今回のお話は、全体的に翔太と五月に焦点を当てたお話になってます。
それでは、どうぞ!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・大丈夫か?」「大丈夫?」
図書室・・・来たる来週の中間試験に向け、勉強会のために集まったのだが・・・頬に綺麗な紅葉の跡が残る風太郎を、翔太と三玖が心配して、そう問いかけた。なんでも、五月と二乃を勉強会に勧誘したらしいのだが、五月には(定番のノーデリカシー風太郎の)一言によって、断られてしまい、二乃に至っては、誤解を招く言い方をしてしまい、思いっきり引っ叩かれたらしい・・・自業自得である。
(あれからなんも変わっていない・・・どうすれば変わってくれるんだ・・・)
現状、どうすればいいのか・・・方針を考える風太郎を見て、
(また・・・小難しく考えてやがるな、あいつ)
肘を付きながら、翔太はそんなことを思っていた。しかし、風太郎の懸念も一理あるのだ。
家庭教師を開始してから、初めてのテスト・・・ある意味では、一つの目安としての成果が出る機会でもある。なのに、未だに、五つ子揃って、まともに授業ができていない現状は、風太郎が焦るのも無理ないことは翔太にもよく分かっていた。
「上杉さん、佐桐さん!問題です!今日の私はいつもとどこが違うでしょーか?」
(・・・・・リボンか)
四葉の質問に、翔太は彼女のリボンがいつもと違うガラであることに気付いた・・・のだが、
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・Oh・・・」
風太郎の目は絶対零度の目をしていた。その目に、思わず翔太は引いてしまった。
「お前ら・・・もうすぐ何があるか、知ってるのか?」
「・・・無視!!」
翔太が動揺している内に、風太郎が話を進めていた。放置された四葉がショックで叫んだ。
「ヒントは首から上です」
「あ・・・そっか、林間学校だ」
「楽しみ」
「・・・なんでやねん!」
思いっきり中間試験のことをスルーした四葉、一花、三玖の頭に、正気に戻った翔太の(殿下の宝刀スリッパ)ツッコミが炸裂した。
「・・・・・試験は眼中にないってか?・・・・・頼もしいな」
「あはは、分かってるってー・・・」
風太郎の冷めた言葉に、流石の一花も慌てて、弁解した。
「本当かよ・・・」
「上杉さんには難しすぎたかなー・・・」
「四葉・・・その辺にしとけって」
腕を組んで、首を傾げる四葉を制止する翔太、だが・・・
「正解は『リボンの柄がいつもと違う』でした!今、チェックがトレンドだと教えてもらいました!」
「・・・お前の答案用紙もチェックが流行中だ・・・良かったな」
「わ~~~最先端~~~」
翔太の予想通り、風太郎の怒りを買った四葉はリボンを掴まれ、自身の0点の答案用紙を突き付けられ、苦笑いしていた。
「あははは」
「お前らも笑ってる場合じゃねぇぞ。四葉はまだやる気があるだけましな方だ」
笑っている一花に、四葉のリボンを直しながら、風太郎はそう言った。
「上杉の言う通りだな・・・このままじゃ、中間試験は悲惨な結果になるだろうな・・・林間学校も、夢の話になっちまうな」
「ああ。中間試験は国数英理社の五科目・・・これから一週間、徹底的に対策していくぞ」
「「え~~~~~~~~~~~」」
「・・・いやいやいや、頑張れよ」
風太郎の宣言に、悲鳴を上げる一花と四葉に、翔太が思わず突っ込んでいた。
「だから、三玖も日本史以外を・・・・・っ!?」
黙々と勉強を続ける三玖に、風太郎が他の科目も勉強するように注意しようとした時だった。三久のノートを見て、硬直した。なぜなら、
「三玖が・・・自ら苦手な英語を勉強している・・・熱でもあるのか?勉強なんていいから休め?」
「おいおい・・・!?」
混乱する風太郎に、お前がそんなことを言ってどうする、といった表情で呟いた翔太だった。
「平気・・・少し頑張ろうと思っただけ」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
「よーし、みんな頑張ろー!」
三玖の言葉に、思わず言葉を失う風太郎と、その表情から何かを感じた翔太は感心していた。そして、四葉の掛け声と共に、勉強を再開するのであった。
勉強を終え、学校を出た翔太たち。だが、風太郎の顔は険しいものだった。
(くそっ・・・放課後だけでは、時間が足りない・・・週末もどこまで詰められるか・・・)
風太郎がそんなことを考えていると・・・
「・・・ふぅ」
「ひぃぃぃぃぃ!」
一花の吐息が風太郎の耳を襲った!
