骸のヒーローアカデミア   作:ぱのらま

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個性説明会です。




思ってたより不思議な個性

今日は私の個性を調べに病院にやって来た。

 

 

祖母の記録を読み取り、

模倣する未知の個性を調べる為だ。

 

 

様々な検査の結果個性の全容が判明する。

一体どのような個性なのだろうか?

 

 

「検査の結果、個性因子には人骨さんとは別に六つの個性因子が見つかりました。」

 

 

「六つ、ですか?」

 

 

私の個性は近場の死者の骨から記録と、

個性を模倣するものかと思ってたんだが……

どうやら違うらしい。

 

 

「はい。模倣する個性と聞きましたので、

親族の方々に説明し個性の内容を聞き、

個性が暴走した範囲内の人物の血液を採取し、

検査を試みたところ人骨さんのご両親及び、

ご祖父母の個性を持っている事が判明したのました。

つまり冷士さんのご両親、比翼さんのご両親それぞれの個性も保有しています。」

 

 

「私達だけでなく比翼さんの両親の個性もですか?」

 

 

「はい。この点から血縁者の個性を模倣する個性と判断し調べました……が、

であれば何故個性因子を六つだけ模倣したのかと疑問点が浮上しました。」

 

 

「確かにあの場には叔母や従兄弟もいましたし、血縁者は複数人いました」

 

 

「そうですね。

模倣対象は複数人いました。

では何故、六つのみ模倣したのか。

人骨さんは現在、祖母の人格を模倣しています。

故に祖母に印象深い息子達と夫、比翼さんのご両親それぞれの個性を模したのだと思っています。

それにまだ産まれて間もない人骨さんの個性では、

六つまでが限界だったのでしょう。

いやまぁ、六つも持てれば充分ですがね?」

 

 

まぁ確かに一番印象に残っていたのは彼等だったな……

 

 

「じゃあ私は、自分の個性とは別に両親と祖父母の個性を使えるんですか?」

 

 

「おそらくは使えるでしょう。

但し個性が複数存在する為に器用貧乏になる可能性が高いので、そこは要注意でしょうね」

 

 

それもそうだ。前の個性はともかく複数もあればバランスよく鍛えなければ、

宝の持ち腐れとなってしまうし、個性訓練は早め早めに行っておきたいな……

 

 

「はい。ありがとうございます」

 

 

「模倣する個性の話しはこれで終わりますが、

次は人骨さん。

貴女の身体についてです」

 

 

「私の身体……ですか?」

 

 

「はい。産まれた際の容姿はお父さんと

同じ骸骨の姿をしていたそうですね?」

 

 

「そうです」

 

 

「そこでお父さんの組織と人骨さんの組織を検査した結果、同じように骨組織を主体として形成されています。

つまり人骨さんの皮膚や眼は骨と同じ成分で形成されているという事なんです。

どういう事なのか人体を形成するあらゆる要素が

骨組織で出来ているんですね」

 

 

「……え?この皮膚と眼も骨なんですか?」

 

 

「そうなりますね。

脳や血管、あらゆる部位が骨組織で形成された

異形型に見えない異形型という変わった状態です。

まぁ個性には不思議な点もありますし、

お父さんも眼球が無くても見えてますしね……」

 

 

「まぁ……ワタシ眼が無ければ内蔵もありませんしね。

というか父さんも似たような感じですし」

 

 

「ですので、一応知っておいたほうが良いと思ったのでお伝えします。」

 

 

父さんよりも不思議な身体に変わったな……。

生前の私の身体は普通だったから、

これからは牛乳で傷を治せるから良いと言えば良いのだが

 

 

「さて……個性の名前はどうしますか?

個性は名は体を表すわかり易いネーミングをお勧めしていますよ」

 

 

「そうですね。

模倣する骨で模骨とは考えてましたが、

六つ模倣しているなら祖母の創骨、祖父の操骨から、模創操骨(もそうそうこつ)にしたいと思います。

本当は父の冷骨と母の翼竜の名も入れたかったのですが、語呂が悪くなりそうで…」

 

 

「模創操骨ですか?分かりました。

しかし、冷竜・模創操骨もかっこいいと思いますが?」

 

 

「個人的に父の個性が冷骨じゃなくて

氷骨なら氷竜でびびっときましたが、

冷竜はなんというか…ぱっとしなくて…」

 

 

「あー、なんかわかる気はしますね。

とりあえずなにかありましたらご連絡下さい」

 

 

「はい。今日は本当にありがとうございました」

 

 

良しこれからの方針は大分定まってきた。

これから忙しくなるな!

 

 

「ヨホホ……人骨さん。

一応私の個性氷作れますよ?」

 

 

「大分鍛えてからじゃないっけ?父さんのは」

 

 

「しょんぼりーですね……」




という訳で個性は合計7つとなりました。
複合個性ではなく個性を一個一個持っている感じですね。
ただ、骨を中心とする個性にそれぞれ変わっています。

ではまた次回。
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