ヒメノスピア×キリングバイツ   作:モッチー7

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横田大……原作では、ルールを利用した卑劣な策で中西大河を謀殺しようとした知的な悪役として登場したが、最後は城戸剛の力任せに敗れて蒼褪めながら言い訳を捻り出す羽目になったお方です。

ですが、本作では原作では別の方法で敗れ去る事になる予定です。


第13話:横田大

2019年7月26日 フィリピン海炎蹄島密林エリア

 

宇崎が(ベア)を一瞬で倒した頃、岡島は密林に迷い込んでしまい、困り果てていた。

「ヒトミ殿とウイ殿は大丈夫じゃろうか?じゃっどん、人の心配をしてる場合では無か。こげな密林の中でターン終了となれば、おい本来の力ば発揮できもはん。他の駒に狙われる前に、もっと広い―――」

残念ながら、岡島の背を斬撃の様な引っ掻きが襲った。

「お!?」

攻撃した相手である中西大河は、退屈そうに呟いた。

「フン。石田の雑獣(ザコ)か。退屈な時間を過ごさねばならんのは、苦痛だな」

だが、岡島はタダで大河に勝利を譲る事を許さなかった。

「待つでごわんど」

大河は、振り返らずに後ろをチラ見した。

「噂通りの素速さでごわんど。じゃっどん、大した事はありもなん」

岡島は、獣化しながら立ち上がる。

「こげな程度なら、かわすまでも無か」

獣化した岡島の頭と手足は、カバそのものであった。

 

2019年7月26日 フィリピン海豪華クルーズ船『獣王』メインダイニング

 

獣化した岡島の姿に、渚が岡島の力量を疑った。

「うわ!?弱そぉー……」

一方の川辺は、冷静に岡島が置かれた状況を分析して、困惑した。

「岡島さんも運が悪い」

「そりゃそうだ。カバなのにこんな猛獣だらけの大会に―――」

川辺は、渚の勘違いを真っ向から否定した。

「カバって、ゆったりした動きから穏和で動きの鈍い印象があるけど、陸を時速50㎞で走るし、厚さ3~4㎝の皮膚と4~7㎝の皮下脂肪を持ってるし、カバの下顎の牙は50㎝以上もあるから、下手になめてかかると骨を折られて死ぬよ」

カバの予想外の強さに驚く渚。

「そんなに凄いのカバって?」

でも、川辺は緊張の色を隠さない。

「普通に戦えば、虎がカバに勝つ事なんてありえない……けど」

川辺の台詞に、渚が再び不安になる。

「けどって何だよけどって?」

川辺は、悔しそうに言い放った。

「……密林でカバと戦えば……虎にも勝ち目が有るかもしれないんだ!」

「えぇ!?」

 

2019年7月26日 フィリピン海炎蹄島密林エリア

 

岡島も、密林で虎と遭った事がどれだけ不幸かを自覚していた。

(強がってはみたものの、攻撃が全く見えもはん。さすがは前回優勝者。このままでは……)

と、思いきや、岡島にとっては嬉しい誤算が発生した。

「なるほどね。やたらこのマスに駒が集められてると思えば、そういう事か」

[[jumpuri:あの時の眼鏡男 > https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11596984#3]]が枝の上で高みの見物をしていたのだ。

「随分と恐れられてるみたいだね?(ティガ)

(み、三門財閥の獣闘士(ブルート)

 

2019年7月26日 フィリピン海豪華クルーズ船『獣王』メインダイニング

 

あの眼鏡が獣闘士(ブルート)である事は、ある程度読めていた渚。

(宇崎のバカがアイツを攻撃した時、アイツは何食わぬ顔で枝に飛び移ったから、普通じゃないと思っていたが……)

 

2019年7月26日 フィリピン海炎蹄島密林エリア

 

岡島の嬉しい誤算は、これだけではなかった。

「三門・石田・角供が組んで八菱を潰す共闘作戦……姑息なプレイヤーの考えそうな事だ」

岡島の横顔が、心なしか嬉しそうに見えた。

(角供財閥の獣闘士(ブルート)まで……なるほど。3対1なら、さすがの(ティガ)といえど……)

で、その角供財閥の獣闘士(ブルート)が不敵に笑う。

「別に、俺1人で十分だがな」

獣闘士(ブルート)(ティガ)。普通なら、おいの手に負える相手ではありもはん。じゃっどん、3対1。この状況なら、いかに(ティガ)とて……)

 

2019年7月26日 フィリピン海豪華クルーズ船『獣王』メインダイニング

 

否応にも盛り上がる状況に、篠崎が更にハイテンションになる。

「SHOWDOWN!いきなりの乱戦!1つのマスに4つのコマが集結。前大会の優勝者で今大会の大本命!八菱財閥獣闘士(ブルート)(ティガ)に対し、三門、角供、石田、三者が手を組み、3対1で、一気に潰す気だああああ!」

