メギド72オリスト「太古の災厄と新生する憤怒」   作:水郷アコホ

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33「ポーとメギド」

 大空洞への道中。まだ大空洞は見えない。

 場を一旦仕切り直し、フォラスとベレトの知る、キンチャクと中身の石について情報を共有する一行。

 

 

フォラス

「──ヤブさんから聞いたのは、大体そんなとこだ」

 

バルバトス

「ふむ。やはり、何故ポーが石を持っていたかはわからないか……」

「ベレトは、他に何か知っているかい?」

 

ベレト

「儂はポーから、かいつまんで聞いただけだ」

「儂に言える事は、もう全部言われておる……」

 

バルバトス

「些細な事でも良いんだ。持ち主から聞いたなら、個人的な話もあったんじゃないか」

 

ベレト

「強いて言えば──」

「それを持っていると、いつでも家族の事を思い出せる、と……」

 

バルバトス

「十分だ。ありがとう、ベレト」

「皆、少しは頭は冷えたね」

 

ウェパル

「……ハァ」

「まあ、さっきは、どうかしてたわ……」

 

ソロモン

「俺も、カッとなってる自分を疑問にも思ってなかった」

「『やりすぎてるかも』って常に自分を『見つめ直して』いないと、また簡単に流されちゃいそうだ」

「これは確かに、身を持って理解した方が良かったかも……」

 

ウェパル

「何でこんな所にあるかはともかくとしても、それがアンガーストーンかも知れないってのはわかったわ」

「とりあえず、ベレト以外が持ってた方が良さそうね」

 

バルバトス

「いや、ダメだ。石はベレトに持っていてもらう」

 

ウェパル

「何でよ。危ないって事はもう十分思い知ったでしょ?」

 

バルバトス

「だからだよ。フォラス以外は、ベレトの『怒り』に感化されたのはこれで二度目だ。幾らか身構えるくらいはできる」

「だが、誰が持ったって、誰かの感情に流される危険はついて回る」

「無論、だからといって人が大切にしてる物をその辺に放置するわけにもいかない」

「どうしてもって言うなら、俺はシャックスに持たせる事を強く主張するつもりだ」

 

ウェパル

「え……シャックスに?」

 

フォラス

「まあ言われてみりゃあ、一番冷静にウェパルとソロモンの変化を感じ取ったわけだしなあ」

 

ソロモン

「そういう意味では、安全と言えば、安全……なのか?」

 

シャックス

「なになに? あたし、何か期待されてる!?」

 

 

 シャックスとベレトをしばらく交互に見比べるウェパル。

 

 

ウェパル

「……ベレトで」

 

シャックス

「お、落とされた……!」

 

ベレト

「腹が立つようで立たんようで、やっぱり少し立つ見方をされた気がする……」

 

モラクス

「でもよお。アンガーストーンって、そういう石だったっけ?」

 

ソロモン

「何言ってるんだよ、シャックスじゃあるまいし」

「現に、今も未踏地の時みたいに──」

 

モラクス

「いや、でもよお。細かい話は忘れちまったけど、アンガーストーンって『怒らせる』石だろ?」

「その石がアンガーストーンで、元々ポーが持ってたんなら、アイツ、そんな怒ったりしてなかったし、何とも無かったって事にならね?」

 

ソロモン

「そういえば、確かに……」

 

ウェパル

「どうなの。バルバトス」

 

バルバトス

「モラクス、中々鋭いじゃないか」

 

モラクス

「お、やっぱり? ヘヘッ、たまには冴えてるだろ!」

 

ベレト

「儂も、改めてあの頃の記憶と照らし合わせると、この石コロをアンガーストーンと見るには不可解な点がある」

 

バルバトス

「是非とも聞こう」

 

ベレト

「『大きさ』だ。儂が未踏地で軍勢を率いた時は、儂の怒りを伝播させるのに枕ほどの石くれを持たねばならなかった」

「だが、これは一粒あたり河原の小石ほどしかない。これでは受信用に使えるかも怪しいぞ」

 

ソロモン

「そう言えば、アンガーストーンは大きさで力の強さも変わるんだったな」

「未踏地のアンガーストーンを無力化するために、結局は全部の石を砂粒くらいまで砕いたわけだし」

 

バルバトス

「そう。つまりこの『石』は、アンガーストーンの上位互換……いや、『オリジナル』と言えると俺は考えてる」

 

ソロモン

「オリジナル?」

 

バルバトス

「俺たちが知るアンガーストーンは、幻獣に怒りを共有させて士気を上げるため、赤い月製造の際に組み込まれていた物だ」

「ポーの持っていた『石』は出所も製法も不明だが、手に入れた経緯からして、メギドラルが後から開発した物とは考えにくい」

「恐らく、その『石』と同一か、同じ効果のある物質がメギドラルにもあって、それをデチューンした物がアンガーストーンだ」

「小さな石一粒で、周囲に怒り以外の感情をも筒抜けにしてしまうようでは、メギドラルでは運用するだけでも争いの種になりかねないだろうからね」

 

