あーたらしいあーさがきたー
なんて柄にもなく歌いながら起きた。
一瞬何処だここ?と思ったが昨日のことを思い出して夢じゃ無いんだなと改めて思った。
まぁ、レパルドになれて嬉しいし折角の第二の人生・・・いや魔物だから魔生?を楽しんでいこう・・・
と思っているとぐぅ〜と気の抜けた音が腹からした。
「・・・朝飯食うか」
とはいえ朝から魚は焼くまでに少し時間がかかるし何より塩も何も無いと・・・いや別に塩がなくても美味しいのだがどうせなら塩が欲しいじゃんアゼルバイジャン。
そんなことを思いながら森を歩いていると遠くに赤い木の実のようなものが見えた。
「お、あれは・・・」
近寄ってみると思った通りリンゴだった。しかも俺の知ってるやつよりもでかい!
「これは美味そうだな!」
早速木を登ろうと木に近寄った瞬間
腹に衝撃が来た
「ぐっ・・・!?」
いきなりだったので受け身はとれなかったがこのまま追撃を喰らうのは勘弁願いたいので直ぐに身を起こすと何かが突進してきたのが見えた。
「くそ、いきなり初戦闘かよ・・・!」
ギリギリのところまで引き付けて蹴り飛ばしながらそんな事を呟いた。
ってか痛え!?なんだあいつ硬っ!?蹴ったところががジンジンしやがる!
誰なのか確認するため蹴り飛ばした方向をみるとそこにいたのは一匹の虫のような奴だった。
「貴様・・・ワシの住処に手ぇ出すとはいい度胸じゃの・・・覚悟は出来てるんじゃろうな!!」
明るい緑色の体に紫のスカーフの様な物を首に巻き、まるでヘラクレスオオカブトの様な姿をしたソイツは、
「ヘラクレイザー・・・!」
Sランクに位置している自然系の魔物ヘラクレイザーだった。
どうやらあの木はアイツの住処だったらしい、そりゃいきなり自分の住処に誰か入ってきたら怒るよな・・・とりあえず誤解を解かなきゃな。
「あー・・・すまんお前の住処だとは気づかなかったんだ。俺はそこになっている木の実が欲しいだけで・・・」
「やかましい!問答無用じゃ!!!」
聞く耳なしかよ!
物凄い勢いで突進してきたヘラクレイザーの攻撃を避けて・・・!?
「ぐはっ!?なんだ!?」
避けたはずなのに衝撃が・・・!何で・・・!
「ちぃ!当てたのにまるで手応えが無いのぉ!」
!拳か!ツノにばっか目がいっていたけどそりゃゲームじゃ無いんだし普通に拳とか使うよな!
仕方ない・・・話し合いで解決したかったがあの状態じゃ何も聞いてくれねぇだろうしな・・・
俺は腰につけてある剣を一本抜いて構えた。そしてそれを見たヘラクレイザーもまた突進の構えをとった。
さぁて初めての戦闘だが、やってやろうじゃねぇか!
次は戦闘回です・・・描写うまく書けないかもしれないけれど・・・
ヘラクレイザーが最初の相手なのは何となくです、特に深い意味はありません。