それから周りの動けない怪我人を急いでロマンさんの所に届けては走り、届けては走りを繰り返していた。
火が少し落ち着いた位で中央管制室と中央制御室のほうに二手で別れた。
「ウッ・・・・・」
中央制御室の機械は見るからに壊れていてそこの周りにいる人は目を向けられない状態になっていた。
奇跡的に生存者がいないかな瓦礫の山を分けながら探すが見当たらない。
「どうしよう・・・・」
中央制御室はもう殆ど全滅だった。
そこから少し移動した所になんとか生存者がいてその人をロマンさんに届けて戻ろうとしてると、
「フォウ!!フォォォウ!!」
よく知った甲高い声が聞こえる。
「フォウさん!どうしたの?!」
「フォウ!!クーフォウ!!」
「あ、待って!!」
フォウさんの後を急いで追い掛けていく。フォウさんが走っている道は中央管制室があるところだった。
「まさか・・・・」
フォウさんが僕の所へ来たということは、もしかしたらマシュに何かがあったかも知れない。そう考えてると中央管制室に着いた。
「マシュ!!どこにいるの?!!」
「フォウ!!」
またフォウさんが走り出して、大きい瓦礫の所へ行くとそこには血を流したマシュがいた。
「マシュ!!」
急いで瓦礫をどかそうとするが中々重く、一寸たりとも動かない。
「先・・・輩?・・・」
「待ってて!!すぐ助けるから!」
ポケットからパスを取り出してケータロスの着いたデンオウベルトを取り出す。それを腰に巻き付けて、パスをデンオウベルトに翳す。
「変身!!」
『ライナーフォーム』
機械音を合図に体は黒と赤の列車を模した装甲が纏われていき頭に仮面が着いて、上のパンタグラフが開き、両サイドの仮面から黄、青、紫の羽が広がる。
これこそ、
『仮面ライダー電王
ライナーフォーム』
「行くよ!!よいっしょ!!」
電王になったのでパワーも普通より大きくなってるのでなんとか瓦礫を持ち上げることが出来た。
「マシュ!!大丈夫?!すぐロマンさんの所に運ぶから!!」
そこから急いで担ぎ上げようとするがマシュは満身創痍。急いで足と首元を持つ、俗に言うお姫様抱っこで運ぼうとするがマシュは聞こえない位の小さい声で囁く。
「先輩・・・・手を握って・・・下さい・・・・」
「分かった!!だから死なないでよマシュ!!」
急いで手を握ろうとした瞬間、
『レイシフト開始まで、3、2、1、0。全行程完了。ファーストオーダー、実証を開始します』
突如背後から機械の音声が聞こえ、光が爆発して巻き込まれていく。握ったマシュの手は瓦礫で傷が着いていてとても冷たい。でも、
「先輩の手・・・・とても暖かい・・・・」
彼女は笑いながらそう微笑む。
まるで最後の時を悟ったか、願いが叶ったかのように。
そして爆発のような光が二人を完全に飲み込まれていった。
──────────────────────
「あれ?ここは・・・・」
目覚めると荒れ果て、崩壊したコンクリートの建物と赤く熱い炎がそこら中で燃えている。
さっきよりも更に酷い場所だがカルデアの外で間違い無さそうだ。
気がついたら変身も解かれてる。
何が起こるか分からないのでとりあえず所持品を確認しておく。
「ケータロスは・・・・繋がらない・・・パスもチケットもしっかりあ・・・あれ?なんでチケットにマシュの絵があるんだろ?」
チケットには灰色のマシュの絵が書かれてある。イマジンと関係無いマシュの絵が書かれてることはさっきの光と何か関係があるのか。それもそれで考えた所で答えは出ない。
「それよりマシュを探さないと・・・!」
それにさっきの光の時一緒にいたから近くに必ずマシュがいるはずと考えて、周りを散策することにした。
最初に家屋や高台等を散策したがマシュの姿は無かった。そして散策ひていて分かった事がある。
