FFI世界大会が終わり翌年の4月17日。今日は私、渡辺曜の誕生日です。
今日は卒業した果南ちゃん、ダイヤさん、鞠莉さんと同級生の千歌ちゃん、梨子ちゃん、そして後輩たちとグラウンドでサッカーする約束をしており、今まさにグラウンドでミニゲームをしていた。
果南:「曜、千歌、梨子! 決めて!!」
果南ちゃんからのパスが梨子ちゃんに通る。
梨子:「行くわよ、千歌ちゃん、曜ちゃん!!」
梨子・千歌・曜:「「「[ザ・フェニックス・V3]!!」」」
三人が一点を交錯して生み出された炎が不死鳥となり雄叫びをあげる。
曜:「ヨーソロー!!」
ドガアァァアアアン!!
後輩1:「[旋風陣・改]!!」
逆立ち状態で高速回転してその回転の中にボールを巻き込み威力を削ろうとするがほとんど削れず尚もシュートは進む。
鞠莉:「[アスタリスクロック・G5]!!」
鞠莉ちゃんのブロック技で発生した6つの岩石が多方向からシュートを押し潰してブロックして不死鳥を止めた。
鞠莉:「この程度のシュートじゃあまたリューヤに手も足も出ないデースよ!!」
ダイヤ:「その通りですわ。果南さんの彼氏の神奈川の<竜星学園>のストライカー、そして私たちがFFIで共に闘った日本の絶対エース「大海龍也」さん。彼を止めない限り浦の星の優勝はありませんわ。一年生も冬の選手権、そしてFFIを見ていた方は彼の実力を知っているでしょう?」
一・二年生:「はい!」
果南:「じゃあ再開しようか。」
次はダイヤさんチームと鞠莉さんチームのゲームになり、
ダイヤ:「[ダイヤモンドレイ・G3]!!」
ドッガアァァアアン!!
花丸:「[シュートイーター・G5]!!」
花丸ちゃんの右手にエネルギーボールが生み出され、それをシュート目掛けて投げつけるとエネルギーボールがシュートを包み込む様に覆い、威力を弱めていく。
バギャアアアアアン!!
ダイヤモンドレイはゴールに吸い込まれていった。
花丸:「やっぱりダイヤモンドレイは止められなかったずら」
ルビィ:「でも花丸ちゃん技のパワーだいぶ上がったよね!」
花丸:「でも間違いなく今のマルじゃあ龍也さんのシュートは止められないずら……」
果南:「大丈夫だよ花丸ちゃん。焦らずに努力を重ねていけば必ず力になるから!」
花丸:「果南さん……はい!」
果南:「じゃあゲームはここまでにして十千万行こうか!」
そして千歌ちゃんの実家の温泉旅館「十千万(とちまん)」で私の誕生日を皆が祝ってくれた。
千歌:「ハッピーバースデイ曜ちゃん!」
曜:「ありがとう千歌ちゃん!!」
果南:「はい! これは私たち卒業生から。」
曜:「私が欲しかったけど高すぎて買えなかった限定品のスパイク! しかもプレミアモデル!?それ確か65,000円だった筈だよ!!」
鞠莉:「曜? 私たちはもう就職して働いてるのデスよ?」
ダイヤ:「それに三人ともプロになりましたし割り勘にすれば高い買い物ではありませんわ」
ルビィ:「鞠莉さんがイタリアリーグの「フィ○ン○ェ」お姉ちゃんと果南さんが日本リーグでお姉ちゃんが「清水ファルコンズ」、果南さんが「アス○クラ○○津」ですよね?」
果南:「うん。来年になったら龍也も入ってくるし楽しみだよ。」
ダイヤ:「まだ4月ですわよ!? もう入団内定出てるんですの!?」
果南:「うん。なんか龍也が「果南と同じチーム以外お断りだ」って言ったらしくてね。沼津に即決で決まったらしい。」
花丸:「でもなんで果南さんは沼津にしたずら? もっと実力上位のチームでもやれた筈ずら。」
果南:「沼津なら練習場まで家から通えるしね。何より家の店と内浦の海から離れたくなかったから。」
鞠莉:「さすが海バカね!」
果南:「誰が海バカよ失礼な!」
梨子:「話が脱線しちゃったけどこれは私と千歌ちゃんの三年生から。」
曜:「あっ!サッカーボールにパワーアンクル!!」
千歌:「曜ちゃんのボールボロボロだったしね。それにパワーアンクル足につけてれば日常生活してるだけで筋トレになるよ!!」
曜:「ありがとう千歌ちゃん梨子ちゃん!」
花丸:「これはマルたち二年生全員からずら」
ルビィ:「練習ウェアとソックスと試合用の脛当てです。」
曜:「ありがとう皆。大切にするね!!」
一年生:「渡辺先輩! これ私たちからです!!」
曜:「ありがとう。凄く嬉しいよ!!」
志摩:「皆~?ご飯出来たわよ~?」
千歌:「分かったー! 皆準備手伝って! あっ、曜ちゃんは座っててね?今日の主役なんだから!!」
曜:「あはは……分かった」
そして準備が整い、
千歌:「じゃあ曜ちゃんの誕生日を祝って、乾杯!!」
全員:「「「「乾杯!!!」」」」
そして皆で料理を食べながら浦女サッカー部のこれからを話したりや卒業生の近況報告を聞いたりして、その日はお開きになった。
― 曜ちゃん Happy Birthday ―
曜ちゃん誕生日おめでとう!!
感想・評価宜しくお願いします。