メギド72オリスト「太古の災厄と新生する憤怒」   作:水郷アコホ

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43「試作未満」

 大空洞深部に現れたエリダヌス。

 

 

モラクス

「バトルなら、とりあえず俺からだろ!」

 

 

 モラクスが一番斧を振り上げ飛びかかる。

 決して急でもない坂道を這いずるように後ろ向きに登るエリダヌスが、モラクスを迎撃するように、指の無い刃物状の腕を突き出す。

 

 

モラクス

「トロいんだよ! まずはその腕からもらったぁ!」

 

 

 エリダヌスの攻撃動作は、今までに戦った同型のそれらよりも相当にぎこちなく、動かすたびに、錆びきった鉄扉を引き開けるような音を撒き散らしている。

 空中でモラクスの斧とエリダヌスの爪がぶつかり合う。

 突き出した腕が勢いのまま、斧の刃にガリガリと擦れ合い、傷跡を描いていく。

 腕の軌道もまた、モラクスの一撃を受けて横へと逸れていく。

 

 

モラクス

「……あれ?」

 

 

 斧がエリダヌスの迎撃を打ち払いきった辺りで、モラクスが眉をしかめた。

 同時、弾かれたエリダヌスの腕が、根本から脱落し、地面に転がった。

 

 

ソロモン

「よし! さすがモラクス、効果は充分だ!」

 

モラクス

「あー、いや……ちょっと待ってくれ、アニキ……」

 

 

 着地したモラクスは、相変わらず首を傾げては斧とエリダヌスの間で視線を行き来させている。

 

 

ソロモン

「ど、どうした……?」

 

モラクス

「いや、なんつーか……このエリダヌス、『めちゃくちゃ弱え』」

 

ウェパル

「結構なことじゃないの?」

 

バルバトス

「俺達が普段の戦いで感じるような強さ・弱さとは、別の『おかしな点』を感じるってことかい?」

 

モラクス

「そう、それ。何か、俺にもよくわかんねえんだけどさ……」

「何か『手応え』が無さすぎるんだよなあ……」

「エリダヌスの腕が『勝手にちぎれた』みたいって言うか、ただのハリボテ壊した感じって言うか……」

 

ソロモン

「勝手にちぎれた……?」

 

フォラス

「ハリボテってのは、ちょっとわかるかもな」

「エリダヌスのやつ、モラクスに反撃した姿勢のまま、固まっちまってるぜ」

「ただ腕を振るだけでもヒデエ音立ててたし、半分ただの鉄クズみたいな印象だ」

 

バルバトス

「見た目からして相当古ぼけてるからな。老朽化か……?」

「だが、俺達が戦ってきた古代兵器の例では、大きな経年劣化は見受けられなかった」

 

フォラス

「保存状態の違いじゃねえか?」

「オリジナルのエリダヌスやアバドンは、人目につかない場所で静かに保管されてたんだろ?」

 

バルバトス

「そうだけど、仮にこいつがエリダヌスの試作だとしても、作られた時期や技術に大きな差は無いはずだ」

「千年間、稼働し続けていたとしても、こんなにあからさまに弱るのは……やっぱり妙だ」

 

シャックス

「ハイハーイ、こんなに寒かったら仕方ないんじゃないかな?」

 

バルバトス

「断言は出来ないけど、こいつを送り込んだメギドラルは、ロンバルドの気候も知ってたはずだ」

「寒冷地ってだけでここまで変質するような兵器なら初めから採用するはずがない」

「というか、こんなにガタガタで、よく動けてるもんだってくらいだしね」

 

ソロモン

「でも、実際にはこうして、動く『だけ』なら問題なく出来ている……」

 

モラクス

「な……なあ。こいつ、どうする?」

「さっきから全然動かねえし、俺、もしかして倒しちまったとか──」

 

 

 モラクスがエリダヌスから目を離し、ソロモンの指示を乞う。

 そのモラクスの背後で、錆びた金属が高速で擦れ合う非常に耳障りな音が奏でられた。

 

 

モラクス

「おわっ! な、何だ!?」

 

ソロモン

「エリダヌスが……震えてる!?」

 

ウェパル

「パエトンの痙攣みたいになってるわよ」

「しかも姿勢はそのままで、関節ごとで別々に……はっきり言って、キモいわね」

 

フォラス

「……おい待て。『本体』だけじゃねえ」

「『腕』だ。落っこちた腕の方、もっと気色悪い事になってるぞ!」

 

 

 エリダヌスの腕が、二の腕部分と前腕部分と、別々にグネグネと震え、打ち上げられた魚のようにのたうっている。

 やがて2つのパーツに分かれ、それぞれの断面から蒸気を昇らせながら、波のような音を立てて何かの群れが中から這い出した。

 

 

ウェパル

「げっ……」

 

