骸のヒーローアカデミア   作:ぱのらま

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大分時間がかかってますが、基本的に気が向いたら投稿するスタイルで。この話以降ものんびりまったり投稿してます。
最近感想欄での批判的な文で、失踪される方が多いので、
意地でも失踪しません。
駄文なのは自分が一番理解しているので、為になる批判ならどんどん直します。
逆につまらん、辞めたら?等の何かしらの理由がともわない文は無視します。


受験本番と合格発表

雄英高校に無事に到着し筆、記試験も恙無く進行した。

高校以外に大学で習う箇所も勉強したのが早速役に立つのは、不思議な心持ちになる。

所々に混ぜて来るのは流石倍率300倍といえる。

 

 

「後は……実技試験か。準備して試験会場に向かうか」

 

 

まぁ準備と言ってもトイレで服を脱いで羽根が出るシャツとズボン姿になるだけだ。

この個性社会は羽根や触手を持った人間は不思議ではない。

普通の衣服でも羽根は出せるが、動きやすさはシャツの方が楽だしね。

 

 

「まぁ……なるようになるさ」

 

 

 

 

♦

 

 

 

 

私はプレゼント・マイクのハイテンションなセリフに、

特に反応することも無く実技試験の内容を聞き流していた。

受験生はそれぞれの番号が書かれた会場に行き、十分間の模擬市街地演習を行う。

三種のポイントの異なる”仮想敵”を撃破し受験生はポイントを稼ぐとの事。

四種目の0pの仮想敵も居るらしいが直接見ないことにはわからないな。

妨害行為などは厳禁というのは当たり前であり、特に気になった点は無かった。

 

 

まぁなんとも戦闘系個性持ちしか相手にしてない様な内容ではあるが、

間違いなく救助活動やヒーローとしての姿勢も見られている筈だし、

そこも意識していこう。

何せヒーローとは皆を救う者であり、殲滅者では無いのだから。

 

 

「―――俺からは以上だ!!

最後にリスナーへ、我が校"校訓"をプレゼントしよう。

かの英雄、ナポレオン=ボナパルトは言った!

『真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者』と!!

"Plus Ultra"!!

それでは皆、良い受難を!!」

 

 

「よし、行くかな」

 

 

 

 

♦

 

 

 

 

何時でも行けるよう全身に力を込めながら待っていると、

 

 

『ハイ、スタートー!』

 

 

と、開始の掛け声が投げかけられた。

 

 

「じゃあ、作戦通りにやろうか!」

 

 

背中の翼を肥大化させ、飛ぶと同時にここ数年で実現させた技を発動する。

 

 

「【獣骸骨・猿鬼兵(じゅうがいこつ・えんきへい)】」

 

 

腹部から竜の羽根を生やし、尻にカーペットニシキヘビ(427cm)の胴体を生やしたテナガザルを三十体創り出した。

これは生前から考えていた技なのだが、骨を操作する方法が無かった為にお蔵入りとなったのだ。

 

 

「命令指定、危険な状態の受験生を庇護し、安全な場所へ退避させよ」

 

 

獣骸骨は私の意識を思考ルーチン化し組み込んである為、ある程度の命令は理解し行動する事が出来る。

今回はあまり短すぎず長すぎないカーペットニシキヘビと腕の長いテナガザルを組み合わせ、

仮想敵の邪魔をしたり、危険な状態の受験生を尻尾と手で安全地帯に避難させるよう生み出した。

握力自体は元となるテナガザルと同程度しかないが、私の個性の一部を再現する事により、

さほど問題にはなっていない。再現する個性は翼竜。

 

 

母の個性”翼竜”には飛行能力以外に質量低減の能力があり、

質量低減は自身と触れている物の質量を三分の一にするという能力で運搬作業に打って付けなのだ。

 

 

『標的捕捉ブッ殺s』

 

 

がしゃああああんっ!

 

 

「うわぁ!……って、なんだコイツ骨?。

よくわかんねぇけどありがとな!」

 

 

お、早速役に立ったみたいだ。

因みに今のは背後から襲って来た仮想敵を持ち上げ誰もいない場所に落とした音だ。

まぁ力は猿と同じだから落とすぐらいしか出来ないのだが……

 

 

「……【殲滅転身・連骨銃×二(せんめつてんしん・れんこつじゅう)】」

 

 

両腕に二丁のガトリングガンを創り出し仮想敵に打ち出す。

流石に生物以外を模倣することは出来ないが、それらしく創ることは出来る。

砲身の構造と強度さえ補えば問題ない。

 

 

「な、なんだあの女の子。

飛んで怪物出したと思ったら、ガトリングガン造ってぶっぱなしちまった……どんな個性だ?」

 

 

怪物……やはりもう少しファンシーな見た目にした方が良いのかなぁ?

