今回はいつもより短めに書きました。
それとタグに原作崩壊を追加しました。
それよりもうそろそろクリスマスですね、皆さんはどうお過ごしですか?
自分はクリスマスも仕事です。
「時が流れるのは早いなぁ…」
神社での戦いから何事もなく月日が流れ、今や高校生となった俺は自分の部屋で黄昏ていた。
黄昏ている間にここまでに何が起きたか俺の驚き転生記第二章と行きますか。(第一章は第二話)
まずあの戦いの後、俺は約束のためにバラキエルさんとともにアザゼルのいる堕天使領へと向かい、研究施設で実験兼修行を行っていた。
もちろん一人で修行したわけじゃなく、戦い方を教えてくれる師匠もいるのだが…。
『俺がお前の師匠となるコカビエルだ、言っておくが俺の鍛え方は優しくないぞ』
『』
いや~。まさかコカビエルが師匠になるとは思わなかったなぁ。
それからはもう本当に地獄の様な修行を始めたわけよ、特訓の内容を思い出すと頭が痛くなるので言わないでおきます。
まあその修行のおかげか前よりも格段と強くなっているわけだ。
それに友達も何人かできて本当に嬉しかった。
「そういえばイリナの奴、元気にしてるかな?」
友達といえば小学生の頃に海外に転校したイリナのことを思い出す。
イリナとは転校するまで妹と三人でよく遊んでいた、女の子なのによくヒーローごっこをしたな。
それで俺はほとんど悪役だったな・・・あれ?よく考えたら俺悪役しかやってなくね?
まあいっか、楽しかったし。
次に姫島朱乃について。
彼女とはあの一件の後、バラキエルさんとともに堕天使領に行くときに呼び止められそこで友達になった。
修行がない日とかは妹もつれて一緒に遊んでいる。
朱璃さんは今でも健在で今でも家族三人仲良く暮らしている。
もしあの時俺が神社の前に居なかったら…今の三人の関係は壊れていたであろう。
「ニャー」
「んっ・・・クロか、久しぶりだな」
ふと泣き声が聞こえ窓を見ると見覚えのある黒猫がいたので、窓を開けるとそいつはサッと部屋に入りベットの上に乗った。
こいつは中学の頃に出会った黒猫、俺はクロと呼んでいる。
傷だらけの所を家に運んで手当ししばらく看病していたのだが、傷が治った後にそそくさと家を出て行った。
だがこうしてたまに俺の所によく遊びに来ている。
まあ遊びに来ているといってもこうしてベットでゴロゴロしているので俺が良く肉球やらお腹なんかをぷにぷにと触ってるだけであるが、ていうか肉球めっちゃ気持ちいい。
「お兄ちゃん、ちょっといいかな・・・あっクロだ」
「どうした二葉、それとちゃんとノックしろ」
俺がクロの肉球をぷにぷにしてると扉が開き妹の二葉が入ってくる。
二葉もこの長い年月で成長し、髪も伸びより大人っぽくなっている。
妹はクロに気づくと近づいてきて一緒に肉球を触る。クロもご満悦の様だ。
「おぉ~。やっぱりクロの肉球は気持ちいいね」
「だな、それで俺に用事ってなんだ?」
「あっそうだ、参考書を買いたいんだけど付き合ってくれないかな?」
「参考書なら一人でも買いに行けるだろ、何で俺も『福引三等』なるほどぬいぐるみか」
「うん、今福引券あるから三等のぬいぐるみが欲しいの…お兄ちゃん運いいから」
「はいはい、わかったよ。けどちゃんと勉強の方も・・・ってちゃんとできてるか」
何故か二葉の学力は飛びぬけており、俺の高校受験のときに勉強を教わっていた。
あれれ~?俺兄のはずなんだけどな~。いつの間に妹に抜かれたんだ?
因みに二葉も来年俺の通う高校に受けるのだが、まあ余裕だろう。
「それじゃあ下で待ってるから。じゃあねクロ」
「おう、待ってろ」 「にゃ~」
俺とクロが返事をすると二葉は部屋から出ていき下に降りていく。
それと同時にクロもそそくさと窓から出て行った。
「まったく、クロの奴ほんと自由気ままだな」
俺はベットから起き外出用の服に着替える。
・・・それじゃあここで俺の驚き転生記の最終話と行きますか。
この十数年間の間に俺は一つの疑問に気づいた。
この世界に転生する前、神様の言っている言葉を思い出す。
『君の前に一人転生させたといっただろう。その人物は通常の方を選んだが、指定した特典が『主人公の持つ全ての力を自分のものにする』なんだ』
あの時、この『兵藤一誠』の力はすべて奪われたはずだ、実際に神様も焦っていた。
だが実際は・・・。
『俺がいるというわけだ』
「だな、ドライグ」
俺の左腕に赤い籠手が出現し、その籠手に宿る赤き龍『赤龍帝ドライグ』の声が聞こえる。
そう、なぜか
これに関しては素直に驚いている、なんせ修行のときに突然発現したのだからな。
籠手が出てきたとき多分アザゼル達よりも自分の方が驚いていたと思う。
それからは俺はなぜ神器が出てきたのか考えて、一つの考えが生まれた。
兵藤一誠の運命は力とは関係ないのでは?と。
まだ仮定の段階だが俺はそう考えた。
確かに主人公としての力は奪われたかもしれない。
だが、奪われたのは力だけであって、兵藤一誠が主人公になる運命までは奪われてないのではないかと考える。
完全にそうだとは言えないが、とりあえず今はそう仮定している。
『それよりいいのか、お前の妹が待っているだろう』
「おっとそうだった。待たせるのも悪いからな」
とりあえず俺の驚き転生記はここまでにして、着替え終わったので籠手を消し俺も下に降りる。
因みに俺の服はまさかのスーツだ、それもジオウ編の門矢士と同じ。
このスーツは俺の高校入学祝に親からプレゼントしてもらったものだ。
・・・正直言って滅茶苦茶気に入っている。
「♪~」
「まさか一発で当たるとは思わなかったな・・・」
買い物の帰り道、二葉は福引で当たったぬいぐるみを抱えて笑顔になっている。
因みに俺は買い物ついでにコンビニでアイスを買っておいた。
やっぱアイスといったらガ〇ガ〇君だよな、俺も二葉もソーダが好物だ。
俺は帰り道にふと目に入った建物を見る。
「駒王学園、お兄ちゃんがいて私が来年受ける学校・・・」
「だな、試験のときは本当に大変だったな」
「お兄ちゃんテストギリギリだったもんね」
「体力テストで挽回したからセーフセーフ」
「私は体力の方は危ないかな、知識は大丈夫だけど」
「そっか、なんなら明日からでも走りこむか?付き合うぞ」
「うーん、そうしようかな」
俺たちは談笑しながら家に帰っていく。
今はただの学校だが、来年になれば原作が始まる。その時から物語はスタートだ。
・・・まあすでに崩壊しかけてるが。
やっとプロローグが終わった。
次回から第一章旧校舎のディアボロスが始まります。
それと主人公の普段着は門矢スーツとなります。
それでは次回も楽しみにしてください。