ラブライブ×イナズマイレブン ~世界への挑戦~   作:松兄

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番外編:システィと龍也、約束のデート回

 

 

 日本の決勝トーナメント進出が決まった日の夜、知らない番号から電話がかかってきた。

 

龍也:「もしもし?」

 

?:「あっ、大海龍也さんのケータイでお間違いないですか?」

 

龍也:「はい。どちら様ですか?」

 

システィ:「龍也さん今晩は。イタリアの「システィーナ・フィーベル」です」

 

龍也:「ああ、フィーベルか。何で俺の番号知ってるんだ?」

 

システィ:「果南さんに聞きました」

 

 ああ。この間の俺がよく分からない理由でお仕置きされた日か。

 そう言えば果南に「デートしてあげてくれ」って言われてたっけな。

 

龍也:「フィーベル、ちょっと聞きたいんだけど明日って暇か?」

 

システィ:「えっ!? は、ハイ。ヒマですけど……?」

 

龍也:「じゃあこの間の果南に言われてたデート明日にしないか? 明日イナズマジャパン練習休みだし。」

 

システィ:「本当ですか!? オルフェウスも休みです!! と、言うよりそれをお願いしようと電話したんですよね」

 

龍也:「じゃあちょうど良かったな」

 

システィ:「っ、はい! 嬉しいです!!」

 

龍也:「じゃあ明日の朝10時にセントラルパークのオブジェ前で」

 

システィ:「はい! ふふっ、楽しみだなぁ///」

 

 そして通話を終え、明日に備えて早めに寝る事にした。

 

― 次の日・セントラルパーク ―

龍也:「こんなので良いかな? 女の子とデートなんてアジア予選の時に果南と行った一回だけしか無いからなぁ」

 

システィ:「龍也さん!!」

 

龍也:「おっ、来た…な……///」

 

 俺はフィーベルの私服姿があまりにも可愛くて思考がフリーズしてしまった。

 

龍也:(はっ!? イカンイカン!不埒な事は考えるな!! 俺は果南一筋なんだから!! ……でもデートで女の子の服装を褒めるのはマナー見たいな所あるし、そのくらいは良い…よな?)

 

システィ:「? どうかしましたか?」

 

龍也:「いや、その……服、似合ってるな。可愛くて見とれてた」

 

システィ:「!? ///あ、ありがとうございます……///(やったーーーー!! 昨日の夜必死に選んだ甲斐があったーーー!!///)」

 

龍也:「じゃあ、行くかフィーベル」

 

システィ:「は、ハイ。あ、あの!! 私の事は、システィって呼んでくれませんか? その方が……その…嬉しいので」

 

龍也:「わ、分かった。じゃあ行くか」スッ

 

システィ:「え?」

 

龍也:「無いとは思うけどさ、はぐれたりすると大変だから手、繋がないか? それにほら、折角のデートだし」

 

システィ:「!?//// ハイ!!」ギュッ

 

 そして、二人のデートが始まった。

 

システィ:「アルゼンチンエリアにお肉が美味しいお店があるらしくて。そこに行きませんか? 実は私お肉大好きで……」

 

龍也:「オッケー。俺も肉好きなんだよね」

 

~ アルゼンチンエリア ~

 

 俺とシスティはお店に入りステーキを頼んだ。しかし一人前(通常サイズ)が1ポンド(約480グラム)もあった。

 俺は完食したがシスティが………、

 

システィ:「うう、もうお腹いっぱい」

 

龍也:「しょうがないな。システィ、皿貸せ」

 

システィ:「へ?」

 

龍也:「俺が喰う」

 

 そしてシスティが残してしまった肉を食べ進めその分は五分で完食。

 

システィ:「すごい、流石男の子……。でも……、龍也さん? その、間接キス見たいな物ですよ?///」

 

龍也:「あ! ああぁ/////」

 

 そして店を出て、

 

システィ:「私デザートが食べたいです。ほら! 甘いものは別腹って言うじゃないですか?」

 

龍也:「良いけど俺もう本当に軽い物しか無理だからな?」

 

 そして、俺達は世界的なブランドチョコレート有名国ベルギーの代表滞在エリア、ベルギーエリアにやって来た。

 

龍也:「ベルギーのチョコレートって言えばゴディバとか?」

 

