え?千佳ちゃんこの匂い纏ってレイジさんの膝に座ってんの????(座ってません)
アザトスギルッッ
「戦闘終了。」
「お疲れ様〜。なにー?しょうちゃんったら1発目思いっきりくらっちゃってるじゃないの〜。」
ふよふよと降りながらもミスを突いてくるレン。
「うっせ。あの速度じゃ側面なんか見えないんだよ。」
軽口も程々に本部へ連絡を入れる。
『此方田口、新型を撃破しました。コレ、そっちに送りましょうか?』
新型の死体を観察しつつ本部へ移送するか確認を取る。
『こちら鬼怒田、開発室の診察台を空けておる。そっちに送ってくれ。』
お、あのでっかいの空いてんのか。
あれ診察台っていう割には硬いんだよなぁ。最早実験台だろアレ。
『田口了解。』
って言うわけで新型ちゃんは更迭です。硬いベットを味わいな。
「しょーちゃんソレ私がするわ。ちょっと休憩なさいな。」
そう言うとレンは新型に向かい準備を始めた。
「すまん、頼む。」
正直これからどれだけ戦うことになるかわからない中少しでもトリオンが節約できるのはありがたい。さすがレンさんだぜ。わかってるぅ〜
すみません。
バッチリ睨まれた。
目ぇないくせに
ごめんて
「ボール生成、他体接続。座標把握、目標診察台。物体転送準備完了。」
機械的に、かつ確実に準備を終えレンが管で繋いだ新型に正面する。
「物体転送。」
少しの発光と崩れるトリオン体。
このトリガーが万能型と呼ばれる所以。
これで自分も転移できりゃ文句はなかったんだがなぁ。
そうぼやきつつ本部へ確認をとる。
『今送りました。開発室の方届いてますかね?』
『確認した、これから解析に入るワシはここにおる様にするから何かあればすぐに言え。お前さんは特に被害がなかったとは言え一度攻撃を食らっとる。不調があればこの後の戦闘に差し障る。』
この人なんでこんな優しいのに離婚したんや。
『今のところ大丈夫そうです、有難うございます。鬼怒田さん。』
通信を切り、レンにトリオン感知を行ってもらう。
「しばらくは大丈夫そうね。一度退がりましょうか。」
そうレンが言い、こちらを向いた瞬間、風間さんの声が俺の意識を叩き起こす。
『田口!来たぞ、人型だ!!』
休む暇も無いとはこういう時に使うのだろう。
「田口了解、レン。」
「えぇ、移動補助、推進。」
上空へ飛び上がり、通信で聞いた方向へ向き直す。
そして
「「推進」」
----《こっちだ》
白い、事務的な小さなタグ。
さすが風間さん。
「推進!」
タグの飛んできた方へ軌道を無理矢理変える。
無理な軌道変更でも、レンの補助によって体制は理想的なものへと変わる。
「拡張!硬化!」
ブレードを長く形成し直し横手に構える。
「トリオン感知、…っ!!推進!!」
一瞬、余りに広いトリオンに惑わされそうになりつつも、一番大きなトリオン反応へ突っ込む。
ドカンッ!!
「あぁん?」
エネドラが知覚したのは大きな音、急に現れた馬鹿みたいに長いブレードトリガー、そして半分に断たれた己が体であった。
「ハンッ、まだもう一匹いたのか。」
強がるエネドラだが、内心で警戒レベルをかなり上げていた。
「コソコソ隠れる奴らは増援も隠れながら来るのかァ?」
「ソイツはそのまま吹っ飛んできたんだよ。見えなかったの?」
理解しきれていないエネドラを菊地原は煽る
そして、同時に田口へと報告もしていた。
『田口さん、ソイツ色んなところからブレード出してくるよ。気をつけてね。』
「なるほどな、そんであんなに広範囲にトリオンが舞ってたのか」
菊地原の秘匿回線も虚しく、そう口にしてしまったS級は続け様にトリガーを発動させ、疾る。
「トリオン感知、観察、弾丸、硬化、もっかい硬化。」
周囲の気体となっているであろうトリオンを避け、人型の逃げ道を塞ぐためにレーザーを放ち、ブレードとシールドを固めて突撃する。
「まずはそのあからさまな奴からだな。」
ザンッ
人型の中にある硬質なものを切り裂く。
崩れ落ちる人形に寄り、菊地原は溢す。
「なんだ、人型もこんなもんなんだ。」
遅れた挙句文も拙い…申し訳ないです。
改善とかあればください…