メギド72オリスト「太古の災厄と新生する憤怒」 作:水郷アコホ
風呂から上がった一行が酒場に戻ると、ガイードが居た。
ガイード
「おや、おはようございます皆さん」
ソロモン
「あれ、ガイードさん? 何かあったんですか?」
モラクス
「つーか先にメシ食ってるし! 俺らの分は?」
ヤブ
「ご安心下さい。そいつの分とは別に用意してますから」
ガイード
「幾らあっしでも皆さんの分まで平らげたりはできませんよ。ポーじゃないんですから」
ポー
「どど、どういう冗談ですか!」
ウェパル
「そういえば、斜向いの家が雹で屋根抜けてたけど……」
ガイード
「ありゃ、見られてましたか。いやあお恥ずかしい」
「まさにその通りでしてね。もうやってらんねえってなもんで、修復が一段落つくまで、こっちで雨風を凌ぐ事にしたんです」
ヤブ
「お前の部屋は一泊6000ゴルドだからな」
ガイード
「ハッハッハ、何言ってんだよ。困った時はお互い様だろ?」
ヤブ
「それはそれ。これはこれだ。言うほど困ってねえのがわからねえ付き合いでも無いだろうが」
ガイード
「……マジ?」
「い、いやいやいや、勘弁してくれよ。こっちは住む所追われてるんだぜ、なあ!?」
ヤブ
「嫌ならとっとと屋根直しちまうか、なんなら働いてくれりゃ少しは負けるぜ?」
ガイード
「ここは昔のよしみとか言ってくれる所だろうよ!」
「ポ、ポーからも何とか言ってやってくれよぉ……」
ポー
「ご飯付きだと一泊8000ゴルドですよー」
ガイード
「そんなあ! もう食っちまったよ!」
ウェパル
「これ、いつまで見てればいいの?」
ヤブ
「ああ、すいません。そいつは放っといて大丈夫です」
「皆さんとポーはさっきの席へどうぞ。すぐにお持ちしますんで」
ガイード
「何だ? 今日はポー休みか?」
ヤブ
「後で説明してやっから、お前は皿の残りでも食ってろ。俺はこれから忙しくなるんだからな」
・ ・ ・ ・ ・ ・
料理が運ばれ、思い思いに朝食を楽しむ一行。当然のようにミカエルも同席している。
モラクスが口いっぱいの料理を飲み下した。
モラクス
「っくはー! 昨日よりかなりの量あるぜ。これならアッという間に全回復間違いなしだぜ!」
フォラス
「風呂に行く前に使った肉をスープに作り直したり、上手いこと再利用した結果かな」
「朝から大したボリュームだが、ウチの大食漢に任せりゃ心配ないか」
シャックス
「よしよし、フォラフォラとパルパルの分は私が──」
ウェパル
「ゆっくり食べてるだけよ。勝手に人の皿に手出さないで」
フォラス
「やれやれ。俺の少しやるよ。俺が余計に食ったって腹が出ちまうだけだからな」
シャックス
「うわーい、もうけたもうけたー!」
ソロモン
「そう言えば、ウェパルだけ何か変わった格好だな。その、頭巾みたいな?」
ウェパル
「肩掛けを巻いただけよ」
「髪のケアと湯冷めしないようにって、例によってポーが教えてくれてね」
「本当は外で使う巻き方らしいけど、『打ち水』でそこら中冷やされた後だしね」
フォラス
「頭から首にかけて肩掛けを一枚、それに普通に肩で巻いた物がもう一枚か」
「何だか変わった趣のケープって感じだな」
ソロモン
「俺、こう言うのよくわからないけど──」
「何か、似合ってるよな。落ち着いたウェパルの雰囲気にピッタリっていうかさ」
ウェパル
「……そう。良かったわね」
ポー
「もごもご……ごっくん」
「ちなみにその巻き方、『マティーコ』って言うんですよ。おとうさん達が若い頃に生まれて、結構流行ってたんだそうです」
フォラス
「ほほう。後で聞いてみるかな」
「肩掛けも一枚買って帰って、嫁に巻いてやるのも良いかもな。そうしたら街中で流行ったりして。はっはっは」
