Fate/Catastrophe   作:アグナ

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清少納言ちゃん出ない……出ないよ……。
最近、星5鯖に縁がなさ過ぎる……。

デオンちゃんくんのバレンタインボイスに癒やされるしかやることが無いぜ……。


ACTー5 東京聖杯大戦

 貴族令嬢──それは彼女を例えるに相応しい言葉だった。

 凡庸な人間とは異なる血統。

 凡俗な人間とは異なる役割。

 凡愚な人間とは異なる精神。

 

 貴き者が負うべき貴族の義務(ノブレス・オブリージュ)を在るが儘に受け入れて、君臨するが故の孤独を息を吸うように受け入れる。

 特別、例外、異質……他者とは違う宿痾に動じない強靱な精神。

 

 彼女──玲瓏館美沙夜は見事にそれを体現していた。

 

 柔な女性にありがちな何かに依存しなければ自分を支えられない惰弱さなど一切無く、共感性からなる有りがちな同調意識などに縛られない。

 

 ただ在るだけで畏怖と畏敬を集める生まれついての君臨者。

 孤独では無い孤高の在り方こそ、美沙夜という女性を現す言葉だった。

 

「暢気なものね」

 

 豪奢な装飾に彩られた一室。玲瓏館本邸の客間にあるソファに腰を下ろした美沙夜はポツリと呟く。彼女の視線の先には藤丸立香。

 人類最後のマスターとして人類史を救った英雄達の主人が居た。

 彼は美沙夜に促されるまま対面のソファに座り、出された紅茶を飲んでいる。

 

「え?」

 

「魔術師の家……それも味方とも知れない相手の本拠地に案内されるがままに迎え入れられ、出されたお茶を警戒もせず飲む……まるで小動物みたい、とそう思っただけよ」

 

「ええっと……」

 

「言っておくけれど、皮肉だから」

 

「あ、はい」

 

 立香の反応に美沙夜が眉を顰める。

 どうやらイマイチ危機感のない立香に不信感を抱いているのだろう。

 それを察した立香は頬を掻きながら弁解する。

 

「いや、別に警戒をしてないってわけじゃないんだ。そりゃあ、今はサーヴァント……マシュとだって離れてる。礼装の補助無しじゃ魔術も碌に行使できない俺じゃあ、サーヴァントを引き連れた貴女には到底敵わない。だから、貴女に何かされたとしても今の俺は確かに何も出来ずにやられてしまうと思う」

 

 先の一件から互いに情報交換を行うことを約束した立香は美沙夜の案内で杉並区にある此処、玲瓏館本邸へと訪れていた。

 その際、治療のためとマシュとは一時的に離されている。

 令呪があるとはいえ、此処は魔術師の本拠地兼工房である。まして相手もサーヴァント使いとあれば、本来、マシュと離れることすら危うい状況なのだ。

 そしてそんなことは立香とて分かっている。

 

「そう。それで?」

 

 続けろと促す美沙夜、それに立香は頷いて続ける。

 

「でも、仕掛けるなら態々、俺を此処まで招く必要は無いだろう? さっきの貴女のサーヴァントの強さを考えれば、三人と戦ったときに俺たちも纏めて仕留めることが出来ただろうし、それに情報交換をしたいっていう提案に嘘は無いと思ったから」

 

「だから大丈夫だと? 情報だけ引き出した後、私が貴方を殺すとは考えなかったわけ?」

 

「かもしれない。でも、貴女はそういう卑怯が嫌いな人に見えたから。情報を交換したいっていうなら、多分、本当にそれ以上の目的の為に動かないんじゃ無いかなと思ったんだ」

 

 立香から見て、美沙夜は今まで見てきたサーヴァント……特に王や皇帝といった君臨者たちと同じような雰囲気を感じる少女だった。

 自分の特別性を在るが儘に受け入れ、それを全うしようとする精神。

 民を率い、導く、支配者としての有り様。

 

 気高く孤高──故に誰よりも自分に厳しくある。

 そのようなひとなりを彼女に見たのだ。

 

