情報屋を探しながら〈アルゼンチンエリア〉を歩く俺たちとイタリア代表。
その道中に影山がどういう男かについて円堂と鬼道がフィディオたちに詳しい話していた。
フィディオ:「そうか…影山零治、恐ろしい男だね」
システィ:「私たちの大好きなサッカーでそんなことをするなんて許せないわ!!」
ブラージ:「そんな方法で勝って嬉しいなんてどうかしてるぞ!!」
鬼道:「今までの影山の傾向から言って、試合そのものを出来なくして不戦勝に持ち込む可能性が高い」
システィ:「そんなことは絶対にさせない!!」
龍也:「ん? おい、あの人……」
皆が見ると明らかに一般人とは違うオーラ? を漂わせている人がいた。
円堂:「すみません、貴方が情報屋さんですか?」
?:「……合言葉は?」
不動:「どうやらただでは話してくれないみたいだな」
?:「合言葉は〔Y字ストリート〕のマンホールにある。見つけられるかな?」
佐久間:「〔Y字ストリート〕か。とにかく行ってみよう」
― 〔アルゼンチンエリア北側・Y字ストリート〕 ―
ブラージ:「マンホール、マンホール」
システィ:「駄目。こっちには書いてないわ」
龍也:「手の込んだ事しやがって」ブツブツ
すると円堂が、
円堂:「ん? これじゃないか!?」
見るとそこには「優勝はジ・エンパイア」と書かれていた。
フィディオ:「これが合言葉なのか? とりあえず戻ってみよう」
―――――――――――――――――――
?:「よし! よく合言葉を見つけてきたな。確かに俺が情報屋だ」
フィディオ:「それじゃあ話を………」
情報屋:「言わなくても分かる。前のパウロとか言うイタリア代表の監督の事だろ?」
イタリア代表:『『!? な、何で?』』
情報屋:「と言うか、今俺たち情報屋界隈ではその話題で持ちきりだぜ?」
鬼道:「そうなんですか?」
情報屋:「ああ。それで今のイタリア代表監督は確かにイタリアサッカー協会からの正式な書類で交代になったらしい。話じゃあ前監督はもうこの島には居ないらしいぜ?」
システィ:「そんな……」
情報屋:「後その新監督がよく会っていたという男がいてな。そう言えばそこのゴーグルマントの君にそっくりだったな」
鬼道:「そうですか。ありがとうございます」
フィディオ:「じゃあ円堂、俺たちはこれで」
円堂:「大丈夫か?」
フィディオ:「ああ。イタリア代表の座は渡さない。君たちとはちゃんと試合をしたいから」
円堂:「分かった。絶対に負けるなよ!!」
フィディオ:「ああ!! 後さ、「マモル」って呼んで良いか?」
円堂:「もちろん!! フィディオ!!!」
フィディオ:「マモル!! じゃあ試合で!!」
そうして俺たちは〈ジャパンエリア〉に戻り練習に合流。そして練習終了後、フィディオたちイタリア代表が訪ねてきた。
円堂:「フィディオ!? どうしたんだ?」
果南・ダイヤ:「「鞠莉(さん)!?」」
フィディオ:「マモル……やられたよ。ミスターKに………」
鬼道:「どういう事だ!?」
鞠莉:「フィディオたちがあなたたちと別れてから、私たちは合流して影山に見つからない様に練習していたの。そしたらシスティを庇って、キーパーのブラージが上から倒れてきた木材の下敷きになって怪我しちゃったの」
果南:「どこまで卑怯な奴なの!?」
円堂:「……フィディオ、俺たちに協力させてくれないか?」
フィディオ:「え?」
円堂:「そっちには6人しか残ってないんだろ? だったら俺と大海と鬼道と不動と佐久間がイタリアチームに入る」
龍也:「そうだな。これで11人だ。あれだけ卑怯な事をしたんだ。このくらいは認めてもらう」
ダンテ:「いや…ありがたい話だけど君たちにそんな義理は……」
円堂:「俺、許せないんだ。あんな卑怯な事を平然とする影山が。それに俺たちがイタリア代表と試合するときはフィディオたちと闘いたいから」
龍也:「そう言うこと。もしも俺たちに何かお礼とか考えてるんだったら俺たちとの試合で手加減無しの本気の全力勝負してくれればそれでいい。な? 皆?」
皆は笑顔で頷いてくれた。
ルミア:「イナズマジャパンの皆さん、ありがとうございます!!」
円堂:「せっかくだから泊まっていけよ。外にいるとまた狙われると悪いからさ」
フィディオ:「何から何まですまない」
響木:「話は聞かせてもらった」
円堂:「響木さん!!」
響木:「我々としてはこのまま影山を放置することは出来ん。喜んで協力させてもらおう」
久遠:「5人は明後日の練習3倍で手を打とう」
龍也:「それで済むなら安いものですよ」
風丸:「フィディオ!! ヨーロッパのサッカーについて聞かせてくれよ!!」
果南:「システィさん、ルミアさん!! 女の子同士で色々話さない? あと鞠莉はイタリア代表の話をチームメイトの私たちにも黙ってた罰を受けてもらうからね!! 弱い所をくすぐり倒してやるんだから!!」
システィ・ルミア:「「ええ(ありがとう)!!」」
鞠莉:「そんなぁ~!!」
そしてイタリア代表と協力してチームKと戦う事になった俺たち。そして翌日、試合の朝を迎えた。
― 続く ―
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