フォラス

「しかし、いまいち実感が湧かねえんだよな……」

「さっきからバルバトスは、『ポーからも何かの感情を押し付けられていた』って前提で話を進めてるが──」

「一体、俺たちは何の感情を押し付けられてたって言うんだ?」

「ベレトの『怒り』だって言われるまで自覚が無かったくらいだ。心当たりが全然ねえし、それに、あのポーからだぞ?」

「本当に『石』から感情を受け取ってたとして、何か不都合があるか?」

 

バルバトス

「大ありだよ。それに『ポーの感情』というよりは……」

「いや、これも順繰りに話そう」

「少し話を変えるが、ベレト。昨夜、ポーがメギドか否かで意見が割れた時の事。もしかして、まだ引きずってるんじゃないか?」

 

ベレト

「引きずるも何も、貴様ら全員、いつまた『敵』に回るかと思うと全く油断ならん!」

 

モラクス

「ちょ、敵って何だよ! 俺ら一応、仲間じゃん!?」

 

ベレト

「今さら気持ち悪い媚を売るな!」

「モラクス、貴様だって召喚者どもの意見に賛成だったではないか! 『理屈はわかる』だの何だのと!」

 

モラクス

「いや、ち、ちげえし! あれは、ポーがメギドかも知れないって事はわかるって言っただけだし!」

「アニキやウェパルが言うみたいな、『戦わなきゃ』とかは、流石に俺だって……」

 

ベレト

「フンッ! どうだか。それでも召喚者が『やれ』と言えば『やる』のだろう」

「いつもいつも、召喚者に呼ばれて飼い犬のように斥候だの何だのこなしておるのだからな!」

 

モラクス

「ムカッ……!」

「んだとテメエっ! 俺だってなあ──!」

 

バルバトス

「モラクス、ストップだ。ベレトはアンガーストーンを持っている。流されているだけだ」

 

モラクス

「うっ……でも、流石に今のは……」

 

バルバトス

「それにベレトは今、『取り乱している』んだ」

「ポーを巡って、自分の周りに『味方がいない』かも知れない不安に駆られてね」

「看過できない物言いがあったなら、お互いに落ち着いてから話し合うべきだ」

 

ベレト

「なっ……わ、儂は冷静だ!」

 

ウェパル

「……」

「そう言えば私、さっきソロモンに『誰の味方』なのかって……」

 

ソロモン

「言ってた。落ち着いてから思い返すと、かなり強引に話をすり替えてまで……」

 

フォラス

「つまり、さっきみたいな修羅場を避けたきゃ、この蟠りをどうにかしろってわけか」

 

バルバトス

「そういう事になる」

「『自分の周りに味方がいない』、『ポーが敵なはずがない』、そして『ウェパルは味方じゃない』」

「この、ウェパル本人のスタンスと矛盾した感情を受け取った結果、ウェパルは過剰に苛立ちを煽られてしまったんだろう」

 

ウェパル

「自分でも変だったのは認めるけど……」

「『自分は味方じゃない』なんて気分になって、それでベレトに噛み付くってムチャクチャじゃない」

「そんなバカみたいな事が本当に起きたってのが、何だか納得いかないわね」

 

バルバトス

「心の自己防衛ってやつさ」

「多分、ヴィータの脳ってのは、処理できない情報や感情がやってきた時、その原因を手近な『外部』に見出す事で納得しようとするんだ」

「例えばウェパルがポーに手当されてる時、ウェパル自身が『ウェパルが心配で堪らない』という感情を呼び起こされたとする」

「普通はあり得ない感情だ。何でそんな気分になるのか理屈を付けようとした結果、『ポーが心配しているのを自分が共感しているだけだ』と、そう判断するんだろう」

 

ウェパル

「……辻褄は、合いそうね」

 

ベレト

「(似たような事が、何度か有ったような……)」

 

フォラス

「(ヤブさん……)」

 

バルバトス

「そして……これこそが、フォラスの言う『不都合』の結果だ」

 

フォラス

「これこそがって……ベレトとソロモン達で意見が割れた話か?」

 

バルバトス

「そうだ。この『不都合』を説明するには……シャックス、もう一度、君に主役を張ってもらいたい」

 

シャックス

「お、出番出番? 任せてオッケーオッケー!」

 

ウェパル

「また……?」

 

バルバトス

「シャックス。昨夜、君はソロモンやウェパルの考えに協力的では無かった。自分が何て言ったか、覚えてるかい?」

 

