破壊者の力を手にした転生者   作:真紅林檎

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ハーメルン初投稿作品として大好きなハイスクールD×Dと仮面ライダーのクロスオーバー作品を書き始めました。初めての小説な上、日常の都合上投稿頻度が不安定ですが、楽しんで読んでくれたら嬉しいです。


第0章 原作開始のカウントダウン
プロローグ


気が付いたら真っ白な世界に俺はいた。

 

…ってこの言い方は二次創作じゃあテンプレだな、じゃあやっぱ目が覚めたらの方が良かったか?

っと、そういえば自己紹介がまだだったな、俺の名前は”如月 茜”女みたいな名前だがちゃんとした男子だ。

趣味はネットで二次創作の小説を読んだり仮面ライダーのDVDを鑑賞したりなど、まあいわゆるオタクってやつだ。

それで今の俺の状況なんだけど、さっきまでDVDを見ていたのに急に意識がなくなって気が付いたら冒頭の通り真っ白な世界に居たわけだ。

いきなりだったから最初すごい慌てたけどいったん落ち着いて考えたらなんか転生物の始まり方みたいだなって思ったわけ。

んで、今何やってるかって言うと…。

 

「本当にすまなかった!どうか、どうかご許しを!」

「いや急に頭を地面に突き刺しての謝罪はしなくていいから!とりあえず普通に謝って!」

 

絶賛とんでもない姿勢で謝ってくる人の対処に困ってます。

この人、いきなり上から降りてきて神様が来た!って思ったんだけど降りてきてすぐに高くジャンプして自身の頭を地面に突き刺して謝ってきた。

何を言ってるのかわからないけど実際目の前に移ってる光景だからマジで困惑してる。

「や、やはりこれでは足りないか!かくなる上は腹を切って詫びを…!」

「それだけはマジでやめろ!?俺の正気度が削れる!」

何処から出したのかわからない短刀を俺は全力で取り上げようとした…。

 

「す…すまなかった、いきなりのことで気が動転していた」

「はあ…はあ…それ、絶対俺のセリフだよな」

短刀取り上げては投げ捨て、また取り出した短刀を取り上げては投げをかれこれ一時間近く繰り返してようやく落ち着いたみたいなので本題に移ってもらった。

少し離れた場所に短刀の山ができてるが全力で無視しよう。

「えっと、自己紹介がまだだったな。私は…まあ君たちの言うところの神様といったところだ。それで私たちがいるこの場所は転生の空間といってよほどのことがない限り使われない場所なんだが…」

「よほどのことが今起きてしまった…と。というより現実の俺ってどうなったんだ?」

「神の世界には君たち人類や動物などの命ともいえる『魂の蝋燭』というものがあってな。その蝋燭の火は寿命が尽きるまで燃え続けるものなんだが、その日火の管理をしていた私のくしゃみで火が消えてしまったんだ。二人分」

「その一人が、俺?」

「うん。現実では心臓麻痺ということになっている」

「・・・まじかー」

確かに二次創作じゃありがちだがまさかこんなにあっさりとは。しかもくしゃみって。

 

「この事実を聞いた神々は大慌てで至急この空間を使っているわけだ。ちなみにもう一人の方は先に事情を説明して転生してもらっている…く、昼飯のラーメンにコショウを大量に入れなければこんなことには!」

「意外と庶民的な物食ってるんですね」

「まあな、それにしても君は変に落ち着いているな。もう一人の方なんて動揺して暴れていたものだから君もするかもしれないと思って全力の謝り方を本で調べていたのだが」

「その本は後日捨てることを勧めよう。まあ確かに最初は慌てたけど俺こういう展開の小説はよく読んでたしそう考えたら意外と落ち着きました」

まさかここで俺のオタクスキルが発揮するとは思わなかったけど…。

 

「そうか…だとしても君の命を、人生を奪ってしまったことは事実!改めてすまなかった!」

「いいですよ、そっちもわざとやったわけじゃないし。それで俺はこれからどうなるんですか?まあこの空間の名前からして察しはつくけど」

「ああ、この空間は名の通り別の世界へ転生させる空間だ」

おお、やっぱり転生か!

