レパルドになった男   作:影政

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6話

グゥーーー

 

さっきのヘラクレイザーに罪悪感を抱いていると腹が鳴った。

そういえば木の実食べてなかった・・・さっきの戦闘と思いがけず住処を手に入れた事で頭いっぱいになって忘れてた・・・

 

早速新しい住処である木によじ登って木の実をとって口に運ぶ。

 

「お、これうめぇな!」

 

普通のリンゴより大きく甘味も普通のより多めで凄え美味い、いやマジでうめぇなこれ!

 

 

 

 

 

 

・・・・この後食い過ぎで腹が痛くなって小一時間程度動けなくなったのは内緒だ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー・・・調子乗りすぎたな・・・いやでも美味かったから後悔はしてない・・・」

さっき漸く腹の痛みがひいてきたので散歩がてら辺りを探索している。

そして歩いていると少し先に道のようなものが見えてきた。

 

「お、もしかして森の外に出られるのか?」

 

どうやら知らないうちに森の外の方まで来ていたようだ、ちょうどいいので少し森の外に出てみよう。

 

もしかしたら近くに街があるかも知れないし、いや行ってみようという訳では無くもし知ってる街ならそれで俺がどのドラクエの世界に転生したか分かるかも知れないと思ったからだ。

・・・まぁレパルドだから9の可能性大なんだが。

 

 

「森の外に出ましたよーっと・・・さあて、此処はどこかなーっと・・・え?」 

 

そして森の外に出て見えたよ、うん、街・・・・

うん・・・・あのさぁ・・・え?嘘だろ?俺ドラクエ9の世界なんだろうなって思ってたのに全然違ったんだけど、え?は?嘘でしょ?

 

 

そこに見えたのは最近見た街で、そして俺の記憶が正しかったらさ、レパルドはこの世界出てなかったはずで・・・しかも最近やったから分かる、あの城は・・・・・

 

 

「まさかのドラクエ11・・・・だと・・・・・」

 

レパルドはおろかギュメイも出てこないはずの世界、ドラクエ11だった。そして間違いなくそうだと分かったのは今見えている街、その奥に建っている城、デルカダール城があったからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ・・・まじか・・・まさかのドラクエ11だとは・・・」

 

 

あの後住処に戻って心を落ち着かせている。というのもまさかの9ではなく11という事実にまだ頭が追いついてないからだ。

 

 

完全にドラクエ9に転生したつもりで居たので不意打ちだった・・・

 

 

「・・・いや、待てよ?というか此処が11の世界だとして何でヘラクレイザーいんの?」

 

確か11にヘラクレイザーは居なかった気がするんだが・・・

 

まぁでも、ゲームと世界が違うんだろ、うん多分そうだ、そうに違いない。

 

若干無理矢理そう思った所でふと欠伸が出た、やばいさっきまたリンゴどか食いしたからか直ぐに眠たくなってきた・・・

だめだ・・・寝る前に歯磨き・・・いやでもブラシが・・・いやでも歯磨きは・・・・・

 

 

 

 

 

 

そんな事を思っているうちに寝てしまったようで、次に目が覚めたときにはもう空がうっすらと明るかった。

・・・・歯とか磨きたいけど、どうすっかな・・・

 

 




魔物って虫歯とか出来ないんですかね?
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