「「「「はぁ~~~~」」」」
いつも通り、4人で一つの席に着いたFWメンバーは席に着くなり揃ってため息を吐いた
「ため息ばっかり吐いてると幸せが逃げるぞ?」
「・・・誰にせいで吐いていると思ってるんですか?」
自分達の心情などまったく知らない悠斗にイラついたのかティアナが少しとげのある言葉づかいでジト目を向ける
「ってゆーか、なんであんなに負荷のある状態で動けるんですか?」
「何でと言われてもな~~・・・鍛え方が違うとしか言いようがないな」
スバルの問いに悠斗は4人と自分の訓練と鍛練を思い出し、鍛え方が違うというしかできなかった
「ほい」
そして、悠斗はエリオとキャロの前に今朝の訓練を始める前に言っていた景品のケーキが乗った皿を出した
「悠斗さんこれって」
「今朝おっしゃっていたケーキですよね?どうして、私とエリオ君は掴まっちゃったのに」
「何、怖がらせちまったからな。その詫びだ」
「えぇ~~エリオとキャロだけずるい!」
「2人はまだ子供だ。トラウマになっちまったら俺のせいだからな。訓練の後、フェイトにもトラウマになったりしたらどうしてくれるのって言われまくったんだよ」
“過保護にもほどがあるよな~~。ん?そもそも、あの説教は過保護に入るのか?”と呟きながら悠斗は仕事へと戻っていった
「じゃ、じゃあ」
「いただきます」
昼食を食べ終えていたエリオとキャロは遠慮がちに悠斗から貰ったケーキを一口口にする
「ん~~おいしい」
「こんなおいしいケーキは初めて食べます」
「う~~~いいな~~」
「諦めなさいスバル」
幸せそうな表情でケーキを食べるエリオとキャロを見てうらやましそうな顔をするスバルをティアナが諦めさせる
「お!みんな揃ってるな~~。呼び出す手間がはぶけてラッキーや」
食堂にやってきたはやてが都合よく揃っている前線メンバーを見て笑みを浮かべる
「はやてちゃん、何かあったの?」
「実は聖王教会からの要請で次元犯罪者に盗まれたロストロギアの回収を頼まれたんや」
「それってレリック?」
「レリックとは別の物や。場所が場所だけにうちらに白羽の矢が刺さったんや」
フェイトの問いに自分たちが追いかけている物とは違う物だとはやてが伝える
「・・・・はやて、もしかしてその場所って“地球”じゃないでしょうね?」
食後のお茶を飲んで話を聞いていたアリサがはやてに尋ねる
「・・・そのまさかや。盗まれたロストロギアが運ばれたのは第97管理外世界“地球”。しかも、うちらの故郷である海鳴市や」
『えぇ~~!?』
アリサの言葉をはやてが肯定した。予想外のことに隊長陣とすずかが驚き、大声を上げた