ウェパル
「お熱いのは結構だけど、デザートには早いわよ」
解説に割って入ったポーは、食事の合間にバルバトスが語る異郷の話を聞いていた所だった。
バルバトスに向き直るポー。ついでにベレトもバルバトスの話を聞いている。
ポー
「すいません、お話待ってもらっちゃって」
バルバトス
「構わないよ。むしろその『マティーコ』、後で教えてもらいたいくらいだ」
「しかし、今は本業に専念しないとな」
「改めて──そんなこんなで、1人の騎士を巡る2人の女性の恋の戦いも佳境に入ってきた」
「意中の人の愛を勝ち取るのは果たして、情熱的な女性か、それとも知的な女性か──」
ベレト
「色恋など知った事ではないが、勝つのは情熱に決まっておる」
「知略も戦いには欠かせぬが、最後に勝敗を決めるのはいつだって戦場での士気と行動力なのだからな」
ミカエル
「エクセレント! その答えには大いに共感できるよ」
「恋──即ちラヴを燃え上がらせるのは、いつだって情熱なのだから!」
ベレト
「貴様はお呼びでない。座っとれ」
ミカエル
「ンー、手厳しいレディだ。だが私も興味があってね」
バルバトス
「まあまあ。俺としてもお客が多いに越したことはない」
「(浴場でも結局このノリに押し切られて、『隠し事』の件はうやむやになってしまったけどね……)」
「何はともあれ、結末は最後まで聞いてのお楽しみさ」
「ある日、騎士の元に一通の手紙が届いた。『今宵、日付が変わる時、始めてお会いした思い出の場所で、貴方をお待ちしています』と」
ポー
「もぐもぐ……ふむふむ」
バルバトス
「騎士はその文字を見て差出人にすぐに気付いた。そう、運命のあの日に出会った美しい『あの人』だと」
「その夜、騎士は密かに屋敷を抜け出した。そしてそこには、1人の女性の姿が……」
ベレト
「ふふん。やはり儂の読みに狂いは無かったな」
ポー
「もぐもぐ……んん?」
バルバトス
「おや? どうしたんだい、ポー」
ポー
「ごっくん……いえ、何だか──」
「『どっちでもおかしくないなー』って」
バルバトス
「お……」
ミカエル
「ンーフー?」
ベレト
「何を言っておる。情熱の女とやらは騎士に何度も手紙を送り続けておったではないか」
「騎士が字を見て正体に気付いたと言うなら、情熱の方しかあるまい。出会った場所だって、その女は──」
ポー
「で、でもですよ? 知的なヒトも、騎士さんの前で一度、字を書いて見せたじゃないですか」
「それを見て騎士さんも『なんて美しい字を書く人だろう』と思ったって──」
「出会った場所だって、知的なヒトが騎士さんと出会ったのは普通の道端ですけど、どこだって素敵な出会いをした場所には変わらないですし」
ミカエル
「イグザクトリー。ここまでの経緯を振り返ると、情熱的なレディがより熱烈にモーションをかけているように見える──」
「だがその実、知的なレディもまた着実に、ナイトの心を揺さぶっている描写がなされている。『情熱的』にね」
ベレト
「おいハルマ、貴様はどっちの味方だ!」
「とにかく、手紙の主は絶対に情熱女の方だ。……だが、ポーの言い分も全くもってその通りだ」
「おい、バルバトス。早く勝負をつけろ!」
バルバトス
「やれやれ、ここでも新たな火花が1つ。我ながら罪な仕事だよ」
「続きを語りたいがその前に──つまり、ポーは知的な女性が愛を勝ち取ると、そう考えているのかい?」
ポー
「モショモショ……ふぉ?」
「ごっくん……う、うーんと、ですね……」
「……もしかして、『決まってない』のかなーと。どっちが騎士さんと結ばれるか」
バルバトス
「ほう……!」
ポー
