FFIが終わり翌年の8月1日。今は学校が夏休みで普段はインターハイに向けての調整をしている時期なのだが、今日は私の誕生日なので浦女サッカー部恒例の「部員の誰かが誕生日の日は皆で紅白戦!!」をしていた。
現在、点差は3 ー 2で私のチームが勝っており、善子ちゃんがむっちゃんからボールを奪った。
善子:「曜!!」パスッ
ボールは曜ちゃんに渡り新一年のAちゃんがディフェンスに入る。
曜:「[マーメイドダイブ・V3]!!!」
曜ちゃんは去年の秋、今は卒業した果南ちゃんから教えてもらった水中高速機動のドリブル技でAちゃんを抜き私にパスを出した。
花丸:「Bちゃん、梨子ちゃん!! シュートコースを塞ぐズラ!!」
B・梨子:「「分かりました!(了解!!)」」
千歌:「甘いよ!!」ダンッ!!
私は空高くジャンプし上からシュート体制に入った。地上でディフェンスを固めても、頭の上を抜いてしまえば関係ない!!
私は太陽の光と私自身の炎のオーラをボールに注ぎ込みそれを圧縮。
凄まじいエネルギーを充填されたボールをゴールめがけて蹴り落とした。
千歌:「[サンシャインフォール!!!!]」
まるで本物の太陽の様な眩い輝きと高温を纏ったシュートがゴールを襲う。
花丸:「くっ! [シュートイーター・G5]!!ズラァァアアアア!!!」
ガガガアッ!!!
花丸ちゃんの生み出したエネルギーボールが私のシュートの威力を弱めていくがあまりの威力にエネルギーボールはぼろぼろと崩れていき技を突き破ってゴールネットを揺らした。
そして4 ー 2私のチームの勝利で試合終了。
梨子:「はい終わり!! じゃあ一年生は、コーナーフラッグとベンチ、二年生は飲み物のタンクとコップ、三年生はボールを片付けて!!」
部員:「「「はーい!!!((分かりました!!!))」」」
ボールを片付けていると曜ちゃんが、
曜:「千歌ちゃんすごいね! 今日の紅白戦ハットトリックじゃん!!」
千歌:「そりゃ気合いも入るよ!! 1月の選手権のリベンジもしたいし!!」
そう。1月の選手権全国大会準決勝で私たち浦の星女学院サッカー部は龍也くんのいる神奈川の「竜星学園」に5 ー 1でぼろぼろに負かされたのだ。私たちは去年のインターハイ優勝校。
そして選手権でも穂乃果さんやことりさんのいる音ノ木坂、立向井くんのいる陽花戸、綱海くんのいる大海原、聖良さんのいる函館聖泉にも勝って来たのにその自信は呆気なく打ち砕かれてしまった。
梨子:「千歌ちゃん、曜ちゃん!! 後片付けは!?」
千歌:「やってるよ~」
曜:「このボールで最後であります」
最後のボールを片付けたところで更衣室に戻り練習着を脱いでジャージに着替えて皆揃ったところで、私の家「十千万(とちまん)」へ移動する。
~ 十千万 ~
志摩:「皆いらっしゃい。大浴場空いてるから入ってきて良いわよ?」
千歌:「やったあ! ありがと志摩姉ぇ!!」
そして皆で温泉に入っていると、
C:「曜先輩って胸大きいですよね」
曜:「えっ? ちょっ、何言って・・・?」
A:「ちょっと触らせて下さい!!」
曜:「いやぁああぁぁああああ!?!??!!?」
ドッタン バッタン!!
A:「うわ! 大きい!!」
C:「こんな美乳・・・私もほしい!!」ウガーーーッ!
曜:「知らないよそんなの!!」
千歌:そろ~り・・・。
B:「そう言えば千歌先輩も大きいですよね」
ちょっと!? 余計なこと言わないで! 私に何か恨みでもあるの!?
梨子:「千歌ちゃん?」
千歌:「な、何? 梨子ちゃ・・・」ガクブル
ムニュウッ!!
千歌:「いやぁああぁぁああああ!!?!?!!?」
ぶっちゃけ私たち二人よりも大きい花丸ちゃんは私たちの惨状を見て青い顔でガタガタ震えていた。
そしてお風呂から上がったが、私と曜ちゃん、そしてあのあと皆に襲われた花丸ちゃんはもうすでにグロッキーだ。
志摩:「皆~? お料理出来たわよ~?」
千歌:「は・・は~い・・・。」グッタリ
梨子:「ありがとうございます志摩さん!!」ツヤツヤ
A・B・C:「「「ありがとうございます!!!」」」ツヤツヤ
梨子:「じゃあ皆グラス持った?」
部員:「は~い!!」
梨子:「じゃあ、千歌ちゃん!お誕生日おめでとう!!」
部員:「「おめでとう! (おめでとうございます!)」」
盛大にクラッカーが鳴り、私は笑顔で、
千歌:「ありがとう皆!!」
そのあと料理を食べながら皆でお喋りして今日は解散した。
― 千歌ちゃん Happy Birthday ―
感想・評価宜しくお願いします。