神の従者となった剣聖の異世界旅行   作:白の牙

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 28話の話に合わせ、第25話の重力負荷の倍率を50から25へと変えました


第28話

 

 

 

 

 買い物を終え、アリサの用意したコテージへとやってきた悠斗達は任務に必要な機材の設置をしつつ、夕食の準備を始める

 

 「いや~~4年もここ(海鳴市)に帰ってないから私らのこと覚えている人なんていないって思うとったけど、覚えてもらってるもんなんやな~」

 

 商店街での買い物をしているとき、なじみのお店によったはやては店主が自分のことを覚えていてくれたことにびっくりしたのだ

 

 「はやて、機材の設置、完了したぞ」

 

 「おおきに悠斗君」

 

 「そっちのほうも手伝おうか?」

 

 「こっちは手伝わんでええで。悠斗君はみんなが戻ってくるまでゆっくりしてて~な~」

 

 「そうか?ならお言葉に甘えて」

 

 悠斗ははやての言葉に甘え、2階へと上がっていった

 

 「さてと」

 

 悠斗が2階に上がっていくのを見送ったはやては三角巾で髪を覆う

 

 「気合いが入ってるわねはやてちゃん」

 

 「そりゃあ、男の人に手料理をふるまうなんて初めてやからな~~気合いも入るわ」

 

 「でも、クロノ提督やユーノ君には何度かごちそうしてるわよね?」

 

 「そうやけど、同年代のしかも、会ってまもない男の人に手料理を振舞うんやで?私でも緊張するわ」

 

 「はやてちゃんでも緊張なんてするんだ」

 

 「ちょいまち、すずかちゃん、“私でも”ってどういうことや?」

 

 「はやてちゃんってそういうことあまり気にしないとばかり思ってたから」

 

 「いくら私が図太いからってそれはないんとちゃうか?私だって緊張の1つや2つはするで」

 

 すずかの発言にはやては少し不機嫌になるが夕食の準備を進める

 

 「あらあら」

 

 滅多に見ることのないむくれ顔のはやてを見てシャマルが微笑ましそうに笑う

 

 

 

 

 

 

 その頃、悠斗はというと

 

 「395、396、397、398、399、400!」

 

 強制ギプスを身に着け、筋トレを行っていた

 

 「はぁ、はぁ。重力の倍率を30にしただけで身体に掛かる負荷がここまで変わるんだな」

 

 仰向けになって倒れながら悠斗は重力がいかに強力なのかを再認識する

 

 「当面の目標は30倍の重力負荷がかかっている状態で大岩を乗せた状態でいつものトレーニングメニューをこなせるようにすることだな。しぃ~~~~・・・うし、素振りでもしてくるか」

 

 小休止を終えた悠斗は立ち上がると素振りをするために下へと降りて行った。その際、強制ギプスを身に着けているところをはやてに見られ“それ持ってきてたんかい”っと呆れられた口調でツッコまれた

 

 

 

 

 

 

 

 「ただいま~~」

 

 「っお、おかえり~~。サーチャーの設置ご苦労さん」

 

 「「や、八神部隊長!?」」

 

 なのは達スターズ分隊がコテージに戻ってくると、はやてが鉄板で料理を作ってたいるのを見てスバルとティアナが驚き、手伝おうと思い動こうとしたが

 

 「ライトニング分隊の皆が戻ってくるまでゆっくりしててええで」

 

 「で、ですが」

 

 「部隊長から頑張ってる部下へのちょっとしたご褒美や」

 

 「はやての料理はギガうまだからな、期待してろ」

 

 戸惑う2人を他所になのはとヴィータは手伝ているアリサ、すずか、シャマル、アインスの元へと向かっていった

 

 「そういえばはやてちゃん、桜井さんは何処にいるんですか?」

 

 はやて達と行動を共にしているであろう悠斗の姿がないこに疑問を感じたツヴァイがはやてに尋ねる

 

 「悠斗君なら・・・あそこや」

 

 はやては野菜を炒めている手を止め、コテージの側にある小川を指さす。スバル、ティアナ、ツヴァイの3人は指さすほうに視線を移すと

 

 「っふ、っふ、っふ」

 

 小川に入って素振りをしている悠斗を発見した

 

 「もうかれこれ、1時間は素振りしてると思うで」

 

 「い、1時間もですか!?しかもあのギプスをつけて」

 

 「ほぇ~~~凄いです~~」

 

 「悠斗く~~ん、そろそろ皆が返ってくる頃やから、手伝って~な~~」

 

 「ん?分かった。次で最後にするから少し待ってくれ」

 

 はやての声が聞こえたのか悠斗を返事を返すと、大きく息を吸い、呼吸を整えると

 

 「チェスト――!!」

 

 下段で構えた木刀を振るいあげると、水飛沫が上がると共に小川の水が左右にわかれた

 

 「「え?えぇええええええ!?」」

 

 「・・・よし」

 

 最後の確認を終えた悠斗は小川から上がると、ギプスを外し、掻いた汗を拭くと何事もなかったかのようにはやての手伝いを始めた

 

 「「「・・・・・・」」」

 

 そして、とんでもない物を見てしまったスバル、ティアナ、ツヴァイはしばらくの間、思考が停止しその場から動かなかった

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