「ハッハッハッ今回の龍狩りは骨が折れましたな。しかし、ウェルス殿、毎回思うがそなたのダークソウルであったか?それは非常に便利だな。」
「いやいや、器用貧乏なだけですよ。それよりも、私はこの事をグウィネヴィア様に話したいですな。」
周囲がざわつく、小人風情がグウィネヴィア様に直接合うなどと、等思っていたことだろう。
そこに、オーンスタインが割り込んだ。
「彼は????様の親友であり、ダークソウルの王の側近でもある。どこにも可笑しいことはないが?」
まだ、グウィンと誰も知らぬ小人が盟友であったとき、龍狩りの王と小人の龍狩りウェルスも親友であり、
オーンスタインは、それを近くでいつも見ていた、まるで監視をするかのように。
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《コダ村》自衛隊コダ村へ帰還
『急げー、急いで荷物を纏めるんだぁ!嵩張るものは、置いていけ持てるものだけを持って急げ!』
昨日の夕方去っていった自衛隊が、今日の昼頃に帰って来た。ソウルを感じる少女を連れて。
彼女を見たとき、やっと見つけたと確信した。
ダークソウルを内側に内包する存在、それは人間たちではない、彼女たち長寿の種族。彼女たちこそ小人の末裔、かつて私たちが死力を尽くして守った存在たち。
私はかつて、彼女たちに嘘を着いた、不死人たちにも嘘を着いた。私は、決して不死人等ではない。
私は最後の純粋な小人であると。言えなかった。
しかし、それでも末裔達を護りたかった。それが私の小人の騎士たる私の使命であったから。
紛い物の人間しかいないこの時代に、遂に護るべき者が現れたのだ。
しかし、意識を失い肌が煤を被ったようになっている。どういう相手がいればこうなるのか。
「おい、伊丹殿。聞きたいことがある、何がいた。
彼女を何が襲ったのだ。」
問い詰めた所、龍であるという。なるほど、龍か。それも、この村の4分の1程度の大きさだという。
実に矮小なものよ、だが龍は龍である。少しの油断が命取りとなるか、
「腕が鳴るな」
《伊丹耀司》
『腕が鳴るな』
龍の話を聞いて、そんな言葉を口にしたこの男、つい先日あったときとはまるで違う闘志に満ちた顔つきをしている。車に同乗しても良いように、鎧を
おいおい、物理法則もあったものじゃないと。
そして、軽装の革鎧をいつの間にか着込んでいたんだ。訳のわからない、龍なんかよりももっと驚くことがあった。もしかしてこの『世界の人は皆出きるのか』、とも思ったけど決してそんなことでもなかった。
そんな力があれば馬車なんか必要ないのだから、だとするとこの男はいったい何者なのだろうか。という疑念が、大きくなってくる。
だけれども、そんなには男は今は初対面の少女に対してあまりにも慈愛に満ちた顔で、寄り添っている。
非常に不気味だ。
「それで、君たちが見たという龍をもっと詳しく教えてくれないか?ああ、そう言えば言葉が通じなかったか。どれ、少し待っていてくれ。」
すると、昨日と同じように周囲が少し明るくなったかと思えば、隊の全員が彼の言葉を理解することができるのだ。
「隊長が言ってたのってこう言うことだったんですか。」
黒川、そりゃ無いじゃないの。そんなに俺は信用されてないの?
そして、移動しながら件の龍の事を話し始めた。
彼はそれを聞いて、少々落胆した様子で言った。
「やはり飛竜か、古龍では無いよな。いるわけがない、我々が昔狩り尽くしたのだから、まあ、慢心はいかんだろう。飛竜がそれほどの大きさになるには、どれ程の年月が必要だったか、想像は難しくない。」
こいつは、龍に何かしらの執着があるみたいだ。
まるで何かを確認するみたいに、仕切りにこちらに聞いてくるから、もしかするとドラゴンスレイヤーみたいな存在なのかもしれない。
「連中も獣だ。人間の味を知ったからな、確実に村人を襲いに来る。」
こう言う時は専門家に任せるのも重要かもしれない。ただ、俺たちも一応は戦闘に対してはプロだから、負けてはいられないけどね。っと、またトラブルかな。車両を止めて車外に出ようとした時、やつは言った。
「龍狩りは騎士の誉れよ」
そして事態は深刻に成っていく。
車列の前方から飛翔体が接近してきていた、まさしくドラゴンとでも言えるような巨体。そんなドラゴンの前に、いつの間にかあの騎士が立っていた。
ドラゴンはやつを見つけると、ブレスを吐き掛けようとしていた。
やつは、左腕を天に掲げそこには雷を象った槍が姿を表した。その巨大な雷を、やつは掲げ投てきする。
しかし、それが当たることはなく、だがそれでも体勢を崩したドラゴンは地面と激突する。
いつの間にか、また装備を変えた。最初と同じ姿になり、片手には黒い盾をもう片方には黒い直剣を携えて。
いやちょっと待った。剣が黒い雷を帯びて巨大な大剣へと変化していく。
それを見て龍は、咆哮を上げた。
《ウェルス》
龍を地面とキスをさせた後、まずはじめにすることは飛べないようにすることだ。第一に翼を狩り取る、やつは絶対に飛ぼうとはしない、飛ぼうとした瞬間黒い雷の槍がやつの鱗を穿ち心臓を貫くのだから。
危機感を持っているからこその威嚇。
我がダークソウルによって、我が剣に力を授ける。
封を施されたものたちは、火の力を使うが本来はこの力でもって龍を狩るものだ。
だが、それを邪魔する者がいるらしい。
何処からか力の干渉を感じる。この世のものではなく、精神世界からか?
いつの間にか空にはワイバーンの群れが現れていた。
これでは先にワイバーンを始末しなければならない。
気をそちらに向けていると、龍が飛び立とうとしていた。
そこに、ハルバードが投げつけられ、遠距離武器が叩き込まれやつの腕が消し飛んだ。
これでは狩りではなく戦いか。
護るためなら狩りをするなと言うことか、ならば先にワイバーンを潰しておかねばな。
剣の力を無くし、弓を出現させ魔術の矢をつがえ、上空に射出する。次元の蓋を開けたがごとく、矢の雨がワイバーンに降り注ぐ。
地表に到達する頃には霧散してしまうが、これならば人間に被害がでなくても良いだろう。
なんとも示しのつかない戦いだ。
こんな戦い、龍狩りの物語ではない。人間の癖に、神の気配を醸し出す少女が道に居たことに気がついた。
敵ではないが、このまま付いてくるのだろうか。
行列は次の村へとたどり着くも、身寄りの無いものは自衛隊の本隊がいる、アルヌスの丘へと向かって歩き出す。私も少女も、小人の少女も、アルヌスへと赴いた。
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