「ここまででも、騎士さんとお近づきになるのがどっちでもおかしくなさそうな出来事が幾つかありましたし──」
「もしかしたら、その時にお話する雰囲気で、どっちの女性が活躍するか変わったりするのかなって」
ベレト
「何をバカな。そんな話だったら、どっちの女が勝つかまでその場その場で変えられるではないか!」
「そんなこと……」
「充分あり得るではないか! どうなのだ!」
ミカエル
「なるほど。夢多き若きレディ達なら、より自分に近い人物を応援したくなるもの……ん~、実にエクセレント」
バルバトス
「は……ははは。中々鋭い指摘をいただいてしまったねえ……」
「では、ポーの言う通りなのか否か、答えを確かめてみようじゃないか」
ポー
「は、はい。──モグッ」
バルバトス
「しかし……」
「(うん。やっぱり聞いておきたいな……)」
「その前にポー、もし情熱的な女性と知的な女性。どちらかが勝つ終わり方だったとしたら、君はどちらが勝つと思う?」
「いや、言い直そう。どちらに勝ってほしい?」
ポー
「うーん……もぐもぐ」
「ごっくん……どうしてもどちらかだったら──知的なヒトに」
ベレト
「なっ!」
バルバトス
「おや、ベレトと違えたね。どうしてそう思うのかな?」
ポー
「だって……どちらか一方は、初めて好きになった人とサヨナラしなくちゃならないじゃないですか」
「もし、その先に別の新しい恋や幸せがあっても……私には、何だかとても悲しいです」
「それでも、どっちかしか無いとしたら──情熱的なヒトなら、それでも強く、前を向いていられるかなって」
「知的なヒトは物静かで、なのに騎士さんのために精一杯動いてて──このまま振られてしまったらって思うと……」
バルバトス
「なるほど……世話上手なポーらしい」
「この話は何度か語った事があるけど、そういった答えは初めてだ。ありがとう」
「では、今度こそ続けよう。手紙の主は誰なのか、そして物語の結末は──」
「(これは即興でうまい落とし所を見つけないと……かな)」
「(やれやれ、久々に腕が鳴る一席になりそうだ)」
・ ・ ・ ・ ・ ・
朝食を終えた一行。
ポー
「えー、つまり、この昔から使ってる『オコソ』という頭巾を元に、肩掛けを巻いて手軽に、しかもおシャレにしたのが『マティーコ』なんだそうです」
一行が拍手を送る。食後の落ち着いた空気の中、「マティーコ」の話題が上がり、気付けばウェパルを被検体にしたマティーコ講座が始まっていた。
各々、その歴史については話半分にマティーコに挑戦している。
ウェパルは、マティーコの面影がありながらも幅広の帯を顔を覆えるほどしっかり巻いた頭巾を被らされている。
モラクス
「おっ、俺にもできた! 何だ、見た目より結構簡単じゃねえか」
フォラス
「生地の重さと摩擦である程度固定できるわけか」
「よし。次は人に巻いてやるコツだな。後でソロモンで実験するか」
ソロモン
「俺!?」
ウェパル
「ハァ。何で私がこんなこと……」
バルバトス
「仕方ないじゃないか。俺達の中で『マティーコ』を習得していたのはウェパルだけだったんだから」
ウェパル
「シャックスとベレトも一緒に説明されてたはずだけど?」
シャックス
「そだっけ?」
ベレト
「言われてもチンプンカンプンだったし、身に着けたい時はポーにやらせればよいからな」
バルバトス
「(ベレト、紐の結び方さえ怪しいからな……多分、巻いたり結んだりの『勘』というか、空間を把握する力がまだ養えてないんだろう)」
ガイード
「しかし……そちらのお客さん、『オコソ』も相当似合いますねえ」
ウェパル
「あっそ。こっちはちょっと窮屈で落ち着かないけど」
ガイード
「まあ風とか雪が強い時に使う物ですからねえ」
ヤブ