システィ:「はい! だからそのチョコソースを使ったチョコレートパフェが食べたくて。ほら、ココアとかもあるみたいですし龍也さんはそれにしたらどうですか?」

 

龍也:「じゃあ俺はココアで」

 

 そして二人で暫くベルギーエリアを散策していると、

 

子供:「えーーーん! ママー! どこーーー!?」

 

システィ:「迷子ですかね?」

 

龍也:「他の人は見て見ぬふりだし俺行ってくる!!」

 

システィ:「あっ、私もいきます!!」

 

龍也:「ねぇ君? どうしたの?」

 

子供:「グスッ。ママとはぐれちゃったの」

 

龍也:「どこら辺ではぐれたか分かる?」

 

子供:「はぐれたときに回りを見たら、イギリス代表の服を着てる人がいっぱいいた」

 

システィ:「じゃあきっとイギリスエリアだね。ここから近いし間違いないと思う」

 

龍也:「よし。ねぇ君、お兄ちゃんとお姉ちゃんと一緒に行こう? ママのところに連れてってあげる」

 

子供:「本当!?」

 

システィ:「本当よ」

 

子供:「ありがとう! お兄ちゃん! お姉ちゃん!!」

 

 そして俺達はこの子を連れてイギリスエリアに向かった。

 

― ― ― ― ― ― ―

 

龍也:「そうなんだ。君ロシアの子なんだね」

 

子供:「うん! そう言えばお兄ちゃん名前は?」

 

龍也:「大海龍也」

 

子供:「ええーーー! 日本代表の大海龍也選手!」

 

システィ:「因みに私はイタリア代表オルフェウスのシスティーナ・フィーベルよ?」

 

子供:「え? 違う国の代表なのに一緒にいるの……?」

 

システィ:「前にちょっと約束しててね? デートしてたんだ」

 

子供:「へー。じゃあお兄ちゃんとお姉ちゃん付き合ってるんだ!!」

 

 ブフォッ

 

龍也:「付き合って無いよ?」

 

システィ:「そうだね。付き合ってないね」

 

子供:「えー? つまんない。あっ、喉渇いた」

 

龍也:「ちょっと買ってくるよ。システィ、待っててな?」

 

システィ:「分かった!!」

 

子供:「ねぇお姉ちゃん?付き合ってないって言ってたけど、お姉ちゃんはお兄ちゃんのこと好きでしょ?」

 

システィ:「ふぇっ!?////な、何でそう思ったのかな?」

 

子供:「お姉ちゃんからはお兄ちゃんにお父さんとお母さんみたいな感じがするのにお兄ちゃんからは照れる感じはするけどそんなに感じないから」

 

システィ:「す、鋭いね………」

 

龍也:「おーい! システィ!!」

 

システィ:「あっ、戻ってきた。ん? 女の人と一緒だね」

 

子供:「え? !! ママ!!」

 

母親:「レックス!!」

 

龍也:「やっぱりそうだったみたいですね」

 

母親:「ありがとうございます!! なんとお礼を言えば良いのか!!」

 

龍也:「気にしないで下さい。良かったですね」

 

子供:「お兄ちゃん! ありがとう!!」

 

龍也:「おう!!」

 

 それからしばらくガルシアさん親子と話し、

 

龍也:「じゃあ俺達はこの辺で」

 

母親:「本当にありがとうございました!!」

 

子供:「お兄ちゃん、お姉ちゃんまたね!」

 

システィ:「バイバイ」

 

― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

龍也:「はぁ~~。デートだったのにゴメンなシスティ?」

 

システィ:「ううん。寧ろ彼処で迷わずあの子に声をかけた龍也さんが誇らしかったです」

 

龍也:「そっか。ありがとう」

 

システィ:「送ってくれてありがとうございました」

 

龍也:「じゃあ次会うときは決勝戦で」

 

システィ:「はい! 決勝で!!」

 

 そしてシスティが宿舎に入るのを見届けてから俺もジャパンエリアに戻った。

 

― 日本代表宿舎 ―

 

果南:「システィとのデートは楽しかった?」

 

龍也:「まぁ楽しかったけど、大変な事もあったな」

 

果南:「ふーん?」

 

龍也:「………今日一緒に寝るか?」

 

果南:パアァァ「うん!!」

 

 そしてその日は約束通り果南と一緒に寝て終わった。

 

 

― 続く ―




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