「それだけ?」

 

「それだけだよ……言うなら、経験則かな?」

 

「そう……数多の英雄を率いたマスターならではの感覚、と言って良いのかしら。凡庸であっても、愚者では無い。それが貴方というわけ」

 

「分かってくれたかな?」

 

「ええ、よく分かったわ。貴方が取り立てて脅威となる存在では無いと言うことがね。ものを知らない草食獣の類いなら多少の脅し(・・)が必要かとも思ったけれど、分かった上で受け入れているなら貴方が本当に暢気な人だというだけだもの。正直、私が嫌いな人間(タイプ)だけれど、協力者としては悪くないわ」

 

 冷ややかな視線で立香を捉える美沙夜。

 瞳には侮蔑とも呆れとも似た感情が浮かんでいる。

 立香のあまりの平凡さに何か思うところがあるのだろうか。

 

「──或いは貴方のような小動物じみた人間だからこそ、英雄は好感を覚えるのかしらね……」

 

「え?」

 

「こちらの話よ、忘れなさい」

 

 何事かを呟いた後、立香の疑問を切って捨てる美沙夜。

 立香が思った通り、成すべきことのみ追求する性格のようだ。

 無駄話をするつもりはないのだろう。

 

 早速、会話もそこそこに彼女は本題を口にする。

 

「さて──貴方が予想した通り、私の目的は情報交換……というより情報の再確認よ。だから私の質問に貴方は正直に答えなさい。嘘を交えたと判断した段階で、少なくとも貴方の信用性と命の安全は保証されないと思った方がいいわよ」

 

「分かってる、俺は嘘を吐くつもりは無い。でも、代わりに貴女も……」

 

「ええ。貴方の質問に対して知りうることは答えましょう。そうね、公平性を考えて、私と貴方で交互に質問していきましょう。まずは提案者の私から質問させて貰うわ。貴方はカルデア──『時計塔』のロードが手を回して作られた魔術と科学、両技術で以てして成立した人理継続保証機関に所属する四十八人のマスター候補……その四十八番目にして、現カルデアで生き残る最後のマスターである……この情報に間違いは?」

 

 人理継続保障機関フィニス・カルデア。

 それは『時計塔』を統べる貴族(ロード)が一つ、アニムスフィア家が中心となって作られた研究所にして観測所である。

 

 曰く、人類史を長く、何より強く存在させるための機関であり、そのために様々な研究や対策が行われていたという。

 

 サーヴァント、ひいては英霊を召喚するシステム、守護英霊召喚システム・フェイトの発明や人類史の未来を観測し、計測する近未来観測レンズ・シバ。

 その他、歴史の存在しない『特異点』を修正するためのレイシフト技術など、魔術だけでアプローチするなら魔法級の奇跡となる技術を科学技術と掛け合わせて可能にした特級の技術力も蔵に収めている。

 

 まさに人類史という最も遠大な航海図を観測し、監視し、研究するに相応しい最新の機関である。……もっとも既にカルデアの本拠地はその最新鋭の技術と共に凍結されてしまった──他ならぬ未知の敵、『クリプター』たちによって。

 

 藤丸立香はそんな失われたカルデアの生き残りにして最後のマスターである。四十八人いたマスター候補者の内、一般枠で選ばれた運が良いだけの、普通の人間であるが。それでも彼だけが英霊を率い、世界を救う役目を負ったマスターなのだ。

 

「無いよ……寧ろ、俺たちのことを一体どうやって知ったんだ?」

 

「加藤光影……『クリプター』を名乗るあの魔術師が教えたのよ。この東京に住む都民全員に貴方と、貴方がやったことと、貴方がいた組織と……これから貴方たちがしようと(・・・・)している(・・・・)こと、全部ね」

 

「ッ! それ、は……」

 

「剪定事象……いえ、この場合は異聞帯かしら? 貴方は貴方の世界、汎人類史を救うために私たちが今生きる世界……異聞帯を排除しようとしている、違うかしら?」

 