シャックス

「ほぇ……?」

「……」

「……!」

「思い出せた! 『ポーポーは悪い子じゃありません』!」

 

モラクス

「すげえ……シャックスが一日前のこと覚えてた……!」

 

バルバトス

「当たり。代わりに言う事にならなくて済んで本当に良かった」

「昨夜のベレトからすれば、この言い分も『ポーがメギドである』事を肯定していると受け取られたのだろうけど……」

「ソロモン。君だって、ポーが悪い子じゃないと知っている」

「それでも『戦わなきゃならない』と言ったね。少なくともその可能性は考えるべきだと」

 

ソロモン

「だって、そりゃあ……相手はメギドかも知れないわけだし」

「幻獣の被害も出てるなら、やっぱり無関係とは思えないじゃないか」

「ベレトが昨夜言ってた通り、今日まで普通に暮らしてきたポーが純正メギドって考えるのは無理ある気もするけど、だからって手を拱くわけにも……」

 

バルバトス

「ソロモンは、『メギドラルから来たメギドなら、辛くても戦わなくちゃならない』と言いたいようだね。シャックス?」

 

シャックス

「異議アリ異議アリー!」

「戦わなくたって仲良くなれたメギドだって、一杯一杯いたもん!」

 

ソロモン

「え……」

 

ウェパル

「あ……」

 

モラクス

「あれ……?」

 

フォラス

「……そう、いえば……」

 

 

 目から鱗が落ちたような顔で固まるソロモン達。

 

 

バルバトス

「恐らく、誰か新たに召喚していれば、すぐに指摘してくれた異常だろうね」

「俺自身、気付いたのは昨夜遅くになってようやくだ」

「俺達は、シャックスを除いて全員、『新しいメギドが来たらとりあえず戦う事になる』と、そう思い込んでいたんだ」

「ベレト。君が、ポーがメギドでない事に拘った原因も、恐らくそれだ」

 

ベレト

「ぬ……」

 

バルバトス

「これが不都合の正体。俺達は『石』を通じて、『恐れ』を共有していたんだ」

「その『恐れ』は未踏地でのベレトのような、やり場のない『無条件の怒り』ではない」

「先程の言い争いの火種となった感情が、『味方がいない』という事に執着する『方向性』を持つ感情だったのと同様に」

「俺達は、押し付けられたその『方向性』を見出だせず、無意識に迫る『恐れ』を蓄積させ続けてきた」

「そして、方向性の見えない、一見して『理由のない恐れ』を、俺達の心は対処すべき原因……敵がいると思う事で緩和しようとしてきたんだ」

「それさえ何とかすれば、心の『恐れ』は消えてくれる……そんな都合の良い対象があるはずだ、とね」

 

フォラス

「さっきの『矛盾した感情』の話に照らし合わせるなら、何でも無い時に急に怖くなる理由が欲しくて、自分を怖がらせる何かがいると思い込みたくなるって感じか」

 

ソロモン

「倒したい『敵』を求めている時に、メギドという日頃から戦い続けているお誂え向きの『敵』……」

 

ベレト

「ならその『方向性』とは何だ。ポーが何を恐れたと言うのだ?」

 

バルバトス

「一言でまとめるのは少し難しいが……『自分を知られたくない』」

 

ウェパル

「自分……つまり、正体がメギドだって事について?」

 

ベレト

「そこは今更、否定はせん……」

 

バルバトス

「さっき言った通り、事ここに至るまで、俺達の事件への考察は遅々として進まなかった」

「時には話し合いを切り上げたり、考える事自体を避けようとした節さえあった」

「恐らく、事件を知る事が、否応なくポーの正体に迫る事になってしまうからだろう」

 

ベレト

「なっ……!!」

 

バルバトス

「落ち着け、ベレト。俺はポーが幻獣騒ぎに加担してるとは思ってない」

 

ベレト

「だが、貴様、今っ!」

 

バルバトス

「巻き込まれた。そういう可能性もあるだろう」

「そもそも、大空洞の幻獣がポーの配下か何かなら、手下の待つ大空洞でポーが危険だなんて考えにはならないさ」

 

ベレト

「巻き込まれた……か」

「……わかった」

 

ウェパル

「でも、何かおかしくない?」

「『自分を知られたくない』のなら、わざわざ人ににじり寄ってお節介働くなんて逆効果じゃない」

「それに、その『自分を知られたくない』を共有したのなら、私は私がどういう人間か知られる事を恐れるようになるはずよ」

 

