休日、それは学業や仕事に疲れた人々が心身共に癒す日。
だが、ここに2人……休日を先取りして疲れてしまった者がいる。
今日は休日、昨日”夜更かし”してしまったので
昼頃に起きるだろうと思っていたが朝早く起きる事になった。生暖かさとヌメリけ、そしてぴちゃぴちゃという水滴を不快に思いつつ僕は目を覚ました。
「ん、んぅぅ……なにぃ?」
”動かない右腕”の代わりに左手で目を擦りつつ目を開けると──
舌を僕の顔に伸ばしながら眠ってるレヴィがそこにいた…………
(いやまぁ、レヴィの舐め癖は今になった事じゃないか)
そう決断すると僕は”伸ばされた舌”を咥える
「ムグゥ?! ……んぅ、チュルクチュ……ンアッム……ぷはぁ、おはようユーノ」
「はい、おはようレヴィ」
「ゆぅのぉ……」
挨拶を交わすとレヴィはユーノの胸に顔を埋めながら頬ずりをする、どうやらまだまだ甘えたいようだ。それを察してユーノはレヴィを抱きしめ、動かせる左腕で髪を撫でる。
「レヴィ、そろそろ起きようよ。お風呂とかにも入らなきゃなんだし」
「えー! もうちょっとこうしたいー!」
「そう駄々をこねないで、一緒にお風呂入ろ? 髪も今日は僕が洗ってあげるかr」
「入る! いざゆかん暖かいお湯を被りに!」
そう答えるや否や、レヴィは被っていた布団を放り捨てたら素裸なの気にせず風呂場へ直行して行った
「まったく、まってよレヴィー!」
ユーノがそこら辺に落ちてる”衣類”を拾いながら自身も脱衣場へ向かうとレヴィは既に浴室に入ってシャワーを浴びていた。
「〜♪ 〜〜♪ ︎」
それも鼻歌を奏ながらと凄く上機嫌だ。
「そんなに髪洗ってもらうのがいいの? レヴィ」
「うん、ユーノ本人は知らないかもだけどすっごく気持ちいいんだよ」
「それは光栄なことで」
その後ユーノはレヴィの髪を約束通り洗い、そのままの勢いでレヴィに髪を洗われた。
「ついでに体も洗ってー」
「昨日の続きをしてもいいなら考えるけど?」
「流石にご飯食べたいからやめとく」
「よろしい」
2人は体を洗い着替えると、軽く朝食を取りまたベッドに入った。
「さっきは思わず起きちゃったけどまだ眠い」
「そうだねー、二度寝しようか」
「うん……」
そうして二人はすよすよと寝息を立て始めた。
♢
時刻は夕方、レヴィは本日二度目の起床を果たす。目を開けると一緒に眠っていた筈のユーノは既に居なかった。
「ふぁあ……ユーノは先に起きたのか、リビングかな」
そう思い寝室を後にし、リビングに向かった。そこにはソファに腰をかけながら静かに本を読んでいるユーノが居た、此方に気が付くと優しく笑みを浮かべながら挨拶してくれた。
「おはようレヴィ、随分長い二度寝だったね。もう夕方だよ」
「昨日寝かせてくれなかったユーノがそれ言う?」
「寧ろ寝かしてくれなかったのはそっちじゃないかな? そろそろやめようって言ってもオネダリしてさ」
「う、うっさい! 気持ちいいユーノが悪いんだ」
「はいはい僕が悪いですよ」
そう言い合いながらレヴィはユーノの隣に座り、体をあずけ肩に頭を乗せた。
「どうしたの? もしかしてまだ眠いとか?」
「いんや、ただ近くに居たいなってだけ、それとももしかしてお邪魔かな?」
「まさか、甘えたいならどうぞ此方に」
「ありがとう、ユーノ」
「どういたしまして、レヴィ」