ラブライブ×イナズマイレブン ~世界への挑戦~   作:松兄

34 / 213
第32話:帝国の反逆

 

 

 デモーニオのシュートが決まり3ー2だがまだリードしており、日本・イタリアボールのキックオフで試合再開。

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

龍也:「鬼道!」

 

 鬼道にボールが渡るが、そこに鬼道のそっくりさんことデモーニオがディフェンスに来る。

 

 

MATCH UP!!

鬼道 vs デモーニオ

 

 

デモーニオ:「どちらが総帥の最高傑作か思い知らせてやる」

 

鬼道「勝負だ!」

 

 鬼道が左右にフェイントで振るが、デモーニオはすべてついていっており鬼道が攻めあぐねていた。――そこへ、

 

不動:「ったく、見てらんねえぜ!!」

 

 不動が鬼道に向かって走り出した。

 

鬼道:「不動!?」

 

 驚く鬼道。

 

不動:「同時にボールに思い切り蹴りを入れろ!!」

 

 鬼道と不動が挟み込むように2人同時にボールを蹴ると2人のインパクトが衝撃波を起こしディフェンスを吹き飛ばした。

 

デモーニオ:「くっ!! 何だと!?」

 

 衝撃波でデモーニオは吹き飛ばされる。

 

鬼道:「不動……」

 

不動:「あのくらい1人で抜けよ」

 

鬼道:「ふ、礼は言わんぞ?」

 

不動:「別に良いぜ? 次1人で抜けばな」

 

 軽口をたたき合う二人。そのまま鬼道のロングフィード。

 

鬼道「大海!!」

 

 ボールはそのまま龍也に渡る。

 

アリア「ボールをよこしなさい!!」

 

ゴウ「止める!!」

 

 

MATCH UP!!

龍也 vs アリア&ゴウ

 

 

 チームKの連係ディフェンス。龍也は相手のラフタックルを躱しながらも辺りに注意を配る。

 

龍也:「(きた!)フィディオ!!」

 

 隙を突いて、相手2人の間を通し、フィディオにスルーパスを出す。

 

アリア「なんですって!?」

 

ゴウ「バカな!!」

 

 

フィディオ:「狭い所を通すな……だがナイスパスだ!![オーディンソード・改]!!」

 

 地面に魔方陣が現れフィディオのシュートとともに魔方陣から黄金色の剣が飛んでいく。

 

インディゴ:「[フルパワーシールド・V3]!!」ガキィイイッ!!

 

 相手のキーパーの必殺技。衝撃波の壁が[オーディンソード]を阻む。

 

バチぃっ!!

 

 フィディオのシュートは相手のバリアに弾き返されそのまま跳ね返ったボールはデモーニオに。

 

デモーニオ:「よし、[皇帝ペンギンX]!!」

 

 デモーニオが指笛を吹くと地面から黒いペンギンが飛び出し飛び回る。振り上げた足にペンギンが噛み付くと、渾身の力で必殺シュートを放つ。

 

デモーニオ「決まった!!」

 

マリ「ノーです!」

 

 しかしシュートレンジ上にいた小原は当然シュートブロックを行う。

 

マリ:「[アトランティスウォール・G3]!!」

 

 ガカアアアッ!

 

マリ:「ぐぐぐぐっ……!!!」

 

 小原の呼び出した古代遺跡にシュートが激突!! 必死に押さえ込もうと踏ん張るが………

 

 バガアアアン!!

 

マリ:「キャアアアアアッ!!!」

 

 小原はパワー負けして吹き飛ばされる。だが、

 

システィ「止める![真・バーバリアンの盾]!」

 

 バギィっ!!

 

 悪魔の盾に激突した[皇帝ペンギンX]。だが、威力はまだ健在だ。

 

システィ「くっ……!?」

 

 バゴォオォオオッ!!

 

システィ「キャアッ!?」

 

 ふっ飛ばされるシスティ。そして、最後の円堂に託される。

 

円堂:「威力は弱まった!! [怒りの鉄槌・V3]!!」

 

 ドグシャアアアッ!!

 

 [皇帝ペンギンX]を完璧に叩き潰して失点を回避し、ここで―――

 

 

ピッ、ピィイイイーーーッ!!!

― 前半終了!! ―

 

 

デモーニオ「くそっ、決まらなかっただと……!」

 

 ハーフタイムに入り、両チームベンチへ。

 

龍也「なんとか止めたか……」

 

 龍也がこのあとどうするかを頭の中でシミュレーションしつつ考えていると、

 

システィ:「龍也さん!! ドリンクをどうぞ!!」

 

 ハーフタイムの給水でシスティーナさんがドリンクをくれたので遠慮なく貰う。ふ~、ちょっと疲れたしな………

 

龍也:「貰うよ。ありがとう」ナデナデ

 

システィ:「ハウッ!!?!?///」

 

龍也:「あっ悪い。いつも果南にやるクセでやっちまった」

 

システィ:「い、いえ///、その…う、嬉しかったです……///(松浦果南!! いつも龍也さんによしよしして貰ってるの!? なんて羨ましい!!)」

 

 ん? 最後よく聴こえなかったけどまぁいいか。

 

ルミア:(システィひょっとして……?)