「そんなに根詰めなくていいじゃない?中間試験で退学になるわけじゃないんだし・・・私たちも頑張るからさっ!じっくり付き合ってよ」
「一花の言う通りだ、上杉・・・家庭教師のお前が焦る訳も分かるが・・・今、できることをやるしかないだろう?」
「・・・一花、佐桐・・・」
一花と翔太の言葉に風太郎は思わず、目を丸くした。
「まぁ、ご褒美くれるんだったら、もっと頑張れるけどね」
「あ、駅前のフルーツパフェがいいです!」
「私は抹茶パフェ・・・なんか言ってたら、食べたくなってきた」
「皆、誘って、今から行こうか?」
「一刻も早く帰りたいんじゃなかったのか?」
一花たちの言葉に、風太郎の冷めた突っ込みが入った。そんな彼女を見ながら、ため息をつきながら、
「・・・まぁ、そんなに焦らなくてもいいのかもな」
「そういうことだな・・・ほら、呼ばれてるぞ?」
「上杉さんっ!佐桐さん!早くしないと置いてっちゃいますよ」
四葉に呼ばれているが・・・
「それじゃ、帰るわ」
「・・・帰るのかよ!」
マイペースな風太郎に思わず、突っ込まざるを得なかった翔太だった。とりあえず、翔太も帰って、夕飯の支度をせねばならなかったため、四葉たちに断りを入れてから、風太郎と途中まで一緒に帰りながら、今後の方針を話し合おうとした時だった。
「って、待ちなさいーっ!」
「「!!」」
「ハァ・・・ハァ・・・」
振り返ると息を切らした五月がいた。いつも通りの風太郎に対し、突然の登場に翔太は思わず、口を開けて、驚いていた。
「あなたたち、あの状況からよく平然と帰れましたね。あそこは一緒に行くところでしょう」
「だって、帰って勉強しなきゃと思って・・・」
「俺も帰って、夕飯の準備をしなきゃいけないしな・・・」
「・・・まさか、そんなことを言いに追いかけてきたのか?」
「・・・・違います」
風太郎の質問に、五月はスマホを取り出し、風太郎に差し出した。
「電話をあなたに取り次げとのことです」
「え?・・・・・もしもし?」
『・・・上杉君、娘たちが世話になってるね』
「おっ・・・お父さん!ご無沙汰しております!」
『君にお父さんと呼ばれる筋合いは無いよ』
「あなたにお父さんと呼ぶ筋合いはありませんよ」
(お父さん・・・?もしかして、五月たちの父親か?)
風太郎たちの言動から、電話先の相手が五月たちの父親かと推測する翔太。その予想は的中していた。電話先は、風太郎の依頼人であり、五つ子の父親・・・中野マルオその人だった。
そのまま、風太郎はスマホでマルオと会話し始めた・・・嘘をつきながらの会話に、翔太は苦笑いしながら、状況を見ていた。だが、ある一言で、風太郎の表情が固まった。
『近々、中間試験があると聞いたが、順調そうで何よりだ・・・少々酷だが・・・こ
こで君の成果を見せてもらいたい』
どんどんと風太郎の顔色が悪くなり、顔から滝のように冷や汗が流れていく。その様子に翔太もただ事ではないと直感し、思わずスマホに耳を近づけた。
『一週間後の中間試験・・・五人のうち、一人でも赤点を取ったら・・・君には家庭教師を辞めてもらう』
「「!?!?!?」」
マルオの言葉に、風太郎と翔太は絶句した。
「か、考え直してください!卒業まで、あと1年半あります!いくらなんでも尚早では!?ただでさえ、5人なんだ。手に負えませんよ!」
『この程度の条件を達成できなければ、安心して、娘たちを任せてはおけないよ。ここでハードルを設けさせてくれたまえ』
「「・・・っ!?」」
『それでは健闘を祈る』
容赦ない宣言に、翔太と風太郎は思わず、言葉を失った。そのまま、マルオからの電話は切れてしまった。
「・・・くそっ!」
「私のスマホですけど!?」
やり場のない怒りをスマホをぶつけようと、地面に投げつけようとした風太郎を、慌てて制止する五月。
(全員赤点回避・・・どう考えたって、時間が足りなすぎる!さらに、二乃や五月の信頼もまだ得れてない・・・・・そんな状況で、このノルマは・・・不可能だ)
その傍らで、冷静に状況を分析する翔太も冷や汗を流していた。
「・・・父から、何を言われましたか?」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
五月の問いに、翔太と風太郎はアイコンタクトを取り、頷いて・・・
「・・・世間話をしただけだ」
「それだけでその汗の量ですか!?」(嘘つくの下手すぎだろう!?)
