序章
「ふふ、お帰りなさい悠斗君」
「ただいま戻りましたエルシャさん」
神域と呼ばれる神々が生活する場所でグラビアアイドルなど目ではないほどの容姿とおもちを持った女性が目の前にいる青年 “桜井悠斗”を笑顔で出迎えた
「エルシャさん、前回聞こうと思ってたですけど。なんで俺を何度も転生させるんですか?普通こういうのって1回だけだと思うんですけど?」
「えぇ、普通はそうです。ですが、悠斗さんは転生した世界で偉業を成し遂げているんですよ」
「偉業?」
「えぇ。ネギまの世界では仲間と共に創造主を倒し、異世界召喚でいった世界では人の命を駒として見ていた神を倒してみせた」
エルシャは悠斗がおこなった2つの偉業について教える
「まぁ、その異世界に行かせたのは私なんですけど」
「何となくそんな気はしてたんですけどやっぱりそうだったんですか。でも、偉業っていうのはどうかと思いますけどね。俺、1人で成したことじゃないので」
「確かにそうかもしれません。ですが仲間と共にそれを成した。それは誰にもでも出来ることではありません。そんなあなたにあるお仕事をお願いしたいのです」
「仕事ですか?」
「はい。私の部下となって様々な世界を渡り私利私欲の為に物語を捻じ曲げようとする転生者の排除する仕事をお願いしたいのです」
「やっぱり俺以外にもいるんですね転生者って」
「はい。数多くいます。どうでしょうか?このお話、受けてもらえますでしょうか?」
「・・・解りました、その話受けましょう」
「本当ですか!?」
「えぇ。その代わり、俺と縁を結んだ者達をここに呼んで一緒に暮らさせてほしい。それが条件です」
「その程度のことでしたら問題ありません。貴方が次に行く世界での仕事が終わりここに戻ってきたときには全員を呼んでおきます。もちろん、次に行く世界で縁を結んだ人も一緒に」
「・・・感謝します」
エルシャの返答に悠斗は頭を下げてお礼を言った
「では、仕事に行ってもらう前に2つほど要件を済ませておきましょう」
「要件ですか?」
「はい。1つ目はこれを引いてください」
エルシャが指を鳴らすと見覚えのあるガチャポンが現れた
「・・・・引けってことですか?」
「はい。私の部下になり、仕事を引き受けてくれた対価です」
「対価って・・・最初に引いて得た力だけで俺は満足なんですけどね~~」
「・・・・・」
「解りまたよ。引けばいいんでしょう引けば」
じっと自分のことを見てくるエルシャに根負けしたのか、悠斗は渋々ガチャポンのレバーを引いた。すると、1個のカプセルが出てくる
「さてさて、何が出るんでしょうかね~~」
出てきたカプセルをエルシャが開けるとそこには
-初代祝福の風 リインフォースの復活-
っと書かれた紙が出てきた
「これはまた大当たりですね」
「そうなんですか?」
エルシャと共にガチャの内容を見ていた悠斗だったが、よくわからなかったのか首をかしげる
「彼女に関しては貴方を転生させるのと一緒に蘇らせておきましょう。さて次は」
エルシャが指を鳴らすと2人の足元に魔方陣が展開される
「・・・この魔方陣、どっかで見たような・・・・まさか」
「ふふ、そのまさかです」
「ちょっと待って・・んぅ!?」
エルシャが何をするのか解った、悠斗は止めよとするも一足遅く、エルシャは悠斗にキスをした。すると、魔方陣が強く輝き、一枚のカードが現れた
「ふふ、契約完了ですね。これからよろしくお願いしますね」
手に取ったカードで口元を隠し、笑みを浮かべながらエルシャは悠斗に告げた。その後、コピーされたカードとカードの効果を確認し終えた後、悠斗は次の世界へと転生した