大河のプレイヤーである品田が呆れ気味に言い放つ。

「やれやれ。すっかり邪魔者扱いだな」

それに対し、三門物産執行役員の増田と角供生命常任顧問である横田が、悪びれる事無く言い放つ。

「悪く思わないでくださいよ。こっちも必死なんでね」

「そう。これも強者の宿命ってヤツですよ」

品田が堂々とした態度で言い返す。

「分かってるさ。甘んじて受けよう」

陽湖は、あまりにも白々しい展開に呆れた。

(何が共闘戦線よ。プレイヤーは、何のメリットも無く協力なんかしない。各々に別の思惑がある筈。特に……)

横田をチラ見する陽湖。

(角供財閥のプレイヤーは、要注意ね)

 

2019年7月26日 フィリピン海炎蹄島密林エリア

 

眼鏡男がいきなり木の枝から飛び降りた。

これは、岡島にとっては予想外であった。あの立ち位置からして、これから大河がやろうとしている3連戦のアンカーとなるかと思われた人物が、しゃしゃり出て来て先鋒をやりたいと言ってきたからだ。

「さてと。そんじゃ、僕から行こうかな。(ティガ)とは、是非1度闘ってみたかったんだよね」

だが、角供派の獣闘士(ブルート)がそれを遮る。

「お前らは手を出すな。こいつは、俺が殺る」

岡島は、このやり取りに驚き唖然としていた。

(こ、この2人も只者ではなか。あの(ティガ)を1人で倒すつもりでごわんど)

眼鏡男は、あっさりと先鋒を譲った。

「ふうん。別にいいけどさ、あんた1人で大丈夫?大分不利だと思うけど、立地的に考えて……」

「黙れ。邪魔をするなら、まずは、貴様を殺る」

角供派の獣闘士(ブルート)である椎名竜次が獣化した。

その姿は、二足歩行するワニと言った感じなのだが……

 

2019年7月26日 フィリピン海豪華クルーズ船『獣王』メインダイニング

 

川辺は、椎名の獣化を見て違和感を覚えた。

「あれ?」

二足歩行するワニにしては何か足りない(・・・・・・)気がしたのだ。

「あれ……ワニぃ……だよね?」

 

2019年7月26日 フィリピン海炎蹄島密林エリア

 

椎名の挑発に対し、眼鏡男がわざとらしく驚く。

「おー、怖ッ。それじゃ、お手並み拝見といこうか。河馬(ヒポ)

「う、うむ……」

椎名と眼鏡男のやり取りに入れずに空返事が限界の岡島であった。

その間、ただ待っていただけの大河に、椎名が遂に飛び掛かった。

「さあ、魅せてもらおうか……地獄って奴をな!」

椎名が飛び掛かりながら噛みつこうとするが、大河がそれをバックステップで躱し、椎名が立て続けに裏拳を繰り出すも、大河はジャンプで楽々と回避してしまう。

だが、ジャンプの隙を衝く様に極太の腕が大河の腹を思いっきり殴った。

予定外の援護に、椎名が不快になる。

「オイ。手出しするなと言った筈だが、どういうつもりだ?」

あの眼鏡男……三門派の獣闘士(ブルート)である矢部正太の腕が、まるでゴリラの様に肥大化していた。

「いやー……なんかまどろっこしくてね」

椎名が更に不快になる中、矢部が椎名に関する疑問を口にした。

「ダメだよ。闘うなら、本気でないと。半端じゃ、(ティガ)に失礼でしょ。それとも……何か裏がある。とか?」

矢部もまた、川辺と同様に二足歩行するワニにしては何か足りない(・・・・・・)気がしたのだ。

「貴様―――」

椎名が何かを言いかけたが、大河がそれを遮った。

「気にするな」

大河が矢部の顔面をジャンプ台代わりにして跳びあがり、そのまま木々を飛び移り続けながら椎名と岡島を翻弄する。

「な!?こ、これは一体!?」

岡島が大河を発見した時にはもう遅く、大河に思いっきり引っ掻かれた椎名が身体を前方に1回転させながらうつ伏せに倒れた。

「お前ら雑獣(ザコ)の本気など、全く興味が無い」

 

2019年7月26日 フィリピン海豪華クルーズ船『獣王』メインダイニング

 

「圧倒的!まさに圧倒的!目にも止まらぬ(ティガ)の攻撃で、(クロコダイル)巨猩羅(ゴリラ)の両名がダウゥゥゥゥン!」

あまりにあっけない展開に、渚が驚いた。

「早ッ!これが……密林なら、虎でもカバに勝てるかもしれないって言った理由かよ!?」

川辺が悔しそうに頷いた。

「……ええ」

 