モラクス

「何だこりゃ……エリダヌスからウジ虫が出てきた!?」

 

バルバトス

「た、ただのウジじゃないな。一匹一匹が脇に抱えられるくらいデカイぞ……」

 

ガイード

「うーむ……地底湖の像を崇めてきた者としては、些かコタえる光景ですな……」

 

シャックス

「あのウジウジたち、すっごい湯気出てるよ! 持って帰ったらヌクいかな?」

 

ガイード

「あ、なるほど! 『ユタンポ』や『アンカ』の代わりなら……!」

 

フォラス

「いやいやいや、ビジュアル的にキビしいだろ……」

 

ソロモン

「モ、モラクス、一旦戻れ! そいつも多分、幻獣の一種だ!」

 

モラクス

「お、おう!」

 

 

 ざわざわと一帯に広がっていくウジの群れを前に、仲間の元へと一時退避するモラクス。

 

 

ウェパル

「何なのアレ……近づくのもイヤなんだけど」

 

シャックス

「えぇ~、結構カワイイのに?」

 

ウェパル

「……」

 

 

 シャックスから一歩、距離を置くウェパル。

 

 

シャックス

「何で何で~!? ウジウジは動植物も分解してくれるし、最近じゃヴィータの怪我だって──」

 

バルバトス

「そういう話は帰ってからジックリ歩み寄ってくれ。今は敵への対処が先だ」

「見ろ。エリダヌス本体の動きも急に素早くなりだしてる」

 

 

 エリダヌスは、打ち寄せる波から逃げるカニのように忙しなく足を動かしている。

 

 

モラクス

「でも、あんだけ藻掻いてるのに、ちっとも坂、登れてねえな」

 

バルバトス

「多分、『中身』がまだパニックを起こしてて、統制が取れてないんだ」

「腕の取れた肩口からも、ウジが何匹か押し出されてこぼれ落ちているしね」

 

フォラス

「『中身』って事は……なるほど、あのエリダヌスは『ガワだけ』って事か」

 

ソロモン

「じゃあ、あのウジがエリダヌスを内側から操作している?」

 

バルバトス

「操作というより、殆ど着ぐるみ状態だろうね」

「あの中、全体がウジの『巣』なんだ。そして恐らく、パーツ別に棲み分けてる」

「ウジは担当ごとに別々に蠢いて、『巣』を『個体』に見せかけて生活してるんだ」

 

ウェパル

「それが今、敵の襲撃で混乱して、我先に逃げようとして足並み揃わなくなってるのね」

 

バルバトス

「あのガワは恐らく、エリダヌスとしては試作未満。外観だけ模してみただけの代物だろう」

「パエトンを追放してすぐ、メギド体の複製を試行錯誤した中の失敗作かもしれないな」

「何にしても、こんな所で巣に引きこもってちゃ、やつらはロクな食料も得られないはず……」

「恐らく、蒸気を上げるほどの体温で寄り合って凍死を防ぎ、共食いで世代を紡いで来たんだ」

 

ウェパル

「聞いててウンザリしてくる生態だわ……」

 

ソロモン

「そうか。本当に最初期に作ったモノなら、老朽化を防ぐ機能も不十分かもしれないな」

「そうして千年間、ここでひたすらに生きてきた……じゃあつまり、あのウジがクラゲの『司令塔』か!」

 

フォラス

「おいおい。まさか、クラゲを止めるためには、アイツら一匹ずつ潰して回れってんじゃねえだろうな……?」

 

ウェパル

「私パス……」

 

モラクス

「なら俺がやってやる! さっきはちょっと驚いちまったけど、虫くらい何ともねえぜ!」

 

バルバトス

「いや。範囲の狭い攻撃だと、ますます厄介な事になりかねない」

 

ソロモン

「厄介な事って?」

 

バルバトス

「モラクスが腕を攻撃した後、『勝手にちぎれた』みたいだと言っただろう?」

「恐らくそれは当たっている。奴らは『巣』の一部を『自切』したんだ」

 

モラクス

「じせつ?」

 

フォラス

「トカゲが尻尾切って逃げるアレと同じ要領って事か?」

 

バルバトス

「ああ。腕パーツから一斉にウジが這い出してるだろう。恐らく陽動のためだ」

 

ソロモン

「群れの一部が犠牲になる事で、その隙に本体を逃し、群れ全体を存続させるわけか」

 

バルバトス

「恐らく腕から出たウジは、そのまま寄り集まって通路の足元を覆えるだけ覆うだろう」

「そして、近づく者には捨て身で襲いかかる。まともに相手したんじゃ骨折り損だ」

 

モラクス

「じゃ、じゃあどうすりゃ良いんだよ!?」

「このまま放っといたら、落ち着いて来たウジ達が坂登って逃げちまうし……!」

 

