ラブライブ×イナズマイレブン ~世界への挑戦~   作:松兄

37 / 213
第35話:イギリスvsイタリア戦TV観戦

 

 

 イナズマジャパンがアルゼンチンに敗けてから3日後、俺たちは宿舎のテレビでイギリスvsイタリア戦を観ていた。

 

円堂:「イギリスは俺たちと戦った時よりずっと強くなってる」

 

鬼道:「特訓を重ねて強くなっているのは、俺たちだけではないということだ」

 

果南:「でも………」

 

TV:「ゴール!! 2ー1、イタリア逆転!! ここで試合終了のホイッスル!、 イタリア代表オルフェウスの勝利だーー!!!」

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

― 試合開始前 ―

 

ブラージ:「ミスターK、俺たちはあんたを監督とは認めない。今日の試合は指示は必要ない。あんたはそこに黙って座っていればいい」

 

ミスターK:「分かった。約束しよう」

 

フィディオ:「………」

 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 

システィ:「フィディオ? さっきの態度は何?」

 

フィディオ:「俺はもう少し様子を見たい。確かにあの人のやったことは許されない。けど、あの人は悪意しかない訳ではない気がする」

 

ブラージ:「何を悠長なことを言ってるんだフィディオ!! 円堂たちが言ってただろ、アイツが今までやってきた悪さのことを!! それにこの間のチームKのときだって、アイツの策略で怪我を負わされたメンバーも居るんだぞ!?」

 

システィ:「それにあの時イナズマジャパンが……龍也さんたちが助けてくれなかったら、私たちは今頃!! 龍也さんたちは気にするなって言ってくれたけど、私たちを助けてくれたせいで、イナズマジャパンは敗けちゃったのよ!? 私は申し訳なくて仕方ないわ!!」

 

ブラージ:「しっかりしろよ!! キャプテンが居ない今、副キャプテンのお前がチームを引っ張らないといけないんだぞ!!」

 

フィディオ:「分かっているよ………」

 

トニー:「頼むよ!!」

 

 そして試合が始まり、

 

エドガー:「必殺タクティクス〈無敵の槍〉!!」

 

トニー・ユリウス・システィ:「「「うわあああああっ(キャアアアアアッ)!!?」」」

 

エドガー:「[真・パラディンストライク!!!]」

 

 そしてそのシュートが決まり1ー0で前半終了。

 

ブラージ:「くそ!! あいつらのフォーメーションを破る方法誰か思い付かないのかよ!!」

 

ミスターK:「ふふふふふふふ」

 

ユリウス:「何が可笑しい!!」

 

ミスターK:「失礼。君たちとの約束、破らせてもらっても良いかな?」

 

システィ:「アンタは黙って……スッ―フィディオ!?」

 

フィディオ:「聞くだけ聞いてみよう」

 

―――――――――――――――――――

 

ブラージ:「攻めの人数を増やしてDFを二人にする!? そんなこと出来るわけないだろ!!」

 

ミスターK:「〈無敵の槍〉が無敵なのはフォーメーションが崩れる前の話。その瞬間を狙うためのフォーメーション変更だ。そして攻める時はドリブルではなくパスを使え。前後左右ではなく高低差と緩急を意識したパスだ」

 

 それからミスターKの指示通りに試合を進めると、恐ろしいくらいに戦いやすくなり、そのまま2点をもぎ取りイタリアが勝利した。

 

ブラージ:「まさか、アイツの指示が効いたのか……?」

 

エドガー:「フィディオ、君たちの動きは何だ? 後半から見違えるようだった。これが同じチームかと言うくらいに………まるで私たちの動きが全て見抜かれている様だった。君たちの監督は何者なんだ?」

 

 ミスターKを見ると、コートから出ていく所だったので俺は急いで追いかけた。

 

フィディオ:「ミスターK!! 貴方にとって、サッカーとは何ですか!?」

 

ミスターK:「…………」

 

 はりあの人はサッカーを知っている。勝つということを知っている。なのになぜ貴方はあんな卑怯なやり方を………?

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

円堂:「鬼道、どう思う?」

 

鬼道:「間違いない。この試合、イギリスの動きを見抜きイタリアに勝利の策を授けたのは影山だ。アイツの指導者としての力は衰える処か益々強大になっている」

 

龍也:「よし練習だ!! 次からもう敗けられないんだ、気合い入れてくぞ!!」

 

イナズマジャパン:『『『オォシッ!!』』』

 

 そして私たちはグラウンドで練習を始めた。

 

龍也:「行くぞ立向居!! [スサノオブレード・G5]!!」

 

立向居:「[魔王・ザ・ハンド]!!!」

 

 ギャルルルルルル!!

 

立向居:「ぐぐぐぐ………っ!!」

 

 バチィン!!

 

 ボールはゴールの中に吸い込まれていった。

 

龍也:「やるじゃん立向居!! 止められるかと思ったぞ?」

 

立向居:「まだパワーが足りないか……次、松浦さんお願いします!!」

 

 果南がセットポジションにボールを置く。

 

果南:「いくよ![激流ストーム・G5]!!」

 

立向居:「[魔王・ザ・ハンド]!!」

 

 ギャルルルルルル! バシィッ!!

 

果南:「止められた……」

 

龍也:「でもアルゼンチン戦の時よりだいぶパワー上がったじゃん」

 

果南:「全然駄目。これじゃあ[アイアンウォール]クラスのディフェンスを破れない」

 

龍也:「なぁ? 俺[グランドウェーブ]受けてみたいんだけど良いか?」

 

果南:「えっ!? 大丈夫? アルゼンチンのディフェンスを破った技だよ?」

 

龍也:「大丈夫。立向居!! キーグロ貸してくれ!!」

 

立向居:「あっ、はい!!」

 

龍也:「よしっ!! 来い!!」

 

果南:「吹雪くん、ダイヤ!! 行くよ!!」

 

果南・ダイヤ・吹雪:「「「[グランドウェーブ]!!」」」

 

龍也:「[真・ゴッドハンドV]!!」

 

 ガカアッ!! シュゥゥウウウ……

 

果南・ダイヤ・吹雪:「「「!!?」」」

 

 ボールは俺の手に収まっていた。

 

龍也:「凄げぇパワーだな。これならそう簡単には止められないだろ」

 

立向居:「龍也さん!! 今の技って!?」

 

龍也:「ああ。円堂と立向井の[ゴッドハンド]を、俺なりに進化させた技だよ[ゴッドハンド(ブイ)]って名前」

 

立向居:「龍也さん、その技教えてください!!」

 

龍也:「良いけど……難しいぞ?」

 

立向居:「大丈夫です!! お願いします!!!」

 

豪炎寺・ツバサ・穂乃果・海未:「「「「私(俺)たちも負けていられない!!」」」」

 

 

 アメリカ戦まで後4日。

 

 

― 続く ―




感想・評価宜しくお願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。