 地球白紙化現象。

 立香たちの世界を襲った極限の怪異は、濾過異聞史現象……空想樹という要石の存在によって成り立つ惑星の初期化である。

 故に元の世界を取り戻すには要石となる空想樹の排除が必要だ。

 

 しかし、空想樹を排除するためには本来は成立しないはずの歴史……異聞帯と呼ばれる空想樹が定着する世界から空想樹を切除しなければならず、空想樹を切除すると言うことは空想樹によって成り立つ世界を切り捨てることに他ならない。

 つまるところ、立香は少なくともこの世界の住人にとって侵略者なのだ。この世界の人々にとっての世界を殺す、残酷非道な侵略者。

 

「……ああ。本当のことだ。俺は、俺たちは、俺たちの世界を救うために、この世界を伐採しに来た」

 

「へえ、嘘は言わないのね? 自分が言っている言葉の意味、分かっていて?」

 

 そう、この世界を消すということはこの世界に存在する全ての生命体を切り捨てることに他ならない。

 例え始まりが、空想樹による侵略が、彼ら異聞帯のものたちによって齎されたものだとしても異聞帯に住まうものたちには何の罪も無い。

 異聞帯を異聞帯として成立させたのはあくまで『クリプター』たちカルデアと敵対する『異星の神』に追従するという魔術師達の企みである。

 初めから異聞帯に存在していたものには、何の罪も無いのだ。

 

 そんな彼ら異聞帯の存在からすれば、カルデアはさぞ残酷極まりない侵略者に見えるだろう。

 彼らが生きる時代ごと、彼らの全て(みらい)を奪おうというのだから。

 異聞帯に生きる全ての存在にとってカルデアは敵なのだ。

 それは目の前のこの少女とて例外ではあるまい。

 

 異聞帯に生きる魔術師、玲瓏館美沙夜。

 この時代が消えれば彼女もまた──ならばこそ……。

 

「──ああ、分かっている」

 

 正面から堂々と、少女の目を見て立香は言い切る。

 自分はこの世界を取りに来たのだと。

 あらゆる責任から逃げることも無く偽ることも無く。

 

 次の瞬間、敵対することすら覚悟して、命を取られる覚悟をして。

 それでも立香は、真実を口にした。

 宣戦布告に等しい立香の言葉に美沙夜は──。

 

「悪くないわね」

 

「……え?」

 

「評価を改めてあげる、そういったのよ藤丸立香(・・・・)

 

 平然と、そんな言葉を返していた。

 

「今の言葉を躊躇いなく口にしたこと、今の瞬間私から逃げなかったこと、この二つの覚悟は庇護されるべきか弱いただ人には口に出来ないものだった。だから今の二つを以てして少なくとも貴方が喰われるだけの小動物ではないことを認めてあげる」

 

 それは美沙夜なりの賞賛、なのだろうか。

 立香と違い、こちらに視線を向けること無く言い捨てるような様だったが、それでも少しは立香のことを認めたという意思表示は。

 少なくとも、彼女の言葉は、こちらをただの情報確認のための使い勝手の良い道具(ぼんじん)では無いという判断の示唆だった。

 

「ありがとう……と言った方が良いのかな?」

 

「礼は不要よ。こちらが勝手に認識を改めただけだからね。それで? 貴方からの質問は? そちらの番よ、こちらが持つ情報源以外に問うべきものは無いのかしら?」

 

「それなら一つ。貴女たち──」

 

「美沙夜で良いわよ。その貴女って言い方、似合わないし気に食わないわ」

 

「ご、ごめん……じゃあ、美沙夜さんで──その、美沙夜たちが引き連れている存在、あれは英霊……サーヴァントで間違いないか?」

 

「ええ、間違いないわよ、魔術師として私が断言しましょう。まあ、にわかに信じがたい貴方の気持ちは分からなく無いけれど……因みに、もう言うまでも無いだろうけど私以外のアイツら……東京都民が引き連れていた連中もサーヴァントで間違いないわ」

 

「それは……」

 