バルバトス

「ウジの生態が俺の推理通りなら、奴らは真社会性だ」

「どこかにウジ全体の意思を決定している『女王』がいる。そいつを倒せば良い」

 

ウェパル

「それがどこに居るか分かれば苦労しないでしょ」

「確かめるには結局、エリダヌスをバラすしか無いじゃない。本末転倒だわ」

 

バルバトス

「いいや。要は『女王』がどこに居ようが、ダメージを与えさえすればいい」

「相手は金属を巣にしてる。適役が居るだろう、ソロモン?」

 

ソロモン

「ああ。俺も同じ事を考えてた」

「シャックス! 悪いけど特大のを一発、最大出力で目の前の敵、全部に頼む!」

 

シャックス

「あたしあたし!?」

「うぅ~……しょーがないかあ。こんな所にウジウジが居てもキノコや植物の足しになんないし」

 

ウェパル

「ボヤいてないで、駆除するならさっさとして。これ以上見てるのもイヤ」

 

 

 ソロモンからフォトンを受け取るシャックス。

 

 

シャックス

「オッケーオッケー! それじゃあ……ビリビリの~、バリバリの~──」

「どっかーーん!!」

 

 

 剣鉈に電撃を纏わせ、手近なウジに叩き込むシャックス。

 同時に開放された電流がウジを伝い、大空洞の水分を伝い、エリダヌス本体の隅々まで駆け抜けた。

 エリダヌスの末端部分で数度、火花が弾け飛び、黒煙を上げて停止した。

 

 

ガイード

「お~……派手ですな」

 

フォラス

「これがメギドの『力』じゃなかったら、危うくこっちまで感電する所だったけどな」

 

 

 エリダヌスの残る片方の腕が落下し、足の何本かが枝を払うようにポロポロと地面に転がり、胴体がガクリと傾いた。

 

 

ソロモン

「やったか……!」

 

バルバトス

「(欠落したパーツからウジがこぼれ出ている……)」

「(焼け焦げたウジも居るが、まだ辛うじて生きているウジも居る。これはつまり……)」

 

 

 そのまま完全に倒れかけたエリダヌスだったが、残った足が再びガシャガシャと動いた。

 そのまま足先を突き立てるようにして坂を駆け上がっていくエリダヌス。

 

 

モラクス

「ダメだ、まだ生きてる!」

 

ウェパル

「縁起悪いこと口走るから……」

 

バルバトス

「やはり、電流を通し足りなかったか」

「恐らくもう時間の問題だろうが、それでも女王個体はまだ完全には死んでない」

 

シャックス

「し、失敗しちゃった……?」

 

バルバトス

「シャックスのせいじゃないよ。俺達の見立てが甘かった」

「敵の情報が不明瞭な中、ウジ達のしぶとさが予想を遥かに上回って見せた。それだけだ」

 

ソロモン

「それに、あれがクラゲの司令塔だったなら、パエトンの標的でもあるはずだ」

「パエトンを誘き出せると考えれば……生かしておけたのは、むしろ成功かもしれない」

 

フォラス

「言ってる場合じゃねえぞ。エリダヌス……もとい、ウジが逃げちまう」

 

ソロモン

「今ので足止めのウジは完全に潰せた。みんな、追うぞ!」

 

モラクス

「逃がしゃしねえからな、『ウジダヌス』!」

 

フォラス

「混ぜて呼んじまうのは、有りなのか……?」

 

 

 ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

 

 エリダヌスを追う一行。何度目かの分かれ道を曲がる。

 見失う心配は無いが、追いつけそうで追いつけない微妙な距離を保たれている。

 

 

モラクス

「クソッ、死にかけだってのに何であんなに走り回れるんだ!?」

 

バルバトス

「パーツが少なくなった分、息を合わせるのが少しは楽になったんだろうね」

「それに恐らく、後先省みない、命を限界まで振り絞っての遁走だ。卑小な虫でも多少の奇跡は起きるものさ」

 

ウェパル

「世の中、公平なんだか不公平なんだか……」

 

ガイード

「足場の問題もあるでしょうねえ」

「あの先っぽが尖った足、あっしらの足と違って、こういう場所では有利でしょうし」

 

シャックス

「モンモンー、ウジウジがまた曲がったよー、今度は右ー!」

 

ソロモン

「わかった!」

 

フォラス

「(次の角は……あ~、またコケがビッシリか)」

「(全く見分けつかない程じゃないにしても、クラゲの核を道しるべにしたの、やっぱりミスだったか……?)」

「(それに……どうなってんだよ。ミカエルやベレトはどこ行きやがった……)」

「(これだけ進んでアイツらの痕跡1つ見当たりゃしねえ。本当にこっちに進んで大丈夫なのか……?)」

 

 

 ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

 

 一行が十字路を右に曲がると、すぐ先の三叉の道を左に消えていくエリダヌスの半身が見えた。

 

