神の従者となった剣聖の異世界旅行   作:白の牙

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14話

 

 

 

 

 

 日はあっという間に過ぎ、はやてが設立した部隊“機動六課”の始動する日となった

 

 「これがはやてちゃんの作った」

 

 「夢の部隊なのね」

 

 はやての頼みでアリサとすずかの迎えに行っていた悠斗は2人が持ってきた荷物を車から降ろす

 

 「それじゃあシグナムさん、俺は2人の荷物を部屋に置いてくるので2人の案内をお願いします」

 

 「任された」

 

 「悪いわね桜井」

 

 「気にすんなこれも仕事の内だ」

 

 謝ってくるアリサに気にしていないと言いながら悠斗は荷物を持ち隊舎へと入っていった

 

 「えっと、2人の部屋は・・・ここだな」

 

 あらかじめ教えられていた部屋の番号を探しながら進み、目当ての部屋に着いた悠斗は借りていた鍵を使ってロックを外し、中へと入る

 

 「俺が使わせてもらっている部屋と同じぐらいの広さだな。八神のことだから、もっと大きな部屋を用意すると思ってたんだが」

 

 「主も最初はそうしようとしたらしい」

 

 「リインフォース」

 

 「久しぶりだな桜井。それと私のことはアインスと呼んでくれ。私の名と意志を継いだ者がいるんだ。話の続きだが、主も最初は2人の為にもう少し広い部屋を用意するといったんだが、バニングスが『友達だからって優遇するようじゃ、部下に示しがつかないから、私とすずかの部屋はアンタの部隊に所属する局員と同じような部屋で構わないわ』と言ったらしい」

 

 「確かに最初から職権乱用してたんじゃ部下に示しがつかないわな」

 

 そういうと悠斗は足早に部屋から出る。私物が何もないとはいえ女子の部屋、長居するのはだめだと思ったらしい

 

 「そういえばそろそろ部隊発足のあいさつの時間だが、アインスは行かなくていいのか?」

 

 「私は正規の局員ではなく桜井やバニングス、月村と同じで外部協力者となっているのでな挨拶場に出る必要はないと主に言われた」

 

 「そうか」

 

 「桜井はこの後どうするんだ?」

 

 「施設内を回りながら訓練場に行ってみるつもりだ。ハラオウン曰く、見たらきっと驚くって言われてな。アインスは?」

 

 「私はフォワードメンバーの訓練に参加する予定だ。何かあった時に主や貴方を守れるように戦闘の感を取り戻しておかないといけないからね」

 

 「だから、動きやすい服をしていたのか」

 

 悠斗はリインフォースが来ている服を見て納得した

 

 「思ったんだが、魔法生命体だったか?それも成長するのか?」

 

 「いいや、私達の見た目が変わるということはない」

 

 「つまり、漫画とかで言う永遠の17歳みたいなもんか。世の中の女性がそれを知ったら羨ましがれること間違いなしだな」

 

 「そろそろ訓練の時間だ。また後で会おう」

 

 「おう、頑張れよ~」

 

 訓練の時刻に近づいていることを確認し、訓練場に歩いていくリインフォースを見送った悠斗は機動六課の探索を始めることにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「やってるね~~」

 

 六課内にある施設を一通り見て回った悠斗は訓練場へとやってき、訓練しているリインフォースと前線部隊に所属している3人の少女と1人の少年を見る

 

 「桜井さん」

 

 「悠斗さん」

 

 「よぉ、高町、月村。そして君は・・」

 

 「初めまして、シャリオ・フィニーノです。皆からはシャーリーと呼ばれています。フェイトさんからの頼みで桜井さんの刀の非殺傷処置をやっています」

 

 「桜井悠斗だ。よろしく頼む。それにしても・・」

 

 シャーリーと挨拶を交わした後、悠斗は訓練場で薬剤のカプセルを大きくしたものに苦戦している3人の少女と1人の少年を見る

 

 「アインスは難なく戦っているが、他の4人は浮いている相手との戦い方が出来てないな」

 

 「皆、ああいうタイプの敵と戦うのは初めてですから」

 

 「初めてか。初めてならしょうがないか」

 

 なのはの言葉に悠斗は初めてなら仕方ないと受け入れた

 

 「桜井さんもどうですか?」

 

 「そうだな。これから戦うかも知れない相手だ。1度戦っておくか」

 

 「それじゃあ、今やっている訓練が終わったらでいいですか?」

 

 「あぁ、それで構わない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「皆~一旦集まって」

 

 それから5分が経ち、なのははすべての仮想エネミーの破壊を終えたリインフォースとフェワードメンバーを呼んだ。なのはの呼ばれ、リインフォース以外の4人は疲れているのかフラフラしながらなのはの元までやってくる

 

 「はい、お疲れ様。最初に比べるとうまく動けてたよ」

 

 「「「「あ、ありがとうございます」」」」

 

 「あの、なのはさん、すずかさんの隣にいる人は?発足式にはいなかったと思うんですけど」

 

 白いリボンを頭に巻いたボーイッシュな少女が悠斗を見ながらなのはに尋ねる

 

 「彼は・・・」

 

 「自分で言うんで言わなくていいっす。んぅ!初めまして、俺は桜井悠斗。ここにいる月村とリインフォース、そしてバニングスと同じで民間協力者として機動六課に所属している者だ。普段はいろんなところを手伝っているから合わないだろうが、戦闘が起こった場合、一緒に行動することになるからその時はよろしくな」

 

 「桜井さんの自己紹介も終えたことだし、みんなも挨拶をしておこうか。一緒に戦うことになる人だからね」

 

 「はい。スバル・ナカジマですよろしくお願いします」

 

 「ティアナ・ランスターです。よろしくお願いします」

 

 「エリオ・モンディアルです。よろしくお願いします」

 

 「キャロ・ル・ルシエです。こっちは家族のフリードです」

 

 『キュクル~~』

 

 3人の少女 スバル、ティアナ、キャロと1人の少年 エリオ、幼竜 フリードが悠斗に挨拶をする

 

 「よし、みんなの挨拶も終えたことだし、桜井さんの訓練といこうか」

 

 「おう」

 

 悠斗はアイテムボックスから木刀を取り出し、肩に担ぎながら訓練場に行こうとすると

 

 「桜井さん、その格好でするんですか?」

 

 「そのつもりだけど何か問題でもあるのか?」

 

 「問題はないんですけど、汚れちゃうかもしれないですから」

 

 「成程、なら」

 

 なのはの言葉に納得した悠斗は服を掴んで一気に脱ぐ

 

 「「「「「「きゃあああ!?」」」」」」

 

 いきなり服を脱いだことに女性陣が驚き、悲鳴を上げながら目をそらすが

 

 「あの、皆さん、桜井さん裸になってませんよ?」

 

 「「「「「「「・・・・え!?」」」」」」」

 

 幼くとも男性だったエリオは悠斗が裸になっていないことを告げる。エリオの言葉を聞いた女性陣はおそる、おそる、顔を覆っていた手を離すと、エリオの言う通り、支給された訓練着を着た悠斗がいた

 

 「さ、桜井さん?もしかして普段着の下に訓練着を着ていたんですか?」

 

 「知り合いに忍者の子がいてな。その子に素早くかつ、的確に着替える方法を教えてもらったんだ」

 

 「1流マジシャン顔負けの技術ですね」

 

 悠斗の新たな一面を知ったすずかは何処か嬉しそうに語った

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