レパルドになった男   作:影政

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2話

よく死んだら天国に行くだの地獄に行くだのという話を爺さん婆さんに聞かされていた。

 

俺も今のいままではそう思っていた

 

 

・・・そう思っていたのだが

 

 

 

 

 

 

「何処だ・・・ここ・・・」

 

 

 

 

 

何処からか聞こえてくる鳥の鳴き声 

 

 

何かが遠くで歩いているのか時々パキッと枝か何かが割れる音

 

 

 

そして周りには木、木、木

 

 

 

 

 

どう考えても俺が今いるのは・・・

 

 

 

 

 

森だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えぇ・・・何?人って死ぬと森に行くの?マジで?川とか花畑とかじゃ無いんだ、ええ・・・」

 

 

 

 

なんて事を言ったが流石にそれは無いだろうと思う、いやだって聞いたことが無いよ?人は死んだら森に逝くだなんて、いやそれとも人がそう言ってるだけで本当は森に行くのが普通なのか・・・?

 

 

 

それと一つ気になっていることが・・・

 

「・・・いやひとつどころじゃねえなこれ」

 

 

俺の死んだ時の格好は間違いなくスーツにネクタイ、少しボロボロになってた革靴、入社当初から使っていた鞄に少しダボっとしていたズボン

 

 

 

だが今の俺の格好は、ズボンは袴のようなものに変わっており、上なんてまるで漫画で見るような軍のお偉いさんが来てそうな服を着ていた。

そして何処かしら見覚えのある刀・・・でいいのかわからないがそれを腰にさしていた。

後、これが一番気になっている点だ。

 

 

「・・・これどう見ても人の手じゃねぇよなぁ・・・どちらかと言うと獣とかそっちの手だろこれ」

 

 

手の形は人の手にそっくりなのだが白い体毛におおよそ人のものでは無い鋭い爪、獣と人の手を合わせたみたいになっている。

 

「・・・ん?この音は・・・」

 

色々と確認していると何処からか何かが流れるような・・・というか水が流れている音がした。

という事は川が流れているという事か・・・

 

「丁度いい、喉も乾いてたしついでに鏡がわりに自分の顔確認してみるか」

 

 

さっきから自分の耳の位置がおかしかったりと気になる点が色々と有りすぎるので一度自分の全体図を見よう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、到着っと。

なんか時間がとんだような気がするが気のせいだろ

 

 

そんなことよりもまずは・・・

 

 

「自分の姿を確認っと・・・・・は????」

 

そうして軽い気持ちで川を覗き込み、自分の顔を見たのだが・・・

 

 

「は??は??いやいや、え?あれ?これ・・・この顔って・・・いやいや、え、ちょ、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 

そこには自分の想像とは違った姿が映っていた。

 

ケモミミ生えた獣人かなー程度だと思っていたのに、がっつり獣なんだが!?しかもなんか何処かでみたような・・・

 

「・・・あれ?まてよ?この姿、何処かで・・・」

 

 

だがもう一度自分の姿を見ていると何処かでみたような既視感を感じた。

 

「これ・・・黒目が入ってて若干服も黒っぽいけど、これもしかして・・・・・」

 

 

白い体毛に豹のような黒い点、目の縁が少し赤っぽく本物と違い黒目があるけどこの姿は・・・

 

 

 

 

「レパルド・・・か・・・・?」

 

 

そこに映っていたのは俺が一番好きなモンスターである魔剣神レパルドの姿があった。




因みにレパルドにした理由は作者の好きなモンスターだからです。
弱くたっていいじゃない、だってかっこいいもの・・・
正直ギュメイの方が強いと思うけど、レパルドの方が個人的にカッコいいと思ってるので実質レパルドの方が強い(?)
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