ラブライブ×イナズマイレブン ~世界への挑戦~   作:松兄

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第81話:絶望

 

 

 1-1の同点でハーフタイムに入りベンチに戻る両チーム。しかし俺は浮かない顔だった。

 

風丸:「やっぱり強いなコトアールは。何か弱点は無いのか・・・?」

 

円堂:「俺は見つけたぜ? コトアールの弱点」

 

イナズマジャパン:『『『本当か(に)!?』』』

 

円堂:「じいちゃんのチームは強い。強すぎるんだ。だから自分たちと闘うチームは強くて当然と思ってる。最高のプレーを期待してるんだ」

 

風丸:「そうかもしれないな。だが、それが何故弱点になるんだ?」

 

円堂:「じいちゃんはきっと、これまでの俺たちの試合から俺たちが次にどういう動きをするかイメージして、それに対抗するプレーをロココたちに指揮してるはずだ。そのイメージを崩す事が出来れば!!」

 

豪炎寺:「さすがのコトアールも、動揺して隙が出来るかもしれないな」

 

鬼道:「緩急のあるプレーでリズムを崩すということだな」

 

にこ:「でも、リズムを崩すってどうやって?」

 

響木:「どうやってだと? お前たちまだ気付かないのか?」

 

聖良:「えっ?」

 

響木:「お前たちは今までの試合で、試合中にどんどん進化し続けて来た。それは時に相手にとって、自分たちのイメージを崩す脅威となった。大介さんも、そんなお前たちの底力までは見抜ききれていないはず。ずっとお前たちと共に闘ってきた俺と久遠以外にはな」

 

 そして、監督が俺たちに出した最後の指示は、自分たちの好きなようにやれと言うものだった。そして本当のサッカーを、全力で楽しめと。しかし俺は・・・、

 

龍也:(なんとしても俺の力で点を取らないとダメなんだ!! 「ねぇ!!」楽しんでる余裕何て・・・「ねぇってば!!」)

 

龍也:「うわっ!!」

 

 俺がビックリして声のした方を見ると、果南が真剣な表情で俺を見ていた。

 

果南:「龍也、もしかして「自分1人の力で点を取らないとダメだ」と思ってる?」

 

龍也:「そんなの・・・当たりまe「ていっ!!」 ゴチン!! 痛って、何を・・・?」

 

果南:「龍也がまだ私たちを信用してなかった罰だよ」

 

龍也:「なっ!! 信用ならして・・・「信用してたら〔自分1人の力で〕何て思わないよ」え?」

 

審判:「ハーフタイム終了です。」

 

 皆がフィールドに戻る中、「最後に、」と果南が声をかけてきた。

 

果南:「龍也が答えを見つけられなければ、イナズマジャパンは敗けるよ。最後にヒントね? 私たちは龍也を必要だと思ってる。けど龍也は皆を必要だと思ってる?」

 

龍也:「・・・・・・・・・・」

 

 そして俺はフィールドに出て、イナズマジャパンボールで後半戦となった。

 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 

ロココ:「イナズマジャパンは前半よりも更にチームの心が1つになったみたいだ。そんなチームはどんどん進化して、強くなるから手強いんだ!! そうだよねダイスケ!!」

 

大介:「ああ、こっちも奥の手をだすぞ!! コトアールの超攻撃型フォーメーション!!」

 

円堂:「なっ!! ロココがFW!?」

 

アナウンス:「選手の交代をお知らせします。コトアール、「ドラゴ・ヒル」君に代わりFWにGKの「ロココ・ウルパ」君が入り、GKに「ケーン・サイトー」君が入ります」

 

 そしてイナズマジャパンボールでキックオフ。しかし、

 

ロココ:「[真・ブレードアタック]!!」ドガアアアッ!!

 

鬼道:「うわっ!?」

 

 鬼道からボールを奪ったロココは猛スピードで攻め上がる。

 

聖良:「止めます!! [真・スノーエンジェル]!!!」

 

ロココ:「遅い!!」ギュンッ!!

 

聖良:「嘘!! 速すぎます!?」

 

 そしてロココと円堂が1vs1になり、ロココがシュート体制に。

 

 ロココはクラウチングスタートの様な姿勢を取り思い切りジャンプし空中で交差させた足を「X」の様な形でボールにフルスイングしてダブルインパクト

 

ロココ:「[(エックス)ブラスト]!!!」ドッギュゥォォオオオオォォオオン!!!!!

 

円堂:「止める!! [ゴッドキャッチ・G3]!!!」

 

 進化した円堂の[ゴッドキャッチ]はロココの[Xブラスト]と激突。

 

円堂:「ぐぅぉおおおああああ!!!」

 

 ギャルルルルルルルルルル!!

 

しかし円堂はシュートのパワーを全て受けきり何とか凌いで見せた。

 

実況:「止めたーーーーーーー!!! キーパー円堂守、ナイスセーブ!!」

 

ロココ:「やるねマモル!!」

 

円堂:「(何てパワーだ・・・。)風丸!!」

 

 ボールを受け取った風丸は[風神の舞]でディフェンスを抜きにこさんにパスを出す。

 

にこ:「大海!!」

 

 そしてボールは龍也に繋がりシュート体勢に入る。

 

 構えからボールを蹴り上げて空中で極大のエネルギーの塊をボールに纏わせる。

 

龍也「ふっ!!」ドッ!!

 

 そして空中からオーバーヘッドで下に落とす。そして落ちた先に先回りし足払いでボールに回転(スピン)をプラス。

 

龍也「ぜいっ!!」ザシュッ!!

 

 ボールに風の膜をコーティングする。ボールはエネルギーと空気の渦を纏い、そのボールを俺は左足で思い切り蹴り飛ばす。

 

龍也:「絶対決める!!! [ラストリゾートD・G5]!!!」ドッガァァアアアアァァアアアン!!!

 

 黒い邪龍が地を破壊しながらゴールに迫る。

 

ケーン:「[真・ゴッドハンドX]エエェックス!!!」ガガアッ!!!

 

 ギャルルルルルルルルルル!!!

 

ケーン:「ぐぅぉおおおああああ!!!」

 

 シュルルルルルル

 

龍也:「な、何っ!?」

 

実況:「何と「ケーン・サイトー」までもが「大海龍也」を止めてしまったーーーー!!!」

 

豪炎寺:「大海、ディフェンスだ・・・・大海?」

 

龍也:「俺じゃあ点は取れない? ブツブツ・・・じゃあ俺がこのチームにいる価値は? ブツブツ・・・価値が無くなれば、皆離れていく・・・・ウ、うぁぁああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

 

にこ:「大海!! しっかりしなさい大海!!」

 

ロココ:「精神が崩壊したか。」

 

曜:「監督!! 大海君の交代を!!」

 

久遠:「駄目だ。今そんなことしたら逆効果だ。フィールドにいる仲間に任せるしかない」

 

曜:「そんな・・・」

 

果南:(龍也、お願いだから早く気づいて!!)

 

 

日本1 ー 1コトアール

 

 

― 続く ―




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