「これから転生してもらう世界はハイスクールD×Dという世界だが知ってるか?」

「あっはい、確か悪魔とかドラゴンとかがいるあの作品ですよね」

「大体の異世界物は皆そうじゃないか?まあそういう世界だ。そし転生には二種類の転生方法が存在する」

「二種類の転生方法?」

「一つは肉体はそのままで特典を受け取り転生する『通常転生』もう一つが特典を受け取り転生先の世界の人物の人生を歩む『憑依転生』の二つだ」

「なるほど、まさか二種類あるとは…どっちにしようか」

正直言って憑依の方にも興味があるがやっぱこの体で行こうかな。と考えていると神様が口を開いた。

「私的には、君には憑依の方を勧めたい」

「憑依の方を?」

「君の前に一人転生させたといっただろう。その人物は通常の方を選んだが、指定した特典が『主人公の持つ全ての力を自分のものにする』なんだ」

「主人公の持つ全ての力?」

「そのものが持つ才能、魔力、実力などあらゆる力のことだ。だがこれはあまりにも危険な行為なんだ」

「危険って、どれぐらいなんだ?」

「力の中には生命力や精神力なども含まれているんだ。それすらも手にしてしまったらその主人公は生まれる前に命を落としてしまうんだ」

「命を落とす!?そんなのを望んだのか!」

「当然私はそのことを伝えた、だがあいつはこう答えたんだ…!」

 

『別にゴミの命がどうなろうが知ったことじゃねえよ!何なら消えてくれた方がまだましだな!そいつが消えれば俺が主人公なんだからな!』

 

「人の命を何だと思ってやがる…!」

「さすがの私もその特典を渡さないようにしたが無理やり奪われてそのまま転生してしまった…。このままでは彼の命が尽きてしまう、だから君に憑依転生を勧めたいんだ!憑依すれば力は上書きされ生きることができるから」

「なるほど、そういうことか…」

「無茶な願いだということはわかっている!だがこれ以外に彼を助ける方法がないんだ!だから『わかった』えっ…」

俺の答えに対して神様は素っ頓狂な顔をしていた。

「そういうことなら俺、憑依転生します」

「い、いいのかい?憑依転生すればその体は消えてしまうんだぞ?」

「まあ、この体に未練がないわけじゃないけど。人が死ぬのは嫌だからな…それに」

「それに?」

「…仮面ライダーなら絶対に見捨てないと思うんだ。俺、小さいころから仮面ライダーに憧れていたんです。困っている人を助け、悪を倒し、平和を守る。そんなヒーローに憧れていたんです」

「仮面ライダーに…」

「ここで見捨てたら、俺は絶対に後悔する!だから助けたい。あの人たちみたいに誰かの命を助けたいんです」

俺がそう述べると、神様は目頭を押さえていた。

「すまない、だがありがとう。こんなこと神が言うのもあれだが、二人目が君でよかった」

神様は涙をぬぐい、話を続ける。

 

「それでは、特典の方に移ろう。君の望む力を言いたまえ」

「特典か、それっていくつまで?」

「三つだ、彼は力のほかに『無限成長』と『最強の魔力』を選んでいった」

「最強の魔力て、アバウトすぎないか?それってどれぐらいだ」

「一応魔王クラスの魔力にしてある」

魔王クラスの魔力か、厄介だな…けどあれならいけるかもしれない。

「よし、俺の特典は仮面ライダーディケイドに変身できる力だ」

ディケイドの力なら対応できるからな、あの力はもうほとんどチートだしな。

「ふむ、わかった。それぐらいなら」

そういい神様が手を上に向けると、突然大量のカードが現れ一つに纏まり三つのアイテムが現れた。

「『ネオディケイドライバー』と『ライドブッカー』に『ネオケータッチ』だ、中のカードを確認してみてくれ」

俺はライドブッカーを開き中のカードを確認するとその中身に驚愕する。

「凄い!クウガからジオウ。それにゼロワンのカードまでいろんなカードがある!」

「ゼロワンのは私からのサービスだ。さああと二つだ」

「それなら、ディケイドの使うオーロラカーテンを使いたい」

「わかった、さあ最後の一つは?」

正直に言えば戦闘面に関してはもうこれで完璧な気がする、だったら最後は。

「…家事能力、親孝行がしたいから」

「ああ、承った。これで全部だ、それでは転生を始めよう」

神様が手をかざすと目の前に門が現れる。

「如月 茜君、君の第二の人生に幸あるよう神の世界から見守らせてもらう」

「ああ、ありがとう神様」

神様に感謝を述べると。俺は門を開く。

そして門をくぐると扉が閉まった。





とりあえずプロローグ書き終えましたので、ここで主人公の特典について説明します。

『仮面ライダーディケイドに変身できる、クウガからゼロワンまでの全ライダーにカメンライドできる』
これはその通り仮面ライダーディケイドに変身できる力です。そのうえクウガからゼロワンまでのライダーにカメンライドできるしいろんなフォームに変えられます。

『オーロラカーテン使用可能』
これは門矢士と同じようにオーロラカーテンが使えます。主に長距離移動などに使われます。

『家事能力』
これは料理や洗濯、掃除などができるようになる能力です。本人の努力次第でどんどん成長できます。

このぐらいでもかなりチートですが最大の特徴はいろんなフォームに変えられることです。例えばゼロワンの状態でシューティングウルフのフォームになれたり、エグゼイドの状態でドレミファビートやジェットコンバットゲーマーになれたりなどです。
それでもいい方は次回も楽しみにしてください。
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