「試しに、『エバオリ』も使ってみますか。昔の女はみんな、服の上から『エバオリ』着て『オコソ』被るのが普通でしたし」
ヤブが『ドテラ』を薄くしたような上着を持ってきた。
臙脂色のやや滑らかな生地。裾に華のような紋様が描かれている。
フォラス
「何かこれ……東から来る商人が似たようなの売ってるの見た事あるぞ」
ガイード
「この辺、いろんな人と文化が流れ着きますからね。エルプシャフトの外側のモノも結構根付いてるんですよ」
フォラス
「なるほどな……」
「(野暮な話、未踏地や空白地帯越えてまで来た異邦人が居場所無くしたら、こんな所しか行き先残ってないだろうしな……)」
ウェパル
「それも着ろってんじゃないでしょうね。着せかえ人形じゃ無いんだけど」
シャックス
「でもでもキレイだよ、見てみたい見てみたい!」
ポー
「あ、あの~……わ、私からもお願いできないでしょうか」
「昔、たまにですけど『お母さん』が着てた事があって……」
ウェパル
「(そう言えば、この子の母親らしい人、全然見てないけど……)」
「(……)」
「一回、袖通すだけよ」
ポー
「っ! あ、ありがとうございます!」
促されるまま、「エバオリ」と「オコソ」のセットを纏うウェパル。
ウェパル
「……これでいいの?」
モラクス
「へぇ~、なんかよくわかんねえけど、暖かそうじゃん」
バルバトス
「……これは……!」
シャックス
「お……おかーさん!」
ウェパル
「だ れ が よ」
ソロモン
「で、でも何か、急に大人っぽさが増したっていうか……」
「見慣れない装いだからって部分もあるんだろうけど──『美人』って、こういう人の事をいうのかなっていうか……」
ウェパル
「……ふーん。つまり、普段は子どもみたいって思われてたのね」
ソロモン
「え!? そ、そんな事言ってないだろ!」
ウェパル
「で、ポーもこれで満足?」
ポー
「わぁ~……あ、は、はい! ありがとうございます!」
ウェパル
「(親の面影がどうとか、そういう顔じゃないわね。めっちゃ目がキラキラしてるし)」
「(『母親』っていうより、『似合う人』が着てたっていう憧れとかが先立ってるって言うか……)」
「ま、何でも良いけどね。用が済んだならこれで……」
フォラス
「なかなか様になってるじゃねえか。まあ嫁には適わねえけど」
バルバトス
「こんな時に相応しい言葉がある。『奥ゆかしい』というのさ」
ヤブ
「いやあ、懐かしい。女房の若い頃にそっくりですよ」
ガイード
「おいおい、お客さんに失礼だろうがよ」
ヤブ
「あンだとガイードよぉ、ウチの女房が間違いなくヴァイガルド一だったの知らねえとは言わせねえぞ?」
ミカエル
「……素晴らしい……」
ウェパル
「……」
「用が済んだなら脱ぐわね。脱ぐ。今すぐ」
ポー
「あああ、あの、も、も、もうちょっとだけ──」
ウェパル
「やだ。一回袖通すだけって言ったでしょ」
ポー
「そんな~……」
・ ・ ・ ・ ・ ・
マティーコ講座も終わって更に暫く後。
正午を少し過ぎた頃。思い思いに休息をとる一行。
酒場の扉が開く。
バルバトス
「ただいま。聞き込みは大体終わったよ」
ソロモン
「おかえり、バルバトス。収穫はどうだった?」
バルバトス
「生憎と、事件に関する情報には、ハッとなるようなものは無かったよ」
「吟遊詩人としてなら大いに参考になる話は幾つかあったけどね」
ウェパル
「当たり前じゃない。住民にわかる事なら大体はもう王都に報告済みでしょ」
ソロモン
「多分、バルバトスも熱心に聞いて回ってきたわけじゃないんじゃないかな。あくまで今日の目的はみんなの回復なわけだし」
ウェパル
「じゃあいつものナンパ目当てってこと?」
バルバトス