トラは、世界最大の猫科猛獣である。

最大種は体長3m、体重300kgに達する巨躯でありながら、瞬発力と柔軟性を兼ね備え、特に、密林においては無敵の強さを誇る。

樹木が茂り足場の悪い地で虎に見つかれば、奇襲を防ぐ事はおろか動きを捉える事も不可能。

気が付いた時には、急所を切り裂かれ、屍となって地に伏すのみである。

 

2019年7月26日 フィリピン海炎蹄島崖エリア

 

(ベア)を早々と倒して手暇となった宇崎。

「なるほど。このマスにいりゃ、1㎞先まで見渡せる。確かに有利。ここをウロウロしてりゃ楽勝だな」

だが、好戦的な性格の宇崎が安全策を素直に受け入れるとは思えない。

「でも、やっぱそうはいかねえよな」

 

2019年7月26日 フィリピン海炎蹄島密林エリア

 

岡島は困惑した。

自分を含めた四つ巴の戦いの筈が、終わってみれば大河と自身との力の差をまざまざと見せられる結果になってしまったからだ。

(こげなこっが!(クロコダイル)巨猩羅(ゴリラ)が一瞬で……3対1なら勝てるなどと、とんでもなか。密林の(ティガ)がまさかこれほどとは……)

そうこうしている内に、岡島と大河の目が合ってしまった。

「そうか……もう1匹いたか……」

(ハッキリ言って、勝ち目は無か)

岡島は、覚悟を決めて四つん這いになりながら突撃のチャンスを窺った。

(じゃっどん、只では死にもはん!)

しかし……

「駒の移動が確認されました。3分以内に南方向のマスに進んでください」

大河に下った移動命令に、自身の敗けを確信していた岡島にとっては信じられないと言った感じであった。

(駒を動かした!?バカな!?この圧倒的に有利な状況で、一体何故!?)

 

2019年7月26日 フィリピン海豪華クルーズ船『獣王』メインダイニング

 

岡島は知る由もなかったが、有利な状況なのは大河だけではなかったのだ。

品田が苦虫を噛み潰したような顔で盤面を見ていたので、渚が首を傾げた。

(何だ?あのおっさん、画面を一切観ないで盤面ばかり……)

品田がしかめっ面になるのも無理は無い。

別の八菱財閥の駒が、角供財閥の駒に挟まれそうになっていたのだ。

観客席のセレナが品田の苦悩を嘲笑う。

「悩んでるな?見捨てるか……いや!見捨てきれるかな?」

それを聞いたフード娘が苦笑する。

「小を捨てて大を救う……ってか?怖いねぇ!」

 

2019年7月26日 フィリピン海炎蹄島密林エリア

 

で、結局、品田は駒の移動を選択したが、それこそ角供財閥の思う壺である。

「この時を待ってたぜぇ!」

椎名が大河の左足に噛みついたのである。

(バカな!?なぜ動ける?さっきの一撃は、確実に致命傷を与えたはず!?)

予想外の展開に困惑する大河だが、置かれた状況は、大河が考えているよりもっと深刻であった。

 

2019年7月26日 フィリピン海豪華クルーズ船『獣王』メインダイニング

 

大河の左足が未だに千切れていない事に違和感を感じ……横田の性悪さに寒気を感じる川辺。

「まさか……確か、駒の動きに合わせて本人が動かないと、首輪が爆発する筈!貴っ……様ぁー!」

当の横田は悪びれもせずに品田に言い放つ。

「フフ、正攻法では敵いませんからね、搦め手を使わせてもらいましたよ」

それに対し、他のプレイヤーも観客も只々笑うのみであった。

「ハハハ、こうなっては、さすがの(ティガ)もおしまいですな」

「まったくです」

場の性悪さに嫌気がさす渚。

(何なんだこいつら!?自分の采配で人が死ぬって言うのに、よくそんなに愉しそうに笑えるな!?)

そして、姫乃をチラ見する渚。

(やっぱ……姫乃を此処に連れ込んだのは間違いだったぜ!)

そんな中、姫乃のスマホが鳴った。

「はい」

そんな姫乃の様子を楽しげに観る一同。

「さて、『女王』陛下はどう動きますかな?」

んで、陽湖が姫乃を嘲笑う様に独白。

(ふん。結局、アンタが状況説明と言う名の誘導尋問をして、自分の思い通りに駒を動かすんでしょ?アンタも、他のプレイヤーと変わらないのよ園藤姫乃!)

だが、

 

2019年7月26日 フィリピン海炎蹄島密林エリア

 

角供財閥の卑劣な作戦のせいで動けない大河の姿を木の影に隠れながら観ていた矢部。

実は、大河に顔面を蹴られる際に、バックステップしてダメージを最小限に抑えていたのだ。

(なるほど……流石は角供だ。実力で……とはいかないか?)