嘘が下手な風太郎の言葉に、思わず突っ込んだ五月と翔太のツッコミが被った。
「とても、そうは見えませんが・・・」
「ちょっときついことを言われたんじゃないか・・・そうだろう、上杉」
「あ、ああ・・・それよりも、自分の心配をしたらどうだ?中間試験の対策はしてるんだろうな?」
翔太のアシストに頷きながら、風太郎は話を本題に移した。
「も、問題ありません・・・!」
「問題ないわけあるか・・・今日やった小テストの点数悪かったろう」
「・・・見たのですか!?」
(・・・・・悪かったんだな)
風太郎のハッタリに、正直に反応した五月に、風太郎と共に頭を抱える翔太。
「分からない箇所があったら、教えてやるぞ?」
と、風太郎は、彼なりに五月の頑張りを配慮しての問いかけだったのだが・・・
「なんですか!私が信用できないのですか?」
風太郎の言葉に機嫌を悪くしてしまった五月は、頬を膨らませながら、怒りを露わにした。
「あなたに教えは乞わないと言ったはずです!聞くとしても、佐桐君に教えてもらいますから!」
「佐桐だって、万能じゃない!要領が悪いお前が、佐桐にだけ頼っていたって、限界があるだろうが!?俺にも、聞いてくれれば、分かりやすく教えられる・・・三玖や一花を少しは見習え!」
「う、上杉・・・その辺で・・・」
空気が険悪になっていくのを感じた翔太は、風太郎を制止しようとしたのだが・・・
「・・・あなたは忘れているでしょうが・・・私は最初にあなたを頼りました・・・
それを拒否したのはあなただったでしょう・・・嫌々、相手にされるなんて、御免です!」
「っ・・・!」
「(・・・・・不味いな)ちょっと、落ち着け、二人とも・・・!」
五月の言葉に、上杉の顔に怒りが浮かんだ。あまり口を挟むべきではない、と考えていた翔太だったが、今はそれどころではなく、二人を制止するため、間に入ったのだが・・・
「だったら・・・!お前一人で、合格できる、っていうのかよ!?」
「できます。たとえ、中間試験に間に合わなくても・・・」
「それじゃ駄目だ!今回、赤点なら次は無い!」
「・・・えっ?」
ヒートアップした風太郎は制止を聞かず、五月に問いかけた。風太郎の切羽詰まった言葉に、流石の五月も言葉が詰まった。
「これも仕事なんだ!我儘言ってないで、受け入れろよ!」
「我が儘を言っているのは、あなたでしょう!」
「お前だって、成績を上げたいんだろう・・・だったら・・・!」
「・・・っ!?よせ、上杉!?」
「黙って、俺の言うことを聞いていればいいんだよ!!!」
「・・・!」
不味いと感じた翔太の言葉もむなしく、風太郎が叫んだ。
「・・・上杉!!!」
「っ!?い、いや・・・い、今のは・・・」
「・・・あなたのことを少しは見直していたんですが・・・私の見込み違いだったよ
うですね・・・・・所詮、お金のためだけですか」
翔太の怒りのこもった呼びかけに、我に返った風太郎だったが・・・既に五月の顔は失望の色に染まっていた。
「・・・金のために働いて、何が悪い・・・何不自由なく暮らしているから、そんなことが言えるんだ・・・仕事じゃなきゃ、誰がお前みたいな「いい加減にしろ!!」っ!?」
風太郎の言葉を、遂に堪忍袋が切れた翔太の言葉が遮った。普段の翔太とは、異なる声色に風太郎は思わず言葉を止めた。
「・・・もういいです!無理して教えてもらわなくても結構です!」
「五月!」
冷静になった五月は、そう言って、翔太の制止を振り切り、行ってしまった。