 

フィディオ:「だが、幾らなんでもおかしい……」

 

龍也:「なにがだ?」

 

アンジェロ:「確かにおかしい。チームKの選手の実力は全員僕たちオルフェウスと同等なんです。でもイタリア国内で僕たちは誰もあいつらの内の誰か一人の名前すら、聞いたことがないんです」

 

鬼道:「それは確かに変だな。代表クラスの実力があるなら名前が通るのが普通なんだが」

 

ミスターK:「それには特別に私が答えてやろう」

 

鬼道:「影山!?」

 

影山:「答えはチームKが身体能力特殊強化プログラムを受けた「強化人間」だからだ」

 

円堂:「強化人間だと!?」

 

ミスターK:「ああ。そのプログラムを受ければサッカーの全くの素人がものの30分で代表クラスの身体能力を得る事が出来る。素晴らしいと思わんかね?」

 

システィ:「道理で。おかしいと思ったわよこの卑怯者!!」

 

 野郎……!

 

龍也:「フィディオ、あいつらは世界中のサッカー選手やファンをバカにした。絶対に負けてはいけない相手だ」

 

フィディオ:「もちろんだ!! 皆、後半行くぞ!!」

 

日本・イタリア:『『おう!!!』』

 

 そして後半、日本・イタリアボールで試合開始。

 

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

― 後半開始!! ―

 

 

 フィディオからボールを戻された鬼道。不動に指示を出す。

 

鬼道:「不動、あの技をやるぞ!!」

 

不動:「ああ。影山のヤロウに見せつけるにはちょうどいいかもな!!」

 

佐久間(?)

 

 鬼道と不動が連携して攻め上がる。デモーニオが止めに行くが、

 

デモーニオ「貰った…!」

 

鬼道「不動!」パス

 

不動「ほらよ!」パス!

 

デモーニオ「なにっ!?」

 

 見事なワン・ツーで抜き去る2人。そしてゴール前に躍り出る。

 

鬼道&不動「「くらえっ!!」」ドガアッ!!

 

 すると、鬼道は左足。不動は右足にオーラを込めてツインシュート。だがボールは枠外へ逸れていった。

 

佐久間:「!?」

 

鬼道:「くっ、やはりダメか!!」

 

佐久間:「鬼道、今の技は!?」

 

鬼道:「[皇帝ペンギン1号]のパワーと、[皇帝ペンギン2号]のバランスを併せ持ったシュートだ。だが、まだ完成していなくてな……」

 

不動:「この技なら、影山に一泡吹かせられるのによぉ!!」

 

龍也(そんな物を練習してたのか……たしかに完成すればもうこの試合は貰っただろうな)

 

 ――すると、

 

佐久間:「不動、俺はどこかお前を疑っていた。いつか裏切るんじゃないかと……だが、今はもうそれは無い。鬼道、不動!! その技俺にも手伝わせてくれ!! 俺たち3人ならきっと成功する」

 

RESTART!!!

 

 チームKのゴールキックで試合再開。ボールはビオレテに飛ぶが、ルミアが空中でカットしてフィディオにパスを出す。

 

フィディオ:(あの3人の技は未完成。なら俺が!!)

 

鬼道:「フィディオ、あと1回だけでいい!! こっちに回してくれ!!」

 

フィディオ:「!! ……分かった!!!」パスッ

 

 そしてボールは鬼道に渡った。何か策はあるのか?

 

 ――すると、

 

佐久間:「鬼道!! お前たちの技は、高さが足りないんだ!!」

 

鬼道:「高さ……高さか!!」

 

不動:「そう言うことかよ!!」

 

 佐久間の言葉で、鬼道と不動も完成しなかった理由に気づいた。

 

鬼道:「[皇帝ペンギン1号]と[皇帝ペンギン2号]が2次元なら………」

 

不動:「そこに高さを加えて……」

 

佐久間:「3次元に!!」

 

 三人が跳躍して指笛を吹くと、紫色のペンギンが飛んでくる。ボールと3人の周囲をぐるぐると旋回し、3人のトリプル踵落としシュートと共にペンギンが猛然とゴールへと向かっていく。

 

鬼道・不動・佐久間:「「「これが、[皇帝ペンギン3号]だぁぁああああああああっ!!!」」」

 

 ドッガァァアアアン!!

 

 3人の更なる進化を果たした皇帝ペンギンが、上空からチームKゴールに襲い掛かる。

 しかしそこにデモーニオが立ちはだかりシュートブロックに入る。

 

デモーニオ:「これ以上やらせるものか!! [皇帝ペンギンX]!!」

 

 ドガアアアッ!!

 

デモーニオ:「ぐぐぐぐ………くそぉおおっ!!」

 

 必死に耐えるが、押されていくデモーニオ。そして、

 

デモーニオ「ぐわぁああああっ!!」

 

インディゴ:「デモーニオ!? うわああああっ!!」

 

 ボールはデモーニオとキーパーの2人ごと、纏めてゴールに突き刺さった。

 

 

GOOOAL!!!

日本・イタリア 4 ー 2 チームK

 

 

 

ミスターK「っ!!」

 

鬼道:「これが皇帝ペンギンの最終進化、[皇帝ペンギン3号]だ!! 影山、これが俺たちの答えだ!!」

 

 

後半:17分

 

日本・イタリア 4 ー 2 チームK

 

 

― 続く ―




感想・評価宜しくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。