オーストラリアを大差で破り、俺達イナズマジャパンのメンバーは監督に1日休みをやると言われて、各々自由に行動していた。
そして龍也は松浦さんと一緒に、映画館が併設された大型ショッピングモールに来ていた。
果南:「龍也!! どの映画見る?」
龍也:「あっ、えっと…松浦さ「ムスゥ」へ?」
松浦さんは頬っぺたを膨らませてあからさまに不機嫌そうな顔に。っていうか「ムスゥ」って自分で言うんだ?
なんか可愛い……///
果南:「オーストラリア戦の最後に果南って呼んでくれたじゃん!!!」
龍也:「えっ!? そ、それはその…場の勢いと言うか……」
果南:「呼んで欲しいな?」
龍也:「か、果南………///」
果南:「~~っ!!///♡」
松浦さんは顔を真っ赤にしているが、凄く嬉しそうだった。
果南:「龍也!!」
龍也:「か、果南!!」
果南:「よろしい!!! じゃあ、これからは名前呼びね? 敬語も無しで!!」
龍也:「は、ハイ……」
とんでもない約束をさせられてしまった、これからどうしよう。と、考えていると松u…果南が〈君○届○〉というまあまあ有名なアニメの実写映画のリバイバル上映を観たいと言うのでそれを観ることに。
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映画館に入るとカップルばかりで正直居心地が悪い。……リア充爆発しろ。(←お前が言うな)
映画が始まり暫くして果南の方を見たら、涙を流しながら観ていた。
そして映画が終わり、館から出てフードコートに入り昼飯を食べる事にした。
果南:「さっきの映画、私感動しちゃったよ。」グスッ
龍也:「だなぁ……」ズズッ
そう。俺も最初は平気だったのだが、話が進むにつれて感動して涙を流してしまったのだ。
果南:「私もあんな素敵な彼氏が出来たらなぁ……」チラッ
龍也:「っ!!」
果南:「龍也はどんな女性が好みなの?」
龍也:「!?」ブッ
果南の言葉で俺は飲んでいたお茶を噴き出してしまった。それよりも今の果南の質問で脳裏に浮かんだのは目の前の女の子、果南の顔だった。
果南:「ちょっと!! 大丈夫?」
龍也:ゲホッ ゲホ「だ、大丈夫……」
果南:「もう、何を想像したの?」
「お前だよ!!」とはさすがに言えなかった。
果南:「もしかして……私、だったり?」
ブホオッ!!
龍也はまたしても噴き出してしまい、真っ赤になっているであろう顔を見られたくなくて顔を背けた。
果南:「へ!? 嘘…本当に………?」
龍也:「は、はい……」
果南:「嬉しい…///。♡」
龍也:「へ? 聴こえなかった。なんて?」
果南:「嬉しいって言ったんだよ!! 私も…龍也の事……好きだよ?///」
龍也:「へ!? それは……異性として?」
果南:「そう……だよ……?///」
ハグゥ
そう言うと果南は龍也にハグした。
果南:「私は言ったよ? 1人の男の子として龍也が好きだって。龍也はどうなの?」
龍也:「俺も、果南の事好きだよ。1人の女の子として。でも、果南めちゃくちゃ美人だし……俺みたいなのが釣り合うのかな? って」
果南:「他人の目何か関係ないよ? 大切なのは、私達自身の気持ち!! 龍也は釣り合わないだろうからって、諦められるの?」
龍也:「諦められる訳無いだろ!! やっと見つけた…俺を理解してくれる人なんだから………」
果南:「私も同じだよ? 龍也の事諦められない」
龍也:「俺、何かしたっけ?」
果南:「[ビッグウェイブス]に私の大切にしてる物をバカにされた時、龍也は本気で怒ってくれたでしょ? 私のために怒ってくれて、嬉しかったんだよ?」
龍也:「そう、だったんだ」
果南:「だから……お願いします!! 世界一になれたら、私と…お………お付き合いしてください!!!///」
龍也:「こ……こちらこそ、宜しくお願いします!!」
二人:「「……プッ クスクス アハハ!! なる(ぞ)よ! 世界一!!」」
こうして2人は世界一への思いを新たにし、絆を深めた。
ー 続く ー
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