「・・・・・・・・・・・」
「上杉・・・確かにお前は勉強ができるのかもしれないがな・・・あいつらは人形じゃない・・・お前が背負ってる物は分かるが・・・だからって、あいつらに自分の考えを押し付けるのは、間違ってんだろうが!」
「・・・・・っ!?」
「・・・頭冷やせ・・・!」
風太郎に最低限のことだけを伝え、翔太は五月を追いかけた。翔太の言葉に何も言い返すことができなかった風太郎は自分が言ってしまったことを後悔するのだった。
「五月!ちょっと待てって!」
早歩きで進む五月に、走って追いついた翔太だったが、五月は呼びかけに応じず、黙って歩き続けていた。
「確かに上杉の言い方にも問題はあったが、あいつだって、あんなことを言いたくって、言ったわけじゃない!それくらい、お前だって、分かってるだろう・・・?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
その言葉に、五月の足がようやく止まった。落ち着いたのかと、翔太が安堵した時だった。
「あなたも、上杉君の味方をするですね・・・」
「・・・五月?」
「・・・・・私を追いかけてきたのは、上杉君に頼まれたからですか?それとも、自分の保身のためですか?」
「・・・な、何言ってんだ・・・?」
「あなただって、本当は報酬の為だけに、私たちの家庭教師をしているのでしょう!」
「・・・・・いい加減にしろよ、五月・・・誰がそんな理由で・・・!」
「じゃ、佐桐君は何のために、私たちの家庭教師をしてくれてるんですか!?」
「・・・・・っ!?そ、それは・・・」
未だに感情的になっている五月の言葉に、思わず翔太も言葉を荒げてしまいそうになるが、五月の言葉に、思わず言葉を詰まらせてしまった。家庭教師を引き受けた本当の理由を話すべきか、どうか迷った翔太・・・だが、それがいけなかった。
「・・・・やっぱりそうなんですね・・・」
「っ・・・そ、そうじゃない・・・!」
「・・・・・上杉君にもお伝えください・・・私はあなたたちから、勉強を教わることは絶対にないと」
「・・・ああ、そうかい・・・!分かったよ、この分からずや!お前がそこまで言うのなら、勝手にしやがれ!頼んだって、誰が勉強を教えてやるか!」
そう言って、二人はにらみ合い、五月と翔太は違う方向へと歩き出した。
(・・・やっちまった)
翌日・・・本日は土曜日とのことで、朝から勉強会をすることになっていたため、歩いて中野家のマンションへと向かっていた翔太の顔は暗かった。
(ただでさえ、上杉への信頼がマイナスになってんのに、俺までそれを悪化させてどうする・・・)
昨日のことを思い出し、更に自己険悪に陥る。
(こんなとき・・・あの人なら・・・)
思わず、そんなことを考えてしまう程に、翔太は追い込まれていた。そんな時だった。
『ビービービー!!!』
「っ・・・!?こんな時にかよ・・・!」
スタッグフォンから、ガイアメモリが使用された反応を示す音が鳴り響き、翔太は苦い顔をした。すぐさま、場所を確認し、翔太は駆けだした。
「おらぁ!おらぁ!アハハ!全部、壊れちまえ!」
街の一角・・・そこで、ドーパントが暴れまわっていた。手から、爆弾らしき物を放り投げ、周囲に爆発を起こしていた。煙と火の中で、人々が悲鳴を上げながら、逃げていた。
「さてと・・・それじゃ、次は・・・お前だ!」
そう言って、ドーパントは逃げ遅れた親子に、爆弾を投げつけたが・・・
「はぁ!」
ドヒュン!ドヒュン!
