骸のヒーローアカデミア   作:ぱのらま

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主人公のちょっとした経歴を挟んで受験です。

受験の内容は次話に持ち越しです。


決意と受験

個性の内容と身体の仕組みが分かってから両親を説得し、ヒーローをやる事を決意した。

 

 

「父さんに母さん。

私の個性が前よりも戦闘向きの個性と分かったし、

個性に慣れる為に訓練を行ないたいと思うんだ。

ヒーローを目指す為には鍛えないと意味無いからね!」

 

 

「ヒーローですか?

んー……以前の人骨さんもヒーローでしたし、

勝手は知ってますよね?」

 

 

「もちのろんだ。しかし、私の以前の個性は創骨。

基本的にはサポートが主で丈夫な骨を作って武器にしていたから、

ヒーローとしての基礎知識はあれど前の様にはいかない。

 

なんせ個性が複数存在し、創骨自体も仕様が変わってしまった。

複雑に混ざり合い変化した結果、何らかの変化があるかもしれない。

だからこそ父さんと母さんの個性を詳しく聞き使いこなしたいんだ。

操二にはあらかじめ教えて貰っているから、教えて欲しい!」

 

 

以前の私は超常黎明期から十年程経過してから活躍したヒーローだ。

骨折した人間や動物の骨移植用の骨を用意したり、

当て木代わりの骨を形成したりと、

医療系ヒーローの真似事と被害者のケアを行うヒーローだった。

サポートの側面は重要だが、出来なかった事で救えなかった人もいる。

やれることはどんどん増やしたい。

 

 

「僕としては身体は個性の影響により急成長し、

身体が出来上がったのでを鍛えても問題はないと思います。

しかし、見た目は中学生位でも産まれてから一年しかたってませんから、

みんなと同じようにヒーロー高校を卒業し、

ヒーロー免許をとってからじゃないと、親としては心配です。」

 

 

確かに何故か個性の影響で急激な成長を遂げたが、

まだ一歳だ。

今だって幼稚園に通う必要性がないと判断され、六歳まで自宅で両親と共に生活する事になっているが、

親としては他人と触れ合い伸び伸びと育って欲しいのが普通だ。

私もそうだったし、冷士もそうやって育てた。

 

 

「ですから小学校受験迄に個性で出来る事を把握し、応用を考えるのはどうでしょうか?。

骨組織と同じでも鍛えれば筋肉も増えるのは検査で分かってますし」

 

 

「ワタシも休みの日であれば戦闘訓練も行えますよ?。

それに学生の本分です。

学業を疎かにすればツケが回ってきますからね」

 

 

ふむ、確かに以前習った勉強でも少し変わってるかもしれないし、いいかもしれないな。

というか…私が勉強開始したのもう八十年位たってるし間違いなく変わってるな……

 

 

「そうだな……勉強をしっかりやって、

空いた時間に個性訓練をやるよ」

 

 

「それが良いですよ。

さぁ今日は遅いですし明日にでも個性訓練を始めましょう。

急がば回れ、地道な努力が大切です」

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数年で個性訓練や戦闘及び救助訓練もこなし、

特にこれといった事もなく、中学校時代を過ごせた。

今日は待ちに待った雄英高校受験の日。

上手く受験をこなし、合格出来ると良いのだが……

 

 

「さて、持ち物よし、服装よし、体調管理よし……

なら大丈夫だな。」

 

 

雄英高校は倍率300倍とかいう馬鹿げた難易度だ。

私の時代にはまだヒーローという職業が漸く安定期に入るか入らないかといった微妙な時期であった…

 

が、私が試験を受けたときでさえ30倍と高いながらも雄英高校よりは酷くは無かったのだ。

故に前の知識とすり合わせながら受験勉強に励み個性訓練を行った。

息子は以前ヒーローに成るならと雄英高校受験をし、合格して無事卒業した。

そこからどういう内容かを聞き対策を練ったのだ。

ただ、息子の受験した時から三十年程経過してる為、

どうなってるか不安なのだが……

 

 

「個性の影響か自身の経験も模倣が出来たから予習復習は最低限で済んだが、

戦闘が心配だ……。前みたいにボコれれば良いのだが」

 

 

よく分からないが模創操骨は応用の幅が広く、

覚えたい出来事を定着させる事が出来る。

嫌な出来事も良い出来事も等しく模倣する為に良いこと尽くめとはいかないが……

 

 

「さて、と……じゃあ行ってくるよ母さん。」

 

 

「えぇ、怪我に気をつけてね」

 

「あぁ。やれることはやったから、頑張ってくるよ」

 

 

さぁ十六年分の成果をこの受験で実らせようか!

 




次話、雄英高校受験です。
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