 英霊──或いはサーヴァント。

 それは人類史に刻まれた英雄、人知を超えた神秘そのもの。

 魔術世界においては境界記録帯(ゴーストライナー)とも呼ばれ、最上級の使い魔として魔術という神秘よりも一段上に君臨している。

 

 人類史上において何らかの功績を立てた者が死後も、その信仰と存在感を後世に語り継がれた結果、成立するそれらは、本来、霊長の世が何らかの要因により脅かされた際、それを救うカウンターとして成立する存在なのだが……。

 ある一定の条件下において、英霊はサーヴァントとして現界する。

 

 例えば、カウンターとしてのシステムを真似た聖杯を寄る辺とした聖杯戦争という極東の魔術儀式。

 例えば、カルデアという特異な機関が持つ、守護英霊召喚システム・フェイトのような超級技術による相互了解に伴う召喚術。

 

 少なくとも生半な理由で顕現するはずの無い神秘存在。

 それこそが英霊。嘗て存在した英雄の影である。

 

 ──目の前の少女、玲瓏館美沙夜が英霊を引き連れているのにはまだ説明が付く。

 前述した通り、難易度は高くとも成立させるだけの技術、ないし儀式があるならば、彼女、魔術師たる存在が英霊を従えていることに違和感はない。

 

 だがしかし、先ほどの人々。

 どう見てもただの一般人にしか見えないものたちが英霊を従えている──これはどう考えても異常極まりない状況である。

 何の変哲も無い只人が、巻き込まれたにしても見かけた四人全員が英霊を従えているなどと。

 

「……貴方が言いたいことに察しは付くわよ。ええ、ホント、魔術師として信じられないし、まるで陳腐な幻術を見せつけられているようで癪に障るわよ。何より……私たちが臨むべき儀式を愚弄されているようで……気に食わない、全く以て気に食わないわ」

 

 冷え切った言葉にはしかし憎悪にも似た憤りがあった。

 まるで聖域を土足で踏みにじられたような屈辱。

 神秘を神秘を思わないようなこの愚挙に美沙夜は憤慨している。

 

「じゃあ、あの英霊たちも──」

 

「そうよ、知識と共にクリプター……加藤光影が齎したもの。信じられない話だけれど、アイツは此処で行われていた東京聖杯戦争を横から乗っ取った挙げ句、聖杯だけじゃとても成立しない大魔術……東京都都民約一千万人分(・・・・・)の英霊(・・・)を召喚して、住民を召喚者として各英霊に紐付けたの。だからこそ、此処の住人は全員が全員、英霊を従えているのよ」

 

「───────………………え?」

 

 何を言っているのか、立香は理解が追いつかなかった。

 東京聖杯戦争……という言葉には聞き馴染みが無い。

 だが、聖杯という言葉から超級の魔力炉心が関わった儀式……汎人類史上において、日本の冬木市で行われた聖杯戦争に類したものだとは分かる。

 少なくともあり得ない話じゃ無いし、聖杯級の魔力炉心さえ用意できれば、準備と手間次第で誰でも行える儀式だ。

 

 しかし、一千万人分の英霊召喚?

 そんなことを『クリプター』といえどただの魔術師が行った?

 

 それは散々、あり得ないような窮地に立ち会ってきた立香ですら、想像が付かない未知の話。不可能としか断じえないあり得ざる所業。

 

“空想樹の力? それとも神々の権能? バビロニアの時のような……いやでも英霊を一人の魔術師が一千万も呼ぶなんて……”

 

 ダ・ヴィンチちゃんやホームズと連絡が取れない今、情報の詳しい精査を行うことは出来ない。旧カルデアから続く二大頭脳とも言うべき、立香ら実働員にとっての考察役は居ないからだ。

 しかし素人の立香からしてもクリプター、加藤光影の行った所業がどれほどにあり得ないことかは理解できる。

 

魔人(・・)・加藤光影……」

 