バルバトス

「だから一言で説明するのが難しいと言ったんだ。そうだな……こう言い換えればスジが通る」

「『メギドというワタシを知られたくない、知らせたくない』」

「そして、この『ワタシ』は、俺達が本人を知らなくても『方向性』に含まれる」

「だから俺達は、未だ見知らぬ『ワタシ』に繋がる物事を考えると、それを同時に誰かに『知られてしまう』、『知らせてしまう』可能性も成立させてしまい、『恐れ』に駆られる」

 

ウェパル

「知らないわけないでしょ。相手は何日も顔合わせて来たポーなんだから」

 

バルバトス

「違う。知られたくないのは『メギド』の事だ。ヴィータとして生活している『ポー』の事じゃない」

 

ウェパル

「アンタ何言って──」

「待って。もしかして、じゃあ……!?」

 

モラクス

「何の話してんだか全然わかんねえ……」

 

シャックス

「ダイジョブダイジョブ、いつもの事だから!」

 

モラクス

「いや、でもこれわかんねえと何かヤバいらしいから話してるんだろ?」

 

シャックス

「そうなの?」

 

ウェパル

「そこ、うるさい」

 

フォラス

「つまり、ポーとは別に『メギドさん』が居るかも知れないって事か」

「ポーが『石』を持つと、何故だか『メギドさん』の感情も一緒に周囲に発信しちまう」

「で、『メギドさん』自身は、どうも自分の事を誰かに知られたくない」

「自分から存在を伝えるのも嫌で、つまりどっかに隠れていたい」

「もし誰かに見つかったらと思うと怖くて怖くて、『メギドさん』は一日中『恐れ』に囚われてる」

「俺達はその『メギドさん』に合った事無いが、『メギドさんを誰かが知るのが怖い』って感情だけは届いてる」

「だから、例えば知りもしない『メギドさん』がどこに居るのかとか考えただけで無性に怖くなって、考えるのを止めようとしちまう、と」

 

モラクス

「あ、それなら何かわかるかも」

「でも、だったら何でポーの持ってる石で、その『メギドさん』の感情まで伝わっちまうんだ?」

 

フォラス

「もしかしてバルバトス……シャミハザみたいな事が起きてるって考えてるのか?」

 

ソロモン

「シャミハザみたいって……じゃあ、ポーとメギドの人格が別々に!?」

 

バルバトス

「……ああ」

「大まかに考えがまとまったのは、爆発騒ぎの少し前だ。ポーが眠る前に『石』を手放したからだろうな」

「『知られる事への恐れ』が、ここに来てから俺達をずっと支配してきた。そしてそれがメギド自身の感情でもあった」

「それが俺の『前提』だ」

 

ソロモン

「ポーの体の中に、2つの人格があって、両方の感情を発信し続けていた」

「ポーの中のメギドの人格は、誰にも知られずに隠れていたいと思っている……」

 

ウェパル

「知られたら厄介とかじゃなく、怖がってるって事は、少なくともメギドラルの計画なんかにかまけてる場合じゃ無さそうね」

 

ベレト

「おお……!」

「そ、そら見たことか! ポーは儂らの敵なんぞではない!」

 

ソロモン

「わ、わかったよ。悪かったベレト、俺が間違ってた」

「バルバトス……とりあえず、ポーと戦うつもりは無くなった。今聞いた限りでも、話し合う余地は十分ありそうだ」

 

ウェパル

「でも、メギドの人格がビビりだからって、昨夜から急に目立ち始めた事とか、ましてや死にかけてる事の説明にはなってないわよ」

 

バルバトス

「実の所、俺もその辺りは完全な憶測の域を出てない」

「ただあの時は、先に俺の憶測を裏付けるかのような事が起きたから、自分の勘を信じて、皆を焚き付けた」

 

フォラス

「ポーの危険を裏付けるって……そんな事あったか?」

 

バルバトス

「あったじゃないか。そもそも、俺達が今こうしている原因が」

「俺だけでは、咄嗟にどうこうしようとは思えないし、ましてや『ポーが大空洞に向かった』なんて知りようもない」

 

ソロモン

「あっ」

 

ウェパル

「そう言えば、ずっと存在を忘れてたわ……」

 

フォラス

「えらく長いことだんまり決め込んでたなあ……」

 

バルバトス

「『本当にポーが危ないとしたら』……その仮定通りの行動で急かしてくれたから、俺も『恐れ』に震えながら編み出した自分の推理に自信が持てた」

「もし、ここまで俺が君の期待通りに動けていたなら、残る穴埋めを頼めみたい」

「もう、とっくに『その時』は来てるはずだろう。ミカエル」

 

 

 一行の視線が、馬車の片隅に集まる。

 ここまで静かに一行のやり取りを見守っていたミカエルの表情は穏やかだった。

 

 

ミカエル

「マーベラス。困難を乗り越えた者にこそ、私が未来を導くに値する……」

「カモン! 何でも聞いてくれたまえ」

 

 

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