俺たち四人はザ・キングタムをガルシルドの手から解放するため、「悪事の証拠」を手に入れようとガルシルドの屋敷に潜入しようとしていた。
鬼道:「何処かに入れる場所があればいいんだが・・・」
龍也:「ああ・・・。ん? おい、この窓ガタガタいってる。開かねぇかな?」
果南:「・・・・・・・・」
円堂:「開け~~っ!! この!!」
果南:「・・・・・・・・」
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ジリリリリリリリリリリ!!!
手下:「侵入者です!!!」
龍也:「果南!? お前どんだけ馬鹿力なんだよ!!!」
果南:てへぺろっ
円堂:「アジア予選一回戦のオーストラリアの奴らが言ってた「雌ゴリラ」ってあながち間違ってなかったんだな」
果南:「ちょっと!? ヒドイよ!!」
手下:「いたぞ!!!」
龍也:「やべっ!! 此方だ!!!」
そこから手下と俺たちの鬼ごっこが始まり、俺たちはなんか立派な扉の部屋に逃げ込んだ。
龍也:「ふ~っ。・・・っ、おい!! これって!!」
鬼道:「間違いない!! メインコンピューターだ!! 待ってろ、今データを吸い出す」
龍也:「おい円堂、果南!! 扉を押さえろ!!!」
手下:「開けなさい!! 逃げられませんよ!!」
ガンッ! ガンッ!
龍也:「鬼道!! まだか!!」
鬼道:「もう少しだ・・・よし!! 終わったぞ!!」
龍也:「よし、せ~ので放すぞ!!」
ガンッ! ガンッ! ガンッ!
龍也:「せ~のっ!!」
ガンッ! バタンッ!!
手下:『『!?』』ドサドサッ
龍也:「今だ!!」
手下:「追いかけなさい!!」
手下共が鬼の形相で追いかけてくる。このままじゃあ捕まるぞ・・・!!
?:「こっちだ!!」
果南:「え?」
?:「こっちから逃げられる!! 速く!!」
龍也:「アイツは!! よし、行くぞ!!」
円堂:「お、おい!! もし罠だったら!!」
龍也:「大丈夫だ!! アイツはガルシルドの仲間じゃない!!」
果南:「えっ!?」
そして俺たちはその少年と泊めてあった船で逃走し逃げ切った。
円堂:「ハァ、ハァ、・・・た、助かった。ありがとな・・。えっと・・・」
龍也:「コトアール代表「リトルギガント」キャプテン「ロココ・ウルパ」さん」
ロココ:「僕のこと知ってるんだ。大海龍也くん」
円堂:「えっ!? コトアール!?」
ロココ:「じゃあ僕はこの辺りで失礼するよ」
果南:「あ、あの!! 助けてくれてありがとうございました!!」
そしてロココは帰って行った。
鬼道:「とりあえず宿舎に戻ってデータを確認するぞ」
そして俺たちが宿舎に戻ると鬼瓦刑事と響木さんがいた。
響木:「おっ、帰ってきたな。ったくお前ら無茶しやがって」
久遠:「鬼瓦さん、響木さん、とりあえずデータを見てみましょう」
そして俺たちは全員でデータを確認した。するとそこには、ガルシルドの恐ろしい野望と計画が記録されていた。
吹雪:「これ、ガルシルドの石油会社が保有している油田のデータだね」
ことり:「でも残りの石油埋蔵量がほとんど無いよ?」
ツバサ:「それにこっちのデータも・・・おなんで戦車とかミサイルとかこんな兵器を大量に作ってるの?」
響木:「そうか・・・ガルシルドは起こそうとしてるのか・・・「戦争」を」
全員:『『『戦争!?』』』
鬼瓦:「石油の価格が高騰する幾つかの理由で、大きな理由が戦争だ。戦争には、兵器の製造から火薬の製造まで、石油のエネルギーを大量に使う。そのため買い漁ろうとするから価格が上がるんだ」
響木:「だから戦争が起これば、残り少ない石油を求めて、各国はこぞってガルシルドを訪ねるだろう。更に、戦争で使う兵器まで、自分で提供しているとなれば・・・・」
鬼道:「ガルシルドは考えられないほどの富を手にすることになる!! おまけに自分で起こした戦争を自分の手でコントロール出来るとなれば、ガルシルドは世界を手にしたも同然!! 世界はガルシルドの物になる!!!」
龍也:「ふざけるな・・・そんなくだらない事のために、俺達のサッカーを利用したのか・・・!?」
果南:「利用?」
龍也:「前のブラジル代表の記者会見の時、財前総理が言ってただろ? このFFIが始まってから、国同士のいがみ合いが増えたって」
イナズマジャパン:『『『!?』』』
俺たちはいつかのガルシルドの会見を思い出した。
ガルシルド:「このFFIは、私の愛するサッカーで、世界平和を目指し開いた物です・・・・・」
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
綱海:「なにが私の愛するサッカーで世界平和だ!! 全然やってること真逆じゃねぇか!!」
曜:「ヒドイ・・・」
千歌:「サッカーを使って戦争を起こそうだなんて・・・」
円堂:「そんなこと!! させてたまるか!!」
龍也:「ああ。鬼瓦さん!! その証拠を、国際警察とかに提出出来ませんか!!」
鬼瓦:「ああ。俺にツテがある。任せろ」
そして証拠を持って、鬼瓦さんは出ていった。
豪炎寺:「これで一安心か?」
龍也:「そうだな。とりあえずこの事をブラジル代表のやつらに伝えに行くか」
果南:「そうだね」
そして俺、果南、円堂の三人で、ザ・キングダムの練習場に向かった。
― 続く ―
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