角供財閥の卑劣さを嘲笑う矢部であったが、彼もまた、他人事ではなくなっていた。

「駒の移動が確認されました。3分以内に西方向のマスに進んでください」

突然の首輪の指示に、困惑しながら大河と椎名の様子を窺う矢部。

(道草を食ってないで、さっさと城戸と合流しろって事か?けど……)

矢部と椎名の目が合ってしまった。

「……やっぱり……さっきのアナウンス……聞かれて……た?」

椎名は、大河の左足に噛み付いた状態のまま大河を振り回して矢部にぶつけようとしていた。

(フフフ……どうだ!?(クロコダイル)の咬合力は、1.7t!地上最強だぜ!1度喰らい付けば、この程度の振り回し程度じゃ放さないぜ!)

椎名の攻撃を1度は躱すが、振り回される大河に目が行き過ぎて、椎名の尻尾による打撃をもろに食らってまた失神する矢部。

 

ワニの尾は、巨大な殴打武器である。

それ自体が巨大な筋肉の塊であり、尾の力のみで時速30㎞もの速度で泳ぎ、垂直に飛び上がる事が可能。

表面は強靭な皮革質で覆われ、「皮骨」と呼ばれるスパイクが並び、その威容は中世のメイスを彷彿とさせる。

事実、川岸で水を飲んでいた三頭のライオンが、ナイルワニの尾の一撃で水中に叩き込まれて餌食となった記録もある。

 

(これで、巨猩羅(ゴリラ)も今度こそ終わりだな?2人共、首輪の爆発で本物の地獄へ行けぇーーーーー!)

 

2019年7月26日 フィリピン海豪華クルーズ船『獣王』メインダイニング

 

矢部と大河が窮地の中、陽湖と増田が大声で揉めていた。

「お嬢様が巨猩羅(ゴリラ)を動かせって言うからこうなってしまったのですぞ!」

「黙れ!能書きを言っている暇が有ったら、早く巨猩羅(ゴリラ)蜜獾(ラーテル)の足止めをさせなさい!」

「それをやらせろと言った途端に、角供の罠に嵌ったんですぞ!」

「いいから早くしろ!穿山甲(パンゴリン)さえ残っていれば、こっちはいくらでも逆転できる!でも、穿山甲(パンゴリン)を失ったら、その時点で三門は負けなのよ!」

「ちょっと!?それじゃあ、私は何なんですか!?ただの数合わせと言う御心算ですか!?」

それを観ていた渚が嬉しそうに高笑い。

「はははははは!アーハハハハハハ!」

「何が可笑しいの!?元を辿れば、あんた達が余計な事をしたからでしょ?」

嫌な予感がした姫乃が後ろを振り返ると、渚の顔が姫乃に対して悪質非道ないじめをしていた頃に戻っていた。

「何がプレイヤーだよ偉そうに。所詮は、現場の事を何も知らない癖に上から目線で指示を出す邪魔者じゃないかよ」

それを聞いた横田がクスッと笑い、一方の品田は人の事が言えずに困ってしまった。

それは流石に言い過ぎだと思った姫乃が渚に注意を促そうとするが、岡島のプレイヤーで株式会社ソンバンク代表取締役夫人である尊聖羅が姫乃に進言する。

「まあ、渚さんについては、そのくらいは大目に見てやって貰えます。この場の非人道的な空気に嫌気がさしてたみたいなんで」

確かに、牙闘獣獄刹(キリングバイツデストロイヤル)のプレイヤーの性格は、ハッキリ言って善人とは言い難い。けど、それをプレイヤーである筈の尊夫人が言うとは……

 

セレナもまた、陽湖と増田の口論を観て、拍手しながら大笑い。

「だーハハハハハ!」

それに対し、フード娘が皮肉を言う。

「つまり、アンタは四大財閥を過小評価した訳だ?あいつ等なんて……『その程度か』と」

セレナが鼻で笑った。

「フッ!ま、例のルールを聴いた時からそんな気がしていたけど、あいつ等は忠誠の意味を履き違えている。あ奴らは、下に『上に利益をもたらす』を超えるモノを求め過ぎた。正に、姫乃の『兵士』が言う『上から目線で指示を出す無知な邪魔者』よ!」

セレナが勝ちを確信したかの様に微笑んだ。

 




pixivに連載中の私の作品であるヒメノスピア×キリングバイツ(https://www.pixiv.net/novel/series/1143454)を、こちらでも掲載させて頂きます。

内容としましては、ヒメノスピア第11話(https://www.heros-web.com/comics/9784864685900/)以降の園藤姫乃がキリングバイツ第30話(https://www.heros-web.com/comics/9784864684729/)までの野本裕也の役割を担うが、無料では引き受けないぞ!的な内容です。

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