魔法少女 リリカルなのはStrikerS~黄金の林檎~ 作:クロさん
「私が絶対に…護るから!」
《アクセルシューター》
現れたシューター…およそ40。
「アクセル!」
なのはの強大な魔力とカードリッジによって強化された
《プロテクション!》
男のシューターでは、数の差から迎撃は不可能。
また、速度と追従性から回避も不可能…なら、
防ぐしかない。
「ぐぅ…ッ!!」
(長期戦ともなれば、俺が不利か…なら!)
「走れ稲妻、駆けよ幻獣…我が元に集いて、我が敵を打ち砕け!ヴォルテックス…F.I.S!」
《
電撃へと変換される魔力、そして今にも溢れだしそうな力は"麒麟"の姿を形成し…なのはに向けて、
《プロテクション・パワード!》
かつて、ヴィータのラケーテンハンマーをも防いだ強固な
激突する、麒麟と
バチバチバチバチバチッ!!
耳に響く炸裂音、肌で感じる押されている感じ…
「…ッ!!レイジングハート!」
《オーライ、マイマスター!》
ガシャン!ガシャン!
なのはの願いに応え、プロテクションは勢いを盛り返す…
――――――――――――――――――――
一方、周辺では…
「クロスファイア、シュート!」「フリード…ブラストレイ、ファイア!」
「エリオ!」「スバルさん!」
魔力弾と火炎弾、前衛二人のコンビネーションで次々と破壊されるガジェットたち。
「鋼の軛ぃッ!!」
後衛の二人に近付こうものなら、ザフィーラが即座に打ち砕く!
そして空では、
「アルカス・クルタス・エイギアス。疾風なりし天神、今導きのもと撃ちかかれ。バルエル・ザルエル・ブラウゼル…」
「フェイトさん、今です!」
「…フォトンランサー・ファランクスシフト。撃ち砕け、ファイアー!」
術式を改良し、魔力消費と詠唱時間を抑えて活用したかったが…忙しさと術式の難解さから、僅かに魔力消費を抑えただけで止まっている。
「はぁ…はぁ…」
《サー?》
「大丈夫だよ、バルデイッシュ…戻ったら、また改良し直しだね」
《イエッサー》
破壊を免れた機影が数個…
「逃がすか…飛燕!」
《イエスマスター、エクスプロージョン!》
「咬影牙!」
飛燕で切りつけ、敵に
対AMF用に構築した剣技である。
――――――――――――――――――――
そして、再び男となのは…
「バースト!」
男の掛け声で炸裂する魔力、たまらず吹き飛ばされるなのは…胸の
そして、体勢を整えた瞬間…
「これが、私の全力全開!」
《スターライトブレイカー!》
「シュートッ!!」
「それを待っていた」
《プットアウト》
それはスターライトブレイカーを受け止め、その輝きを吸収した。
「う、嘘っ!?」
《封印解除…起動》
その声を聞き、男はデバイスに再び物体を戻すと
「ハウザーだ、覚えておけ…高町なのは」
「え?」
転移魔法で即座に離脱していった…
――――――――――――――――――――
「ヴィータッ!!」「ヴィータちゃんッ!!」
あれから、少し時間が経ち…
―管理局本局、治療室
はやて、シャマルと合流したなのは達。
検査の結果、肉体へのダメージは殆どないが…
「リンカーコアから、魔力が殆ど放出されてない…」
魔力自体は検出されているが、放出が全く確認されていない…元々、闇の書のプログラムである
「魔力を受け付けてくれへん…」
魔力を肉体へ供給出来ないためか、眠り続けてるヴィータ…はやてとシャマルにヴィータのことを任せ、なのは達はハウザーと名乗った男や謎の環状の物体についての調査を進めるために隊舎に戻る。
「ヴィータ…早く、目ぇさましてな…」
「大丈夫よ、はやてちゃん…解析を進めれば、きっと何か分かるわ…」
「うん…」
次回予告
「レヴァンティン!」
ある世界から発掘された、謎の環状物体。
警備のために、シグナムとフォワードメンバーは
艦に乗り込む。
次回、「警備」