ヒヨコの冒険   作:ふに

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とりあえずイロイロな世界に行く感じでやってみようかな~っと勢いで始めたいつやめるかわかんない感じの小説ですw


ヒヨコの選別

とある異世界、そこに住むすべての生き物は1つのスキルを生まれてすぐに修得する

火を操ったり、水を出したり、雷を纏ったりと、多種多様な能力がある

そして、肉を食べるためには多種多様な能力を持つ獣を狩らねばならない

 

まぁ、何が言いたいかというと、だ

人は安定を求め、家畜を飼った

野良の動物だけでは安定して食べられないからだ

 

だがしかし、すべての生物は1つのスキルを持って生まれてくる

ならば赤子の内に、物が考えられない内に、危険なスキルを持つものを排除すればいい

結果、家畜を選別する職業が生まれた

 

 

【鑑定】

このスキルを持つものが、選別ことで、家畜を飼う家は安心して飼うことが出来るのだ

 

たとえばそう、ニワトリとか---

 

 

ピヨピヨピヨピヨ

 

「♂:火炎弾:処分、次」

 

排気口のようなところに投げ捨てられたひよこは、多種多様な処刑法により完全消滅される

 

「♀:火耐性:おk、次」

 

要は火系のスキルを持つと火で死ににくくなるので、火炎放射や電撃などで対応出来ない属性攻撃を、下で待っている局員が始末していくのだ

 

「♂:物理攻撃無効:TUEEEE…まぁ攻撃系じゃないし…でもメスじゃないから肉にするんだよな…刃物通らねぇと解体出来ねーし、勿体ねぇなぁ、処分、次」

 

このように、人が持って生まれれば、売られたり奴隷にされたりするような希少スキルもひよこが持って生まれたりする

 

「♂♀:状態異常無効:お、あ~…何だこりゃ?」

 

鑑定師の男はマニュアルを取り出し流し読みしていく

 

「♂♀、♂♀っと…あった、ふたなりって…すげーなw 属性耐性or無効;おk 物理耐性or無効系:処分 攻撃系:処分 移動系:おk 転移系:処分 各種状態異常耐性or無効:おk …各種、か、こいつ、毒とか麻痺とか書いてないんだよなぁ… 不確定要素:処分 デスヨネー 処分っと」

 

 

この日、ひよこ選定所に衝撃が走った

 

「死なないひよこがいる」

 

最近は雇われ冒険者がレベルupの為にヒヨコを殺すのだが、このヒヨコ、どんなスキルでも死ななかったのだ

大体の場合は2~3種の属性攻撃を受ければ無効系だろうと死ぬ、ソレでもダメならナイフでとどめをするのがなりたて冒険者たちの仕事の一つなのだ

ヒヨコキラーの称号をいつの間にか手に入れることができ、ヒヨコに対して攻撃力2倍、筋力+1、というとても便利な称号なのだ

もちろんほとんどの冒険者が持っていたりする

 

少し脱線したが、どんなスキルにも耐えぬいたヒヨコが存在してしまったのだ

 

【♂♀:状態異常無効】

 

「このスキル、見たこと無いけどどうやったら死ぬんだこれ?」

 

「状態異常無効だからなぁ、毒とかは効かないにしても、ナイフがはじかれるって、どんなヒヨコだよ…」

 

「でもこれって、処分できなかったら俺らのせいになるんじゃねーか?」

 

「!? や、やべーな、マジどうすんだよ、魔法も効かねーし、しかもこいつ、攻撃受けてんのに寝てやがるぞ…」

 

「…成長しても、たかがニワトリだろ? だったら今のうちに森に捨てちまわねーか?」

 

「「それだ!」」

 

 

こうして1羽のチートヒヨコが生き残った




最初はどこに行こうかねぇ
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