「ふっ、そこは想像にお任せするよ」
「時に、今この場に居るのは、ソロモンにウェパルに俺と──」
朝食でも使った席に目をやるバルバトス。
ポー
「──それで、酔っ払ったおとうさんが大空洞へ駆けていく怪物に怒鳴り散らしたんです」
「オッホン──『ぅおい待ちやがれぃ、だぁるるぇに断ってオレっちの脇ぃ抜けよってんで~ぃ』って」
ガイード
「ぶひゃっひゃっひゃ! 一字一句そのまんまだウヘヘヘヘ!」
モラクス
「そのまま全力で突っ走ってる幻獣にぶっ飛ばされちまったんだろ?」
「おっさんよく生きてたなー」
ヤブ
「いやはや、運がいいやら悪いやら」
「記憶は無いわ翌朝起きたら腰にヒビ入ってるなんて言われるわで……お恥ずかしい限りです」
「それとガイード、てめぇは笑いすぎだ」
ポー
「それで大空洞調査は難しいだろうって、おとうさんがお店建てたのが今から3年と──2ヶ月と14日前ですね」
ベレト
「日数まで覚えておるとは……田舎では些細な事件も知れ渡るというやつか?」
シャックス
「あたしだったらそんな事あったかも忘れちゃいそうなのにねー」
モラクス
「(一応自覚はあるんだな……)」
ヤブ
「いやいや、ポーが特別物覚えが良いだけですよ」
「身の回りの事、こんな風に何でも取り込んじまう器量よしでしてね。この歳で案内役が出来るのもそのお陰です」
ポー
「長いお使いの内容だって一発で覚えられるのが、ちょっと自慢です」
シャックス
「ほうほう……」
「キノウ ココニ ノコノコ ト ココニ ニコ ハエテ ニコニコ はい!」
ポー
「オッホン……」
「キノウ ココニ ノコノコ ト ココニ ニコ ハエテ ニコニコ!」
モラクス
「声の出し方まで完璧に真似やがった!」
談笑するモラクス、シャックス、ベレトと住民3人。
バルバトス
「ふむ──彼らはあのままでひとまず良いだろう」
「後は、ミカエルとフォラスか」
ソロモン
「ミカエルならバルバトスのすぐ後に出て行ったよ。多分、目的もバルバトスと同じ聞き込みじゃないかな」
「フォラスなら、もしかしたらまだ──」
宿屋に続く階段から足音。フォラスが降りてくる。
フォラス
「ふわ~ぁ……よく寝た」
「今、何か俺の話してなかったか?」
ソロモン
「あ、フォラス。おはよう」
ウェパル
「もう良いの?」
フォラス
「ああ。もう充分だ。変にガッツリ寝たら今度は夜に目が冴えちまうしな」
バルバトス
「ああ、昼寝で回復していたのか。確かに、最も合理的だ」
「ちょうどよかった。お誂え向きの面子だし、俺達だけで『前会議』と行こう」
※ここからあとがき
比較的安価そうなビジネスホテルで6000円ちょっとなので、一泊の値段をそのくらいにしてみました。(利用した事が無いので、相場はネット情報からです)
普段のアジトの財布事情を考えると全員分で結構しますが、富士山の飲食料が高いみたいなものと言うことで。どの道、経費は王都持ちですし。
服装ネタは話の進行には全く関係ない筆者の趣味です。
歴史上ではコートを合わせるのが主流だったようですが、屋内でいきなりコートも違和感がありますし、それでも何だか取り入れたかったので更にケットを重ね着する形にしました。
風呂上がりの服装は、いつもの服でも宿が用意した着替えでもどちらとも想像できるように描写は控えてみました。
個人的には温泉旅館で着るような姿の一行も興味深いですし、ウェパルも折角なら和服的な服着せてパーフェクトにしたかったですが、舞台がかなり寒いですし、慣れない衣服に苦戦するキャラも居そうなので。
原作のシナリオパートを考えると、大空洞での防寒具も含めて衣類の変化は描写しづらいと思われ、服装関係は少し二の足を踏む所があります。