看板からここは冬木という町で、高台から見て災害があったのか建物は殆ど崩壊していているのに人の影も無い。そして人の代わりに骸骨などの変な生き物が周りをうろついている。そこから遠く離れた所に歩いて行くと、
「あっ!!」
マシュが複数の骸骨と闘っていた。
それもさっきの怪我を嘘だと思うくらいに激しく。それに姿も少し面積の少ないライダースーツに鎧を着けたかのような姿。そして十字型の巨大な盾を振るっていた。その様子を近づきながら見ていると、マシュは背後の骸骨に気付かずに目の前の骸骨と闘っていることに気づいた。
「マシュ!!変身!!」
骸骨が攻撃モーションに入ったので急いで変身して背後のカバーに入った。
「先輩?!」
「マシュ!怪我は大丈夫?!」
「先輩?!は、はい、色々とありましたが大丈夫です。理由は後に話します。」
そこから再び戦いが展開される。
骸骨事態の攻撃は単調なため大きく隙を見せるのでそこにデンガッシャーの斬撃をいれていく。
しかし叩いても叩いても次々に湧いてくる。
後ろを見るとマシュも戦いになれてないのかだんだん息が荒くなっていると感じる。
「このままじゃ疲れちゃう。どうすれば・・・・そうだ!!マシュ、しゃがんで!!」
『フル・チャージ』
パスをもう一度翳すとベルトから機械音が流れて虹色のエネルギーがデンガッシャーに集まっていく。
「モモタロスをイメージして・・・」
そして剣を横に構えると刃が数メートル先まで飛ぶ。
「えぇいやぁ!!!」
横に一気になぎ払うと囲んでいる骸骨の軍勢が一気に破壊されていき、
一体が骨の山になって戦闘が終わった。
「ふぅ、戦闘終了です・・・」
「そうだね・・・・」
二人は疲労からかバタンと尻もちついて倒れる。少し息を整えてから話をすることに。
「それで、マシュは一体何があったの?」
「はい。簡潔に言いますと先輩とレイシフトした時に先ほどの爆発でマスターを無くしたサーヴァントと再契約をして半人間で半サーヴァントの、『デミ・サーヴァント』になったのです。英霊の力があったから戦てたのです。」
「そうだったのか・・・・よかったぁぁ・・・・」
「ご心配をかけてしまってすみません・・・」
「いいよ。マシュが無事なら何よりだよ。」
少し休憩していたら、さっきロマンさんから貰っていた腕輪から通信が入り、今の状況を教えて貰った。
どうやら僕たちはカルデアから2004年の日本『特異点F』という場所にレイシフトをしてしまったようで、今カルデアは僕たちの助けた人を含めて二十人でなんとかバックアップや復旧に取りかかっているらしい。そしてその特異点は『聖杯』という物を取らないと解消出来ないようだ。
『それと、マシュ・・・・君、その姿はどういうコトなんだい!?ハレンチすぎる!ボクはそんな子に育てた覚えはないぞ!?』
「そういうのじゃありません!!デミ・サーヴァントになったのです!!!」
確かに少しどころか相当服の面積が少ない。でも何故かあまり気になかった。なんというか、ナオミさんの衣装を見慣れてたおかげか少し変わった服装には馴れていたからかも知れない。
それからロマンさんから霊脈に向かうように言われてから、通信が不安定になりまたブツンと途切れた。
「取りあえず霊脈に向かいましょうか。」
「そうだね。」
パトラッシュ、僕もう疲れたよ・・・・
マシュ「はぁー、痛かった・・・死ぬほど痛かった・・・・・」
でも生き残ったじゃん。ガルマにしなかったおかげで死ななかったよ?
マシュ「果たしてそれに意味があるのか?!
それにしてもFeteはUBWから入ってGOは序盤をハーメルンで、現在放映してるシリーズでしかストーリーを知ってるだけって・・・・これ続くの?」
勿論です、プロですから。
マシュ「なら今後の予定を教えて下さい。」
簡潔に言って、次回、オルガ生存、日本=世界崩壊危機多発国(?)、ニキが上手くかけない、の三本でお送りします
マシュ「・・・・・・なにこれ?」