とあるベルカの王国
「緊急会議をはじめる、議題は占いに黄色の魔王が出たことだ」
ざわざわざわ・・・
「静粛に! では、報告を頼む」
「まずこの魔王が現れたのはオケアスの森、ちょうど1番国から辺境の辺です 現れてしばらく立った後魔物が活性化、一斉に冒険者を襲いはいめましたが、撃退に成功」
おぉ…!
「続けなさい」
「ハ! 魔王が通り過ぎた後が確認され、その跡は横幅3mほどの削り取られた道のようになっており、整備すれば街道として使えるかもしれないとの報告も上がっております」
「・・・続けて」
「ハ! 魔王はそのままヘーレンベルグの街に奇襲をかけ、門番数名と周辺の住民が吹きとされ打撲などの傷を追ったようですが、頭から落ちたっものが数名死亡し、家も通った先の報告通りmの道を形成しました」
「…その街は城壁が有ったはずだが?」
「城壁もろとも道になったと記録されています!」
「そうか…ならもう、街は壊滅したのか?」
「いえ、魔王は一切立ちどまらず街を貫通して山すら貫通して次の街すれすれを通過、町の住民からは山を登らなくていい道として坑道を整備する案が提出されております」
「その案は街の修繕が終わり次第通しておけ、その後はどうなった?」
「ハ! 道が途中で途切れたところで、魔力反応を探った所、サーチャーにて魔王の正体を確認いたしました!」
「ソレを先に報告せんか!」
「ハ! ありがとうございます!」
「えぇい! 映像を出せ!」
ピヨピヨピヨピヨ
「・・・これはヒヨコではないか?」
「ハ! 道の魔力反応と完全に一致します! 間違いなく魔王です!」
「そうか・・・これが魔王か・・・フ、フハハハハh…」
「壊れた聖王様かわゆす!(どうしいたしましょうか?)」
「とりあえずお前を牢屋に打ち込んだ後、この不思議生物を殲滅する!」
「ハ! しかしながら申し上げます、すでにサーチャーの観測を振り切られました!」
「何をやっとるかー! …まぁよい、占いでいつ王都に突っ込んでくるかはだいたい把握できておる、アレの準備を早急に完成させるのだ! では解散! 総員そいつを牢屋にぶち込んで仕事にもどれ!」
「ハ!」
「お前だよ!!」
「最後の報告を」
「遅いよ! 解散って言っちゃったよ!!」
「暴風により炙りだされたモンスターが多数、山の新坑道から横を通過した街にむけ進軍しております」
「報告遅いぃぃぃぃぃっぃ!?」
「貫通した山脈の1つが、どうやらドラゴンの居る山だったらしく、とてもお怒りのご様子です!」
「…なんでソレ最後に言っちゃうの?」
「趣味です☆ミ」
「牢屋で反省しておけ! 解散!!」
その頃ヒヨコは…
(ヤッベー! 空走るのまじ楽しス!)
虚空瞬動をマスターしていた
抜きはできていないはずなのだが、空気抵抗が殆ど無く、感じているのはそよ風程度だ
そして暴風が地面を襲うこともない、なぜならば見えているからだ
つまるところ、【状態異常無効】のせいである
自身がそのような破壊行為を容認してないので、視界にあるかぎり世界は破壊されることを無効化されたのだ
そもそも無効化しないとすでに虫さえまともに食べれない状態だったりするのだ
食べようと近づく → 一帯爆散(無効化)→ 虫ウマー
これが無意識の内に行われているのだ
擬似的に瞬動術をマスターした縮地を完成させていたりする
自身の容認する破壊においては正常に世界を壊すことができるので、魔王としては最強の部類だったりする
しかし1番見落としていたとすれば、この世界は進化することでヒヨコがいきなりニワトリに変化するのだ
ポケモン風だと思ってくれたらわかりやすいだろうか?
そして走るだけで数多の生物を轢き殺し、経験値はモリモリ溜まった
虫だと思って食べた肉片はその辺りの龍だったり主だったりする
ならいつニワトリに進化してもおかしくはないのだ
【状態異常無効】により、進化は無効化された
はい、ベルカ時代でしたw