 聞けば聞くほど、いや知れば知るほど説明が付かない存在だ。

 立香とマシュを一方的の異聞帯に引き込んだ手腕。

 ダ・ヴィンチちゃんたちをして直前まで気づかなかった隠蔽能力。

 そして一千万の英霊召喚というどう考えても可笑しな所業。

 

 やはり、全ての鍵を握っている存在であることは間違いない。

 どちらにせよ、空想樹伐採のためにも何れクリプターとは戦わなければならないのだ。ならば、立香がやるべきこと……今、目指すべき目標は……。

 

「美沙夜さん、加藤光影……クリプターは何処に居るんですか?」

 

「……まさか挑む気? 貴方と治療中のあの子で? それは蛮勇ね。私が断言してあげるけれど貴方たちがどうにか出来る奴じゃないわよ、あの不埒者は。いえ、そもそも人間がどうにか出来るか怪しい存在ね。だって彼は英霊ですら──」

 

 と、不吉な言葉を美沙夜が口にしたかけた時だった。

 ズン……と響くような地鳴りが遠くから聞こえてきたのは。

 

「今のは……!?」

 

「……人気者ね、貴方。どうやら私以外にも貴方に用事がある人間が居たみたいね。でなければ、このように私の領域に攻め入る愚行なんてしないはずだもの」

 

 冷笑を浮かべる美沙夜。

 それは立香に見せてきたものとは程遠い。

 冷たい、冷たい、嘲りに満ちたものだった。

 

 その名を敵意。その名を悪意。

 美沙夜と名乗った少女は立ち上がり、そして歩き出す。

 

「敵襲よ。貴方は此処に居なさい」

 

「敵……? なら、俺も……!」

 

「どうせ足手まといにしかならないわ。それに情報交換はまだ終わっていない。終わっていない限り、貴方は私、玲瓏館の客人よ。だから、ここで座して待っていなさい。礼儀知らずの人間を追い払う程度、対した手間じゃ無いもの──ねえ? そうでしょう?」

 

 そういって魔術師は傍らに声をかける。

 気づけば────そこには一人の騎士がいた。

 

「御身がそう仰るのでしたら。その通りに」

 

「その言葉に嘘偽りが無い事を信じるわ、セイバー。主の命令を守れない騎士なんて、騎士として失格だもの」

 

「はい、私は騎士なれば。御身の信頼に背かぬことを誓いましょう我が主(マスター)

 

 こちらを気遣う立香の視線を尻目に、主従は戦場へ向かう。

 主人が待とう王気に陰りは無く、騎士は何処までも完璧だった。

 故に二人の主従の足取りに一切の迷いも躊躇いもありはしない。

 

 序列第二位。

 それが示すところは、この混沌とした東京聖杯大戦の参加者約一千万人の中において二番目に優れた魔術師(マスター)であるという事実だ。

 

「ならば行動で示しなさい。さあ、不埒者に制裁を。客人を待たせているから早急にね」

 

Yes(了解)your(我が) majesty(女王)

 

 主従は客間を後にする。

 向かう先は英霊混沌渦巻く戦場。

 されど歩みは凱旋の如くに。

 

 東京聖杯大戦──最高峰の主従は眼前に戦場に出陣する。




女王主従、出陣。
対するは絶対王者に仕える信奉者達。

真実も敵も闇に埋もれたまま、異なる世界線の演者が踊る。
それはさながら自分たちこそ、主演であるかの如くに。



【ステータスが更新されました】

class:剣士/セイバー
真名 :■ ■ ■ ■ ■
スキル:対魔力、騎乗、無窮の武練など
宝具 :???
    ???

《ステータス》

筋力:B
耐久:B
敏捷:B+
魔力:E
幸運:A

マスター:玲瓏館美沙夜
階梯  :第二位


玲瓏館美沙夜が呼んだ、最高にして最強の騎士。
圧倒的な技量を誇り、凡百のサーヴァントを鎧袖一触する実力を持つ。

私を完全に殺し、忠に尽くす様は騎士の鏡。
英霊の座にも刻まれるとある王族と縁がある。

生涯五人の王に仕え、その五度の忠誠、全てを信頼された忠義の騎士である。

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