:「いや、確かに会ったけど…それがどうかしたのかよ……?」
円堂:「そうか、大海は知らないのか………」
龍也:「何を?」
鬼道:「影山は前のサッカー協会副会長だ。帝国学園監督に就任してからチームを40年間無敗で全国優勝させ続けた監督」
40年間無敗!? ヤバイな……
龍也:「話を聞くだけだとすごい人だけど?」
鬼道:「だがその裏には、ヤツの勝つためには手段を選ばない卑怯なやり方があったんだ」
響木:「40年前、当時の雷門イレブンだった俺と仲間たちは、全国決勝で帝国と対戦することになった。だが、ヤツは俺たち雷門イレブンが乗ったバスに細工し、事故を起こさせて会場に来られなくする事で闘わずして勝利を手にいれた」
鬼道:「そして俺たちが中1のとき、俺が帝国学園にいた頃の全国決勝の対戦校のエースストライカーだった豪炎寺の妹を、人を使ってトラックにひかせて豪炎寺を試合どころでは無くして勝利させた」
その話を聞いた俺も他のメンバーも開いた口が塞がらなかった。「そこまでして勝ちたいのか」と。
鬼道:「不動、お前がまだ影山と繋がっているのなら……」
不動:「だったら?」
鬼道:「許さん。絶対に」
そして重苦しい雰囲気のなか練習が始まった。
立向居「円堂さんは、自分だけの必殺技を身に着けた。俺も俺だけの何かを身に着けないと、俺がこのチームにいる意味はあるのか………?」
穂乃果「ん、どうしたの? 立向居くん?」
立向居「あ、穂乃果さん。俺も俺だけの技を何か身につけたほうが良いよなって……」
穂乃果「あ〜……たしかに立向居くんの技は円堂くんのおじいさんのノートと円堂くんの真似だからね……」
立向居「…………………」
穂乃果「ありゃ、ゴメン……」
立向居「いえ。ホントのことですから……」
穂乃果「よし、アタシも協力するよ!ツバサさん!あんじゅさん!」
穂乃果に呼ばれて、ツバサとあんじゅが来る。
ツバサ「どうしたの?」
あんじゅ「何かしら?」
立向居「実は………」
立向居は事情を説明する。
ツバサ「なるほどねぇ。なら、体の中から今まで以上のオーラを湧き上がらせるとパワー上がるんじゃないかしら」
立向居「とうやって?」
あんじゅ「そうね……じゃあ、"このヘナチョコキーパー!"」
立向居「!!」
ツバサ「"足手まといの雑魚キーパー!"」
立向居「な、何を〜……!!」プルプル
立向居が怒りに震える。心なしか凄まじいオーラが湧き上がっているような……
穂乃果「お!良い感じかも!!」
―――だが、
立向居「ぐすん。そこまで言わなくても……」
ツバサ「あ〜本気で落ち込んじゃった」
立向居「でも、胸の奥から凄い力を感じた。この調子で、[マジン・ザ・ハンド]以上の気を集められれば!先輩方、練習お願いします!………悪口も少しだけなら」
ツバサ「そうこなくちゃ!」
穂乃果「悪口は気が進まないな〜……」
立向居たちは良い感じだが、鬼道と佐久間の動きがぎこちない。そりゃそうか。元と現帝国メンバーだもんな。すると久遠監督は、
久遠:「練習中断!! 鬼道、佐久間!! なんだお前たちの練習態度は!! 集中出来ないのならフィールドから出ろ!!!」
すると鬼道は監督に一礼してフィールドから出る。
鬼道:「すみません。ちょっと頭を冷やして来ます」
円堂:「お、おい鬼道!!」
鬼道:「良いんだ円堂。監督の言ってることは正しい。ちょっと頭を冷やしてくる」
円堂:「監督すみません!! 俺も行きます!!」
不動:「じゃあ俺も行くかね」
龍也:「じゃあ俺も」
果南:「ちょっと龍也!?」
円堂たちが気になり俺も行くことにする。監督に「良いですか?」と聞いたら意外とあっさり許可をくれた。
龍也:「ちゃんと明日には練習に戻るから心配するなよ。じゃあ行こうか」
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
― バスの中 ―
円堂:「で? どこに行くん?」
鬼道:「さっきマネージャーから聞いたんだが〈アルゼンチンエリア〉にこの島のことなら何でも知ってる情報屋が居るらしい。その人を訪ねて見ようと思う」
そして、俺達は〈アルゼンチンエリア〉に向かった。
― 〈アルゼンチンエリア〉 ―
しばらく〈アルゼンチンエリア〉を歩いていると他国の代表チームが居た。
円堂:「あれってイタリア代表だよな? 何で〈アルゼンチンエリア〉に?」
龍也:「さぁ? だけどその影山ってヤツはイタリア代表の監督なんだろ? だったら話が早いんじゃねぇの?」
鬼道:「そうだな」
そして円堂がイタリア代表に話しかけると、鬼道を見たイタリア代表選手達は急に怒り出して鬼道にくってかかる。
?:「あっ!! おい、コイツ!!」
?:「間違いねぇ!! おいテメェ、俺たちの監督をどこへやった!!」
鬼道:「な、なんのことだ! 俺は知らんぞ!?」
?:「シラを切る気よコイツ!!」
フィディオ:「止めろ!!」
?:「フィディオ……」
フィディオ:「ブラージ!! イナズマジャパンはそんな卑怯なことはしない!! プレーを見れば分かるだろ!!」
ブラージ:「そ、それは……」
円堂:「なぁフィディオ、何があったんだ?」
フィディオ:「それが、今日の練習を始める時に、「ミスターK」と名乗る男性が来て、「今日から私がイタリア代表監督だ。そして、お前たちに代わる代表を用意した。お前たちはクビだ。」と言ってきたんだ」
ブラージ:「それで俺たちが納得出来ないと言ったら、「ではこの新たな代表、"チームK"に勝ってみろ」と言われたんだよ」
システィ:「その時、ミスターKが連れてきたチームのキャプテンが、そこのあなたたちの仲間のゴーグルマントとそっくりだったのよ!!」
鬼道:「なんだと!? 俺に似てた!?」
不動:「へー? 人にあんなことを言っておいて影山と繋がってるのは鬼道クンの方だったとはね」
鬼道:「ふざけるな!! 俺は知らん!!」
フィディオ:「俺たちはそのあとで、ミスターKについて調べたんだ。そしたらミスターKの正体が、「カゲヤマ」と言う日本人だと分かったんだ」
円堂:「やっぱりアイツは影山だったのか」
アンジェロ:「僕たちは今、前の監督だった「パウロ監督」を探してるんだ。それで情報屋の話を聞いて〈アルゼンチンエリア〉に……」
円堂:「そうだったのか。俺たちもちょうど今影山の事で情報屋を訪ねる所だったんだ。良ければ一緒に探そうぜ。後さ、俺と豪炎寺と風丸と鬼道は同じ雷門っていう学校のメンバーなんだけどさ、中学生の頃から影山の悪事と戦ってたんだ。俺たちが知ってることは一応全部話すよ」
フィディオ:「本当かい!! 助かるよ!!」
ブラージ:「おいフィディオ……「ブラージ!!」っ!!」
龍也:「じゃあまずは聴き込みだな」
そして俺たち五人とイタリア代表は協力? して情報屋を探すことになった。
ー 続く ―
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