「な、何!?」
爆弾は空中で爆発・・・いや、風の弾丸によって、打ち落とされていた。慌てたドーパントが、弾が放たれた先を見ると、
「はぁ!!」
「・・・ぐわぁ!?」
ハードボイルダーに乗った、ダブル サイクロントリガーがドーパント目掛けて、追撃の弾丸を放っていたところだった。その直撃を受け、ドーパントは倒れ込んだ。
「か、仮面ライダー・・・!」
「今のうちに、早く逃げな」
「は、はい・・・!」
娘の問いかけに、ダブルは早く逃げるように促し、母親が娘を抱えて、避難した。
「き、貴様ぁ・・・俺のゲームを邪魔しやがって!?」
「うるせぇ!こっちが色々悩んでいる時に、ゲーム感覚で、こんなことしやがって!」
『翔太・・・君の意見にも賛同する部分はあるが、半分は私事だろう?』
「うるせぇ!さっさとケリ着けるぞ!」
「『さぁ・・・お前の罪を数えろ!』」
感情的になっている翔太を、フィリップが諫めながら、二人は決め台詞を言ってから、ハードボイルダーから飛び降り、トリガーマグナムをドーパントに向け、連射した。
「ぐ、ぐわぁ!」
「そらそら!どんどん行くぜ!」
連射しながら、ドーパントに接近したダブルは、
『Blizzard!』『Metal!』
『Blizzard! Metal!』
メモリをチェンジし、接近戦に持ち込む。氷の力を付与したメタルシャフトを叩き込む。氷と鉄の高度を併せ持つ、重い一撃がドーパントを大きく怯ませていく。
「こ、このぉ!」
このままやられてたまるか、とドーパントが反撃として、手のひらからいきなり爆発を起こした、が・・・
「はぁ!」
右腕を突き出したダブル・・・その瞬間、ダブルの前に氷の壁が表れ、爆発からダブルを守った。そのまま、
『Heat!』『Crusher!』
『Heat! Crusher!』
「おらぁぁ!」
メモリチェンジし、氷の壁をクラッシャースレッジで砕き、その破片をドーパントにぶつける。
「どっせい!」
「ごはぁ!」
体制を崩したドーパントの腹部に、容赦なくクラッシャースレッジを叩き込む。あまりにも重すぎる一撃に、たまらずドーパントも崩れ落ちた。
「こ、これでも喰らえ!」
「ぐっ・・・!嘗めんなぁ!」
ドーパントが奇襲として、腕から放ったミサイルが直撃するも、お構いなしにダブルは追撃に出た。それを慌てて、ドーパントが回避する。
「くそぉ!おとなしく倒されやがれ!」
『翔太、落ち着け!冷静に・・・』
「うるせぇ!」
フィリップの制止も聞かず、翔太は再びクラッシャースレッジを構え、ドーパントに突っ込んだ。
カチッ!
「うん・・・?」
ドゴン!!!
「ぐわぁぁぁぁぁ!?」
何かを踏んだと思った瞬間、ダブルの足元で大爆発が起きた。直撃したダブルは大きく吹き飛ばされた。
「な、なんだ・・・今の・・・!?」
『・・・おそらく、地雷だろう・・・さっき、倒れた時にしこんでいたんだ』
「へへっ・・・・・まんまと引っかかりやがって」
ドーパントは罠が上手くいったことを喜びまがら、手を叩いていた。
「お前には悪いが、俺のゲームは始まったばかりなんだ・・・邪魔しないでくれるかな?」
「こ、こいつ・・・!?」
「じゃあな・・・正義の味方さん」
そう言って、ドーパントは小型爆弾を数個投げつけた。未だにダメージが抜けていないダブルはそれを回避することができず、
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
爆弾が直撃し、ダブルの身体に火花が大きく飛び散った。
次回 仮面ライダーW
『戦慄のT/気付く本心』
これで決まりだ!
まさかのW敗北!?
次回に続きます。
仮面ライダーアクセル参戦決定!ヒロインは誰がいいですか?(すみません、オリジナルヒロインだと、更に介入難しそうなので、削除しました)
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一花
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三玖
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四葉
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絶望が・・・お前の花嫁(ゴール)だ