 

ソロモン

「今度は左だ!」

 

モラクス

「曲がってすぐかよぉ!? こっちは急カーブのたびにコケのせいで腰やらケツやら打ってんのに……」

 

 

 走りながら不平をこぼすモラクス。

 

 

モラクス

「チクショー、誰だよこんな洞窟作ったヤツ!」

 

フォラス

「『水』だよ。滑り台を見たろ?」

「大体の洞窟は気の遠くなるような時間かけて、水が岩を溶かしたり削ったりしてできるもんだ」

「大昔は、多分この辺は全部水没してたのさ。それが何かの理由で水が抜けて、空洞だけが残ったって仕組みさ」

 

モラクス

「水ぅ!? 水じゃ文句言ったってしょーがねえじゃん!」

 

フォラス

「当たり前だ。感謝されこそすれ文句を言われる筋合いはねえよ」

 

モラクス

「はぁ?」

 

フォラス

「お陰でロンバルドで水が採れるようになったし……こうしてパエトンを追えるだろ!」

 

 

 フォラス達が話している間に、更に分かれ道へ去っていったエリダヌス。

 しかし、次の瞬間、エリダヌスの駆動音と異なる音がけたたましく響いた。

 断続的に硬く重い物同士がぶつかり合う音。そして段々と遠ざかっていく。

 

 

ソロモン

「何だ? 今の音……?」

 

 

 エリダヌスを追って道を曲がった一行。すぐさま急ブレーキをかける。

 

 

ソロモン

「だ、段差……? しかも、一段だけ?」

「危なかった……先が下り坂になってる。ここで足を踏み外してたら真っ逆さまだな」

 

モラクス

「エリダヌスが、見えなくなっちまった。どこ行ったんだ?」

 

バルバトス

「段差のフチ取りが歪だ。それに地面に垂直な面にだけコケが生えてる……コケに侵食されたんだな」

「多分、このフチはかつて、そこそこ隙間の空いたヒビだったんだろうね」

「そして、異常繁殖したコケがヒビに入り込んで、生長する過程でジワジワとヒビを押し広げたんだ」

 

フォラス

「それが何百年かかけて、とうとう岩がボコッと割れちまったってとこか」

「斜面の岩が中途半端にエグれて段差になり、取れた方の岩は坂道を転げ落ちたか、どっかでコケを被ってるか

「で、その段差に気付かずにエリダヌスが踏み損ねちまって、バランス崩して坂を……」

「あるいは岩自体、そのエリダヌスが踏みつけたのがトドメで、ついさっき割れちまったかだな」

 

モラクス

「さっきの音、エリダヌスが落っこちてった音って事か」

「なんか、想像するとすっげーマヌケだな」

 

フォラス

「まあ、言ってやるなよ。幻獣とはいえ死にかけなんだし」

 

ウェパル

「坂の向こうは変にカーブしてるのか、底も見えないわね」

「とっとと追いかけたいけど、このまま飛び込んで下手打ったら、ベレトみたいにズタズタだわ」

 

ガイード

「でしたら、ここはあっしの出番ですな」

 

ソロモン

「ガ、ガイードさんが?」

 

モラクス

「まさか、おっさんもメギドの力とか使えたり……?」

 

ウェパル

「あるわけないでしょ、そんな事」

 

ガイード

「生憎、皆さんみたいな『力』はありませんが、『業前』ならあります」

「坂道からの救助ならお手の物です。やらせてください」

 

バルバトス

「そうか、最初に大空洞に入った時か!」

「ベレトを救助したあの時と同じ要領で、今度は下ればいいんだな」

「ここに楔を打ち込んで、命綱を頼りに坂を進む、と」

 

ガイード

「そういう事です。このくらい、水場を行き来する時には物の数にも入りませんよ」

「本来なら、色々と手順を説明したい所ですが、急ぎですから、ここは皆さんのお力を信じさせていただきます」

「とにかく、何があっても命綱から手を離さない。それだけ心がけてください」

 

フォラス

「2、3人、一緒に下りるって事はできそうかい?」

「情けねえ話だが、ここに居る全員が全員、腕っぷし自慢ってわけでもないんでな」

「できればグループ分けして、一方にトラブルあっても踏み止まれるくらいにはしときたいんだが」

 

ガイード

「もちろん、出来ますとも。最初からそのつもりで、道具も持ち込んであります」

 

ソロモン

「じゃあ、お願いします。ガイードさん!」

「皆はガイードさんの準備が終わるまで、周囲を警戒だ」

「走り通しで疲れただろうから、その間にこの辺りのフォトンも回しておく」

 

フォラス

「冷えない程度に、お前さんも休憩しとけよ」

 

 

 その後、ガイードが手早く作業を終え、斜面の先へと進む一行。

 

 

 

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