ラブライブ×イナズマイレブン ~世界への挑戦~   作:松兄

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第48話:決着!!

 

 

 イタリア戦終了のホイッスルが鳴り、俺は得点板を見た。

 

[日本2ー2イタリア]

 

龍也:(くそ………、最後のカウンターシュート、あれさえ決めていれば………!)

 

イナズマジャパン:「龍也!!(大海!!)(大海くん!!)」

 

 ドカドカドカッ!!

 

龍也:「へぶっ!? っつ、きっついな。まさかそこまで責められるとは思ってなかったわ」

 

円堂:「へ? 責める? ハイタッチじゃないの?」

 

龍也:「え………?」

 

鬼道:「なにをシケた顔をしてるんだ? お前が居なかったら引き分けにすら出来なかったことは皆分かってるよ」

 

にこ:「って言うか敗けた訳じゃ無いし。」

 

果南:「せいいっぱいやった結果だもん。何一つ不満は無いよ!!」

 

龍也:「ああ……そうだな」

 

曜:「最後のカウンターシュート、[ブレイブショット]の勢いに圧されて打ち返したあと体が後方に飛ばされてた。きっと狙いをつけて打ち返す余裕が無い程すごい威力だったんだね」

 

 パチパチパチパチパチパチパチパチ

 

両チーム:『『『『『『?』』』』』』

 

実況:「両チーム譲らないこの歴史に残るであろう激闘を讃え、観客から両チームの選手たちへ惜しみ無い拍手が贈られています!!」

 

イタリアサポーター:「スゴかったぞ日本!」

 

日本サポーター:「イタリアもよく頑張った!!」

 

実況:「相手国のサポーターが相手国の選手へとエールを贈っています!! それだけ国籍を問わず会場を1つにした名勝負であったと言えるでしょう!!」

 

円堂:「アルゼンチンvsアメリカ戦の結果いかんになっちまったけど勝負はお預けだ」

 

フィディオ:「ああ。日本の決勝トーナメント進出を祈ってるよ!!」

 

 円堂とフィディオは固い握手を交わした。

 

影山:「引き分けか………」

 

すると鬼瓦さんを初めとした警察官が入ってきた。

 

警察:「ミスターK! いや、影山零治!! 署まで同行願おうか!!」

 

影山:「ああ。分かった。だが、その前に、鬼道、フィディオ、お前たちは本物だ。もしかしたら、私もずっとなりたかったのかもしれん。お前たちのように………」

 

鬼道:「総帥・・・」カチャ

 

 鬼道はゴーグルを外した。

 

影山:「ん? 久し振りだな。お前の素顔を見るのは」

 

鬼道:「このゴーグルは、貴方がくれた物でしたね」

 

影山:「そうだったな、お前には、もう必要無いか………」

 

鬼道:「いえ、これはこれからも使わせてもらいます。俺のトレードマークですから」

 

影山:「ふっ、そうか。それもそうだな。それと、フィディオ、何故私の為に彼処までしたんだ?」

 

フィディオ:「俺の父もプロの選手で、才能の壁に苦しみました。今はもう引退していますが、それでも父さんは俺の自慢でした。もしかしたら、俺もミスターKの様になってしまっていたのかも知れないと思ったら、放っておけなかったんです」

 

影山:「………私が、この言葉を言うことなど一生無いと思っていたのだが、鬼道、フィディオ、「ありがとう」」

 

フィディオ:「ミスターK、今の気分はどうですか?」

 

影山:「勝てた訳では無いと言うのに、今まで得たどの勝利よりもスッキリしている。不思議なものだ………」

 

警察:「そろそろ、」

 

影山:「ああ。行くか」

 

響木:「すまん。本当に最後に1つだけ影山に聞きたい事がある。影山! 40年前、お前を唆したのは誰だ!! お前は私たちかつての雷門イレブンと我々の監督であり円堂の祖父「円堂大介」監督が乗ったバスに細工して不戦勝を手にした。だが当時のお前はまだ中学生。1人でそんなことを出来たとは思えん!!」

 

影山:「そんな事を今更聴いてどうする? ……ん?」

 

赤キャップのおじさん:「……………」

 

影山:「良いだろう。教えておいてやる。確かに私には協力者がいる。そしてその者の手引きで、今まで行動を起こしてきた」

 

響木:「誰なんだソイツは!?」

 

影山:「その者の名は「ガルシルド・ベイハン」」

 

響木:「ガルシルド!? FFI運営委員長のガルシルドか!?」

 

影山:「ガルシルドには気をつけろ。奴の闇は底知れぬ」

 

警察:「行くぞ!!」

 

 そうして影山は連行されていった。

 

 

 ~ 後日 ~

 

俺たちは宿舎でアメリカvsアルゼンチン戦を見ていた。

 

実況:「アメリカvsアルゼンチン、後半残り僅かで得点は1 ー 1!! このまま引き分けかあ!?」

 

ディラン・マーク:「[真・ユニコーンブースト]!!」

 

 ドッゴオォォオオオン!!

 

テレス:「[真・アイアンウォール]!」

 

 ガガガガガガガガアッ! バチィン!!

 

 ピッ、ピッ、ピー!!

 

実況:「ここで試合終了のホイッスル!! 引き分けにより、グループA決勝トーナメント進出チームは1位イタリア、2位日本となりました!!」

 

久遠:「よし。では此より決勝トーナメントに向けた練習を始める」

 

イナズマジャパン:『『『はい!!』』』

 

果南:「龍也、行こ?」

 

龍也:「ああ」

 

 決勝トーナメント進出が決まり、更に気合い入れて練習しないとな!!

 

 

― 続く ―




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