 

 

 

 

♦

 

 

 

 

「よし……大分片付いたみたいだな」

 

 

ゴゴゴゴゴゴォ

 

 

粗方片し終えた時ソレはやって来た。

 

 

「ん?」

 

 

 

 

♦

 

 

 

 

「ん?」

 

 

『ヤッチマウゾゴラァーー!!』

 

 

十五メートルは有るだろう緑色の巨体が、市街地を破壊しながら突っ込んで来た。

 

 

「はあああぁ!?なんだあの仮想敵、デカすぎんだろ!」

 

 

「これってゼロポイントヴィランってやつだよ!

早く逃げなきゃ!」

 

 

「相手にするだけ無駄だ!。

ポイントゼロで下手したら死ぬぞ!」

 

 

おぉ凄い大きいな……、けどアレを使う対象としてはかなり良い相手だな。

 

 

「さて、やるか」

 

 

「オイ、そこのあんた危ねぇから逃げんぞ!

早くこっち来い!」

 

 

赤い髪が特徴的な青年が手を差し伸べてくるが、

この場以外で試す機会が無いので断らせてもらう。

 

 

「あぁいや、ちょっと試しておきたい事があるんだ。

心配してくれてありがたいけどね。

大丈夫、あの仮想敵は私が倒すから先に逃げなよ」

 

 

「本当に大丈夫なのか…?」

 

 

「大丈夫だよ。

如何なる危機に立ち向かうのがヒーローさ。

私の個性なら奴を倒せる。

ただそこに立たれると巨大化出来ないから、

離れてもらえるかな?」

 

 

まぁ本当に倒せるかは分からない。

何回か使用したが、相手がいなかったからなぁ

 

 

「巨大化……?

よくわかんねぇけど、なんかあったら逃げろよ!」

 

 

そう言うと彼は逃げはしなかったが離れてくれた。

 

 

そのまま逃げても良いんだけどなぁ

 

 

「さてと、【転身骨・我者髑髏(てんしんこつ・がしゃどくろ)】」

 

 

飛行状態で腹部から液状の骨を噴出させ、パキパキと軋んだ音を立てながら巨大な骨組みを創り出す。

 

 

五秒も経たずに三十メートルもある巨大な骸骨に変化した

 

 

『からの、手刀打ち!』

 

 

バギャアァンッ!と音を立てながらメインコンピュータごと頭をカチ割った。

意外に火力が出た為に途中で止めたが、

この形態は嵩張るし目立つから此処で試せてよかったな

 

 

『終、了〜〜〜!!!』

 

 

 

 

♦

 

 

 

 

「人骨。雄英高校から封筒きたわよ」

 

 

「お、今日は父さんも居るし皆で見ようよ」

 

 

「そうね。貴方〜人骨の通知来たわよ〜」

 

 

そう言って父さんを呼びに行く母さん。

合格しただろうか…?

 

 

「封筒の中身は…なんだこれ投射機かな」

 

 

「ヨホホ…ワタシの頃は紙媒体でしたが、大分ハイテクになりましたねぇ」

 

 

「早速見ましょうよ人骨」

 

 

私よりも気になってる両親に急かされる様にボタンを押した。

 

 

『私が投影された!!!』

 

 

小さな映像投射機からオールマイトの映像が浮かび上がった。

 

 

「え」

 

 

何故かオールマイトが出てきた。

貴方プロヒーローでしょうが…

 

 

『初めまして髏々宮少女!私はオールマイトだ!

何故私が投影されたのかって?!HAHAHAHA

それは私がこの春から雄英で教師として務めるからさ!つまり初仕事という訳さ!。

さあ早速、君の合否を発表しよう!

おめでとう!合格だ!筆記試験も全教科満点で、実技での敵ポイントは100P !合格者の中でもトップクラスの成績だ!。

100P自体自体今まで数える程しか無かったポイントだ!』

 

 

そうだった。オールマイトはあん畜生にやられた傷があったし、消耗が激しいのか……

だとすれば譲渡先の後継者を探しに学校に来たのだろう。

 

 

やったぁ!と母さんと父さんが歓声を上がり、

今日は豪勢にしようとまだ再生途中にも関わらず買い出しに行ってしまった。

いや、二人で行くの!?

まだ合格してるか聞いてないだろう!

 

 

『先の実技入試!受験生に与えられるポイントは、説明にあった仮想敵ポイントだけにあらず!実は審査制の救助活動ポイントも存在していた。

救助活動94ポイントを足し合計194ポイントだ!

髏々宮人骨くん!敵ヴィランポイントと筆記試験の結果も含めて、文句無しの入試一位通過だッ!!』

 

 

まじですか…私位出来る子は昔なら居たけど、

大分質が落ちたんだな……

いや、以前は個性犯罪が今より盛んな時期だったから、平和ボケしているのだろう

 

 

『さあ、道は拓かれた!来いよ髏々宮少女!雄英が、君のヒーローアカデミアだ!!

雄英で待ってるぞ!!』

 

 

「っし、後は学校で単位取って卒業するまでよ!。

個性を今より伸ばして頑張らないとな」

 

 

オールマイトによる合格発表を見終わった私は、両親が帰ってくるまでじっと待ち続けるしか無かった。

 

 

「何が出るか楽しみだなぁ……」




よくある入試光景です。
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